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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【よさこい】よさこいを知ろう~地方車編~


「よさこい」について
どまっぷと一緒に勉強しよう!!

のコーナー(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ

 

第二回!!

 

今回はみなさんがお祭り前に必死に絵を描いたり組み立てたりしている

パレードで必要不可欠なアレ・・・

 

引用:https://blog.goo.ne.jp/wanisola/e/2392530945954ca5b296367fc29bfc91

 

地方車です(゚∀三゚三∀゚) ウホー!

(ちなみにとらっくよさこいさんの地方車が好きなので画像引用させていただきました!!)

 

今回はそんな地方車についてみなさんとともにお勉強していきたいと思いまーす。

サラッと読んでもらえる内容となっています!!多分。

 

これでみなさんの地方車に対する長年の疑問が解決されると思います((*´∀`))ウキャキャ

また、よさこいを始めて間もない方にとっても参考になれば嬉しいです!!

 

※ちなみに具体的な作り方については省いています。
もっと根本的な「地方車ってそもそも何?」ていうところです。

 



 

目次

 

1.地方車って何??

 

まずそもそも。

地方車って何?

っていうところから。

 

各お祭りの参加要項から抜粋します。

 

よさこい祭り(高知)

 

地方車と書いて「じかたしゃ」と呼ぶ。移動可能なチームの櫓であり音楽の発信源でもある。

夜になるとネオンを灯したり、ドライアイスが吹き出たりと奇想天外な装飾を凝らした地方車も少なくない。

いざ、踊りが始まると、そこはミュージシャンのステージへ。ボーカルによるマイクパフォーマーや、太鼓の音などが響き渡り、祭りを一層盛り上げる。

 

YOSAKOIソーラン祭り

 

≪地方車(じかたしゃ)とは≫
音響設備を積んだトラックで、パレード演舞の際に、踊り子を先導して走ります。

音楽を鳴らし、装飾によって視覚でもチームをアピールすることのできる、パレードの花形です!

 

にっぽんど真ん中まつり

 

パレードのときに音響機材を積んで、チームを先導する自動車のことで、「じかたしゃ」と呼びます。地方車から音楽が流れ出すと、さっきまで談笑していた人たちが、きりりとした踊り子に変身!

地方車には、音楽や踊りのテーマに合わせて絵を描いたり、布を張ったり・・・。チームごとに工夫を凝らして、オリジナリティあふれる装飾を施すこともあります。

どまつりの「宣伝役」として、街頭に花を添えてくれます。

 

 

3つのお祭りの説明文から共通することは、

 

〇 音響を載せたトラック
〇 チームごとの装飾

 

ということです。

ま、そのままですね笑笑

 

2.何のために準備するの??

 

次はこちら。

何のために準備するの??

ってこと。

 

「そりゃパレードで自分たちの音を流さないといけないじゃん」

「審査に地方車点があるからじゃん」

 

・・・と理由はあると思いますが

ずーーーーーっとさかのぼって

一番最初に地方車が出来たのはどのような経緯だったんでしょうか。

ちょっと歴史のお勉強しましょうね( ..)φメモメモ

 

□ 地方車が生まれた経緯

 

よさこい祭りの記念すべき第一回目は1954年8月10日・11日に開催されました。

ただしこの時には地方車はありませんでした。

次第に回数を重ね、祭りが大きくなるにつれて踊り子たちが街を練り歩くようになり、

音響設備も一緒に移動できるよう考えられたのが「地方車」なのです。

引用:http://drive-love.jp/drivpedia/2017/12/post-199.html

 

元々よさこい祭りに地方車なかったんです!!

 

前回の「よさこいを知ろう」のブログでもありましたがそもそも開催に至った理由として

 

「市民の沈滞ムードを一新するため、

阿波踊りのようにみんなが楽しめ、

永続性のある祭りをつくろう!!」と、

 

阿波踊りを意識していることからもわかるように

練り歩き(=パレード)として街頭を練り歩くということは元々視野に入れていたそうです。

 

□ 道路交通法の壁

 

ただし当時道路を練り歩くには「道路交通法」という壁があったんです。

阿波踊りはそもそもその歴史からもわかる通り「道路交通法」が制定される以前から行われていたお祭りのため、法律的にも問題にはならなかったそうです。

ただしよさこい祭りは道路交通法が制定された後にパレードをしようとしていたため、

そこをクリアする必要がありました。

ただしそう簡単にはクリアすることができず、

第一回(1954年)~第三回(1956年)まではパレードはできなかった、ということです。

そしてようやく第四回(1957年)に道路の使用許可が降り、

移動式の音響設備として「地方車」が生まれたのです!!

引用:https://kochirashisa.com/archives/kochi-44/

 

ぜんっぜん知らなかった(◎-◎;)!!

 

□ エンタメ的にも

 

これはただの考察ですけど

エンタメ的に考えてもいわゆるステージ演舞(もちろん基本流し踊りなので今でいうステージ演舞とは異なります)っていうのは

ステージが固定されているのでお客さんはそこに集中していまいますよね。

小規模ならまだそれでも問題ありませんけど規模拡大に伴ってお客さんが増えると

どんどん人だかりができてしまって後ろの方とか全然見えなくなるじゃないですか。

 

そういう意味でパレード、流し踊りってそれを解消できるというか。

練り歩くことによってお客さんは分散されますし、

踊り子とお客さんの距離はぐっと縮まるので迫力も味わえますよね。

 

□ いろんな地方車

 

ちなみに、、、

こちらの「とらっくよさこい」さんのサイトには

昔の地方車が年代ごとに掲載されていますが、

今みたいに細かい規制がなかった頃は今では想像もできない地方車があったようです・・・。

 

(す・・・すごすぎる・・・)

逆に今参考になるのかも・・・。

 

3.何で「じかた」っていうの??

 

最後はこれ。

最大のミステリー笑笑

 

「地方車ってなんで

「じかた」っていうの?」

 

おそらくよさこいを始めたばっかりの人は

ほぼ全員疑問に思います。

よさこいあるあるの疑問です笑笑

 

でも「そういうもんだ」ってそのままスルーしてません??

スマホで文字打つ時も「じかたしゃ」って打ったら「地方者」って変換されて、

「どこの田舎もんだよ!!」ってひとりボケひとり突っ込みしますよね??(しない??)

そして正しい漢字変換をするために「ちほうぐるま」って打ってません??

 

みなさん安心してください。

今回どまっぷがその長年の?疑問を解決させましょう!!

 

(* ̄^ ̄*)エッヘン!

 


□ 地方車の由来

 

地方車はシンプルに

「地方を乗せた車」と捉えましょう。

そのままですが。

 

じゃあその「地方」ってなに??ってなりますよね。

ここから少し伝統芸能の世界に入りますよ( ..)φメモメモ

 

引用:http://www.bunkaplaza.or.jp/jishu/16/dentougeinou/index.html

 

この上の写真。

『連獅子』と呼ばれる演目のほぼクライマックスで「毛振り」をしているシーンです。

みなさん連獅子自体は観たことなくても有名なシーンですよね。

テレビ番組やCMなどでこの毛振りだけやっているとこ観たことありますよね。

 

(ちなみにこの「毛振り」ですカツラがまじで重くて振り回すのにかなり体力的に消耗します・・・コレ豆な)

 

さて、このふたりの獅子の毛振りの後ろで伴奏をしている方々。

 

そうです。地方です。

 

引用:http://miyako-odori.jp/jikata/

 

続いてはこちら。

京都祇園の風物詩「都をどり」から引用しました。

芸妓・舞妓の方が演奏をし、唄をうたいます。

 

こちらの方々も地方です。

 

つまり「地方」とは

唄・演奏を行う方のことを言うのです!!

 

ちなみにその逆、

地方の方々の伴奏に合わせて「立」って舞い踊る人のことを

立ち方と言います。

 

実際のよさこいに置き換えてみましょう。

「地方」とは

 

〇 ステージ演舞では音響
〇 パレード演舞では音響を積んだ車、つまり地方車

 

「立ち方」とは

 

踊り子のみなさん

 

ということになります!!

伝統芸能由来の言葉だったんですねー!!

 

だから装飾自体は別にしてもしなくても音響設備を積んでいたり演奏者がいれば地方車としては成立するんですが、

1972年以降(初の海外遠征(フランスのニースの「ニースカーニバル」)ここから楽曲や振り付けに変化が生まれる)、

チームごとのオリジナリティを追求するようになり、地方車も装飾するようになったということですね。

 

ーーーーー

 

今回は以上です!!

いかがでしたか??

よさこいはそもそも阿波踊りを意識していたものの、

道路交通法の壁もあり道路での流し踊りができなかった。

ただし第四回ではその壁を乗り越え道路での流し踊りができるようになり、

地方車が生まれたんですねー。

 

ちなみに阿波踊りでは地方車はありません。

何故なら全て生演奏だからです。今も変わりません。

今回触れた「地方=鳴り物」の方が同じように練り歩き、

鉦(かね)・三味線・笛・太鼓などを生演奏し、

立ち方(踊り子)はそれに合わせて踊るんです。

 

調べれば調べるほど知らなかったことを発見します。

面白いですね!!

 

次回はみなさんが踊る際の必需品であるアレ」についてです!!

こちらもよろしくお願いします!!



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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