よさこい実態調査アンケート回答後編です!!
前編はこちら
今回は4つの項目のまとめです・・・と思ったけどどうしてもめちゃめちゃ長くなってしまったのですいまてん。
「4. これからよさこいを始めるあなたに」
だけ別ブログにします!
ってことで3項目の回答まとめです!
目次
今回はフリーコメントの回答だったので抜粋です。
似たような意見はまとめています。
1. どのようなキッカケでよさこいを始めたの??
よさこいを始めたキッカケ、動機。
今よさこいをやっているひとはどのようにして始めたのでしょうか??
回答を見たら大きく2種類に分かれました。
① 誘われて始めた系
② 自主的に始めた系
です。
① 誘われて始めた系
大学の新歓で誘われた
友人に誘われた
親族(親や兄弟)に誘われた
お祭りを見に行った際に知り合いに勧められて
職場で誘われた
アルバイト仲間に誘われた
先輩に脅されて
同じクラスの人に誘われた
習い事の先生に誘われました
職場で誘われた
>> 「先輩に脅された」ひとはよさこいを楽しめているのでしょうか??笑
そしてやはり多くのひとは「大学の新歓」など入学式シーズンに誘われて練習に見学に行ってよさこいを始める方が多いようです。
〇 自主的に始めた系
高知のよさこいを見た時から
地元のお祭りを観て
高校時代の友人にどまつりスタッフを依頼され、感動して
東京勤務の時には原宿スパよさをみて感動したから
元カノの同僚がよさこいやってるという話からなんとなく見に行ったのが始まり
よさこいの演舞の魅力を感じた。よさこいの祭りでそうおどりが楽しかった為
バサカニ観覧して楽しそうって思った
>> やはり実際にお祭りでたくさんのチームが踊っているのを観ると圧倒されますよね!
圧倒的非日常感。
また総踊り。踊りを知っていても知らなくても問題なし。みなさんで楽しく踊れる総踊りはよさこいを始めるキッカケにもなりますよね!
金八先生のソーラン節を見て
>> よさこいは知らなくても金八先生のソーラン節はもう有名過ぎてそっちから入る方も多いです!
高校の先輩がどまつりに出ていて、大賞をとっていた!キラキラしてて、あっち側に立ちたいと思った。
>> 大賞演舞やファイナル審査でのあの照明ばちばちお客さんもりもりの舞台で知ってる誰かが踊ってるっていうのは魅かれるものがあります!!
好きな人が出てたので見にいったら、私と一緒にいる時より良い顔で踊ってた…。「そんなに楽しいのかよ!」
>> よさこいに好きなひとを取られたような・・・嫉妬を感じたのでしょうか笑
6年間バスケしてて、それに代わる熱量があることをしたかった。
>> そうです。もうわかりやすくその膨大な熱量を感じられます。
その最たるものとして「大声」。普段大声を出す機会なんてありません。
だからこそ人前で恥ずかしげもなく全力で声を出して、踊るという熱量はわかりやすく伝わります。
ナツメキッを読んでよさこいに興味を持ち、進学する大学のサークルによさこいサークルがあったから。
>> 「ナツメキッ!!」とはよさこいを舞台としたマンガです。他にも「ハナヤマタ」などもあります。
マンガから入るということもあるんですね!
子供を送迎してたら自分もやりたくなった
>> お子さんが既にチームに入られていて送り迎えなどでチームの練習場所に行くとそこには自分と同世代のひとが一生懸命踊っていて、「あ、わたしにもできるんだ」って思ったのかもしれません。
あとは子供と一緒に踊りたい!!っていうこともありますよね。
子供と一緒に練習して、家でも練習して、お祭りで同じ舞台に立つ。
素敵です(*´▽`*)
当時AKBにハマっており、新歓で踊っている先輩を見てこれならアイドルになれると思ったからです笑
>> 素敵な衣装を身にまとって、メイクをして人前で踊る。まさにアイドルですね!!
失恋…笑
>> 失恋の辛さを踊りで発散できましたでしょうか??笑
ノリ!
>> ノリ大事!!イキオイ大事!!
これは別によさこい関係なく「まずやってみる」っていうところですよね。
それで合わなければ辞めればいいんです。
よさこいもみんながみんな合うとは思いません。でもやってみないと合う合わないはわかりません。
なのでほんと軽い気持ちでどこかのチームの体験会に行ってみるっていうのもいいですよ!!
小学生時代から見るのが好きで、やりたいやりたいと思いながらキッカケが掴めず、大学を卒業後ようやく始められました!
>> 10年越しですね!!そこまでの覚めない情熱が実を結んで良かったです。
気軽に踊れる場が欲しいと思った
>> これそうなんですよね。ダンススタジオでレッスンとしてダンスを始めるというのは少し敷居が高いですし、「チーム」っていうより「習いに行っている生徒」っていうスタンスです。
なんかもう一緒に受けてるひとみんな上手くね??って。
よさこいは良い意味でテクニックを競い合うものではないのでその気軽さが良いですよね。
2. 経験者が語るよさこいの魅力とは??
次に「魅力」です。
なかなか実際にやっているひとの声ってわからないですよね??
やっているひとに「ねぇ、よさこいの魅力ってなんなの??」って聞くことないじゃないですか。
ノリもイキオイも大事ですけど慎重派のあなたに参考になれば嬉しいです。
〇 楽しい!!
とにかく楽しい!!踊ることも、お客さんを楽しませることも楽しい!!
思いっきり叫べる!
みんなが笑顔になれる!
踊ることがすごい楽しい
一生青春できるところ。
みんなと踊る事が楽しい。
>> もう理屈とかじゃなくてとにかく楽しい!!っていうのが伝わってきます。
人前で踊るっていうことは「表現する」っていうことなんですけどそこに自分が踊って楽しい、みんなと踊って楽しい、観てくださっているお客さんも楽しい、
楽しさの三原則が含まれています。
はい。勝手につくった造語です笑笑
〇 チームで活動する魅力
誰かと同じ目標をもって作品を作れること
団員やお客さんと一つの感動を作る事ができる所です。
大人数でひとつのものを作り上げること。
メンバーとの間に家族かってくらい一緒に過ごして絆を深めることができること
職種や年齢を超えて広い層の人達と一つのことを頑張る、という社会人になってからは意外に難しいことが出来てしまうのが最大の魅力。
>> 会社だと上下関係、雇用関係、などがあります。
よさこいはそのようなものはありません。踊りたいという気持ちだけです。
ひとつの目標に向かって時には忖度なしでぶつかり合い、時には励まし合い、多くの時間を掛けながら作品をつくります。
だからこそそれが成しえたとき、お祭りで披露できたときの喜び、達成感、楽しさはひとしおですよね!!
また、社会人チーム、ファミリーチームでは自分と全然年の差がある方々と練習やミーティングなどをすることもあります。
全く意見や価値観が異なることもあります。
そこでの気付きやつながりは後々の人生にも活きることがあります。
〇 非日常感
衣装を身に纏うと普段の自分とは違う自分になれる
誰もがエンターテイナーになれる 主役になれる
非日常感を存分に味わうことができる。
俺って1番かっこいいって思える。
誰にでも輝く場所
今までとは違う自分に出逢える。しんどい時もあるけど、それを超える楽しさがある。
>> 普段ばしっとスーツを着てバリバリ仕事をしているビジネスマンも、家事育児で家を守っている主婦のみなさんも、学校で真面目に授業受けてる学生も、
練習着に着替えて鳴子を持てば、衣装を着てメイクをすればそこにはひとりの”踊り子”。
普段とは違う新たな自分の一面に自分で驚くこともあります。
〇 人との繋がり
いろいろなチームと関わることでたくさんの人と話したり交流することが出来る
学年や大学が違くてもよさこいという共通点だけで友達がたくさんできること!
とにかくいろんな人との出会いがある!ウマが合う人も合わない人もいるけど、どんな人からも自分には無かった考え方や感性を得ることが出来て、それは言葉だけじゃなくて演舞やチームの在り方からもすごい伝わってくるものだと思う。見るも踊るも写真を撮るも、多角的な目線から楽しむことも出来るし、生涯の趣味として楽しむことが出来るものだと思っています
幅広い地域や世代を超えた交流の場
よさこいがなければ出会うことのなかった人たちと友達になれること
仕事で嫌なことがあっても、仲間と踊ったら忘れられる。
踊るだけがよさこいじゃない!交流したらさらに楽しみと幅が広がるよ!
見てくださる方に笑顔と元気を届けるよう踊っても、かえってお客様から頑張るパワーをもらったり、その関係が更に頑張るモチベーションになり、快感となり、結果よさこい辞められなくなる。笑
1人ではなく全員で1つのものを作り上げ、想いをお客さんに伝えれるところ。それが伝わった時、認められた時の感動!
>> よさこいの醍醐味のひとつです。
よさこいは何十人で1チームなのでチーム数でかけると膨大な数の踊り子がいることがわかります。
自チームでのそれだけのつながりをつくることができ、全国のお祭りに行けば全国のチームのひととつながることができます。
みんな交流会が大好きなんですよね笑笑
実際中の人が全国のお祭りの遠征に行きまくってた時は3桁の踊り子のみなさんと交流を持つことができました。
もちろん多ければいいってものではありませんけどそこから今でもつながっているひともいるのでプラスになります。
今はコロナ禍で県外のお祭りに気軽に行ける状態ではありませんがまたお祭りが再開されたら全国の踊り子のみなさんとつながりをつくり、深めていきたいですね!!
〇 世代関係なく始められる
年齢性別関係なく世界のどこででも出来ること。楽しめること。
社会人になってもクラブ活動の様な、みんなで取り組む場所がある。
いろんな世代、職業の人間が集まってひとつのものを作りあげるところ 大人でも青春してるって思う
いつ始めても遅くないし、自分の状況の変化に合わせてペースや付き合い方をその都度変えながら生涯やっていける趣味
>> よさこいって学生みたいなパワーのあるひとしか始められないんじゃないの??って思っているそこの社会人のあなた!!
全然そんなことありません。
コメントにもあるように「年齢性別関係ない」「社会人のクラブ活動」「大人でも青春」「いつ始めても遅くない」
正にその通りです。
〇 達成感
頑張れば必ず結果がついてくる。振りが上手く踊れるようになったとか、体力、筋力がついたとか、仕事ではなかなか味わえないような達成感を味わえる。生きてる!と感じられる。
あのステージで踊った後の高揚感は今でも忘れられずいまでは更にレベルアップをしようと精進中です
社会人になってからの部活動みたいな熱い一体感だったり、達成感
賞レースを目指すことのしんどさ、楽しさ、ワクワク、青春!!
>> 1曲踊れるようになった!!お祭りでチームが賞を獲った!!お客さんの笑顔が見れた!!などなど。
練習が大変だったり、仕事や学業との両立だったり、はありますけども、大変さの先には必ず達成感があります。
そして自分ひとりの達成感よりもチームみんなで味わう達成感などは・・・沼にはまりますよ。
〇 自由度
多様なスタイル(楽曲や衣装等)のチームがあり、それらを見て楽しめること。
覚えた型(振付)を自分の個性に合わせて表現できるところ
よさこいは自由です。曲・衣装・振り付け・人数…全てが自由なので、集まった人たち次第でどんな表現でもできます。 見てくださった方たちに、少しでも自分達の想いが届いた時は幸せです。
型にとらわれ過ぎなくて誰もが入りやすいお祭り文化、後の伝統芸能文化になるんじゃないかなって所。そして何よりその多彩な曲の数々だと思っています。チーム演舞曲にしても総踊り曲にしても、個性溢れる様々な曲があるのがのめり込んだきっかけです!
チームそれぞれのパフォーマンス世界観が魅力
誰にでも道がひらけている とにかく自由!
みんなが熱中できる。賞を本気で狙っているチーム、人もいれば、純粋によさこいを楽しみたいチーム、人もいる。そんな目指すとこが離れている人達でも祭を通してはみんな夢中になっている。
>> よさこいには決まった型がほとんどありません。その自由度も魅力のひとつです。
ダンスの場合バレエ、ジャズ、ヒップホップ、などなどジャンルが多々ありますがよさこいはよさこいのみです。ダンスでいうフリースタイルです。
だから観る側としてもいろいろなスタイルの作品を観ることが出来て、どのチームにも魅力が溢れています。
またチームの活動目的も多種多様で、
ごりごり賞レースを目指すチーム
みんなで楽しく踊ることを目的としているチーム
地域のコミュニティとして存在しているチーム
などあります。
3. よさこいっていくらかかるの?~お金の話~
最後にお金の話。
どのくらいお金かかるの??っていう。
ここ結構大事ですよね。
ここから考えると月に1万円前後ってとこでしょうか。
趣味の金額としてはどうでしょう??
実際どっぷり漬かってた人間の感想としては「意外と安い」でした笑笑
実際に毎月支払うのはチーム会費です。チーム会費が年払いのチームだと毎月支払う金額はゼロというところもあります。
次に実際に何にいくらかかっているのかの割合をご紹介します。
有効回答を全部足してパーセンテージを算出しました。
結果、これと言ってずば抜けた項目はありませんでした。
正直衣装代(小道具代等含む)や遠征費の比率が高くなるかなと思っていたのですが。
ただし詳しく内訳をみてみるとチームによって「会費」の捉え方が様々あるようでした。
〇 チーム会費の捉え方
チーム会費とはその言葉通り言うならばチーム運営に関する費用です。
例えば練習場所の使用料、新曲製作料の積み立て、お祭りの参加費、イベントに車で向かう場合のガソリン代などなどすごい細かいところまで上げればキリがないんですが、いわゆるチームに関する雑費、というところでしょうか。
そのチーム会費の中に衣装代や本祭の参加費、地方車製作費用、振付料(外部委託の場合)なども含めているチームもいらっしゃいました。
どちらがいいというのはありませんが固定費のように毎月の支払い額がある程度見えている場合と、
新曲製作時などに都度追加で支払いがある場合では、
メンバーとしては前者の方が余裕が持てるかもしれませんね。
チーム運営側としては予算を考えるのが難しいかもしれませんが(;^_^A
チーム会費に衣装代や遠征費などなどが含まれていないケースですとその都度で支払いが発生します。
今回の回答の中で会費と衣装代、お祭り参加費などが別ですと、
衣装代(小道具など含む): 40~60%
遠征費(お祭り参加費など含む): 50~70%
が多かったです。
つまり多くの部分が衣装代と遠征費なんですね。
衣装代は必ずかかりますがお祭りに出れば出るほど、遠征に行けば行くほど交通費や宿泊費などがかかってくるので自分の財布と相談しながら行きましょうね!
でも遠征は楽しいよ
〇 よさこいならでは?の面白出費
「飲み代、酒代、宴会費用」
・・・さすが祭り人です笑笑
「人とのつながり」がよさこいの醍醐味のひとつ、と表現しましたが全国の踊り子とのつながりの手段のひとつとして”交流会”があります。
そう。けっこうみんなお酒好きなんです。
また、練習後毎回飲みに行っているなんてチームもあります。
ーーーーー
今回は以上です。
長くなってしまいすいません。これでも端折ったんですけど。。。
でも多種多様なコメントをいただきましたので「よさこいってほんと自由だなぁ」って思いました。
「こうじゃなきゃいけない」なんてないので自分たちのペースで自分の気持ちに従って、
大前提“楽しむ”っていうことを忘れずに踊りまくってほしいです!!
このブログがよさこいをこれから始める方の参考になれば嬉しいです(*´▽`*)
次回は「4. これからよさこいを始めるあなたに」
踊り子のみなさんからこれからよさこいを始めるあなたにメッセージをたっくさんもらってますのでそちらを紹介します!!
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