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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

どまっぷ絵本project

『まっぴんの「ねぇ、何してるの?」』

さく・え えど ともゆき
いろぬり かなざし まこと

まっぴんの「ねぇ、何してるの?」
ある夏の日、うら山のてっぺんに何か赤いものがやって来ました。
「やぁ!まっぴんだよ!」
「何やらあっちのほうがにぎやかだな。何があるんだろう!」
まっぴんが街につくと、そこにはたくさんの人!
おどったり、うたったり、夏いちばんのよさこいのお祭りです
「ねぇねぇ、何してるの?」
「これはよさこい祭りだよ!お兄さんはこのお祭りがとっても大好きなんだ。」
まっぴんは頭から押しリマの先までビビビ!っとしていてもたってもいられなくなりました。
大きなトラックを見つけたまっぴん。
「ねぇねぇ、何してるの?」
「うたっているの!私は歌うのが大好きなの!」
街の市場は大盛り上がり。
「ねぇねぇ何してるの?」
「食べて、のんで、おどるんだ。みんなとのビールは最高だよ!」
市場を出ると、おばあちゃんが座っています。
「ねぇ、なにしてるの?」
「私はこの祭りを毎年楽しみにしてるんだよ。この町がだいすきだよ。」
おどりを見ているひとがいます。
「ねぇねぇ、何してるの?」
「私はよさこいを見るためにこの町にひっこして来たの。
あれ見て!私のむすめもおどっているの!踊っているときがいちばん可愛いわ!」
「ねぇねぇ、何してるの?」
「上手でしょ!たくさんれんしゅうしたの!私はママのえがおがだーいすき!」
祭りが終わり、みんな少しずつ帰っていきます。
まっぴんは心も体もポカポカします。
あのおばあちゃんです。
「まっぴん、みんなこの町が大好きなの。」
「終わってしまうのはさびしいけれど、
次の年、きっとまたここで会いましょうね。」
「ねぇねぇ、まっぴん・・・」
おしまい

▼つくった人▼

祭りは誰にとっても特別な1日。
衣装に袖を通した瞬間から違う自分になれると思います。
町いっぱいに“特別”が溢れたら、また豊かな新しい日常に戻れるはず。
この絵本を通して祭りの雰囲気、音、匂い、思い出、、が伝われば幸せです。(さく・え:えど ともゆき)

Twitter(@29tomo83
Instagram(@29tomo83

絵本ですが、もちろんお子さんだけじゃなく大人の方まで、よさこいを知らない方には見てもらいたいです☺
絵を通して、人や街の温かみが伝わると嬉しいです☺
(いろぬり:かなざし まこと)

Instagram(@makoto926