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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【どまつり】どまつり性についてがっつり意見を述べたい

以前こちらのブログ、

【テレどまつり】改めてどまつり性について考えよう

でテレどまつり向けに「どまつり性」についてお話しました!!

 

・・・ただ実はあの内容かなりのボリューム内容をはしょったんです(◎_◎;)

 

こちらのツイートにも書きましたが。

なので今回はそちらではしょった部分を思う存分お話しまっす!!

 

・・・そして正直どまつり性って長くどまつりに携わっていればいるほど「あれ?」って疑問に思うところもありまして。

そのあたりもお話できればなと思いまーす。



 

目次

 

1. 改めてどまつり性とは

 

こちらは以前のブログと全く同じ内容なので読み飛ばしてもOKです。

 

ーーー

 

ここで公式からどまつり性についての引用します。

 

どまつりの「ど」は、土着の”ど”。それぞれのチームが活動する

「ご当地」にこだわり、その個性を踊りや曲で表現する

ご当地文化の継承と創造こそが 『どまつり性』なのです

 

とあります。

これ、すっごい面白いなと思ってるんですね。

 

何故かというと

作品を通して地元PR合戦、自分たちのPR合戦の側面があるからです。

ただ群舞としての作品の評価ではなく、

地元をいかに作品に取り入れ、表現しているかっていうことがポイントになるんです。

その地域に根付く歴史・伝承・建造物から全国的に有名な農作物からそこに生まれた偉人・有名人などを題材に作品をつくりお祭りで踊る。

それにより観ている人に対しても

 

  • 「〇〇にはこういうものが有名なんだー」
  • 「△△にはこういう伝承があったんだね」

 

っていうふうに感じて、知っていただく。

各々のチームがそれらをPRする。PRできる。

それが「どまつり性」であり、「どまつり」の本懐なんじゃないかって思ってます。

 

2. その捉え方の違い

 

次はその捉え方について。

 

「捉え方って何?どういうこと?」

 

って思う方もいらっしゃると思うのですが・・・「とは言うものの」なんですね。

チームによってその捉え方が異なる(ように感じる)んです。

大きく2つの捉え方があるなと長年どまつり経験して感じました。

 

※あくまでこれの限りではないことをここで断っておきます。

 

その1. 「地元」にこだわっているチーム

 

引用:https://flying-penguin.jp/project/PM00000021

 

こちらは主に名古屋市外のチームが多いですね。

チーム属性としては社会人チーム、ファミリーチームなどがこちらかと思います。

こちらはそもそものチーム設立のキッカケが、

インタビュー記事にもさせていただきました半布里さんやMAIYAさんのように

 

「地域の人が集まる場所を作りたい」

「地域の世代を超えた交流の場を作りたい」

「よさこいチームをキッカケに地元を盛り上げたい」

 

 

という地元ありき、地元発信で設立されたチームです。

こちらのチームは例えば地域のお祭りにも積極的に参加し、

何ならそこでよさこい祭りを立ち上げ運営に携わるような、

 

よさこいを通じて地域を活性化させたい

 

なんならそれがよさこいじゃないくても良い、

というチームです。

このようなチームは大抵コンテストで賞を目指すことは

「目標ではあっても目的ではない」場合が多いですね。

 

最近ではどまつり性のルールの緩和から、

地元地域ではなく特定の団体(学校とか法人とか)ありきで設立されるチームもあり、

そのようなチームもこちらの部類に入りますね。

 

その2. 作品のテーマのネタとして考えているチーム



引用:https://naifix.com/seek/

こちらは学生チームや比較的若めな社会人チームが多いです。

地域がどうというよりかはサークルとして活動しているチームと言えばいいのでしょうか。

学生なので「地域とのつながり」と言われてもピンと来ません

自分も学生の時はそうでしたし所属していたチームもそうでした。

名古屋のチームだったのでなんとなく名古屋に関連するテーマ選んどけばいいよね、くらいで。

 

だから作品のテーマを考えるときもとにかくあらゆるところから探します。

極論地域に指定はないので、

 

名古屋市のチームが三河地方にある歴史的建造物・人物をモチーフにしたり

名古屋市でも〇区のチームが△区の神社や商店街をモチーフにしたり

 

することも往々にしてあります。

これはもちろんどまつりのルール的にはNGではないです。

 

・ 中区のチームだから中区の地域内でテーマを探しなさい

・ 他市町村のモノをテーマにしてはいけません

・ 神様をテーマとする場合は主祭神のみ可とします笑

 

 

みたいな細かいルールなんてないしそこまでされると動きづらくなりますしね。

 

そしてこちらのチームの方がどまつりでファイナルに残っている傾向にあります。

恐らく学生チームは人数が多くパワーもあるのでそちらの方が影響しているとは思いますが。

 

3. トラブルには気を付けよう



テーマ選定でたまに地域とチームの間にトラブルが起こることがあります。

どういうことかと言うと、

 

前章で「その2. 作品のテーマのネタとして考えているチーム」に該当するチームの方はあらゆるところからテーマを探し作品をつくります。

これってあくまでチームが勝手にそれをテーマとして作品をつくっているだけに過ぎないです。

だからそのテーマに所縁のある方が「勝手に使われた!!」と思われても仕方ないことだということです。

 

例えば神話のお話、歴史上の人物などってそこに今現在、「人が介入していない」じゃないですか。

でも逆に神社、お寺、商店街、など建物、モノとして「今も存在して人の手が入っているもの」っていうのはそれらの「管理者」の方がいます。

そちらの方からすれば、

 

「私たちが長年大切にしている、誇りとしているモノを

どこの団体かわからん連中に勝手に使われた!!」

 

と思われても仕方のないということです。

なので作品をつくる際に選んだテーマによってはキチンと調べて必要であれば許可を取った上で使うようにしましょうね。

 

「は?なに?そんなめんどくさいことまでしないと

使っちゃいけないの??」

 

・・・って思いました??

じゃあ自分たちの縁も所縁もある地域内で作品のテーマを探すべきですよね。

 

どまつり性ってそういうことだと思うんですよね。

普段からそちらの地域と深い親交があるならそういう許可って秒でいただけます。

 

(もしかしたら神話とか歴史上の人物をテーマとしているチームが多いのってそういうところもあるのかもしれませんね。)

 

・・・勘違いしてほしくないんですけどそういうチームさんをディスってるわけではないですからね。

ルール的には問題はありませんし、学生チーム・社会人チームのパワーがどまつりを盛り上げているのは確かなので。

 

縁も所縁もないところのモノをテーマとして使うのであればちゃんと然るべきところの許可を取ってから使いましょうね、

じゃないと後々トラブルになるよ。

 

それだけのことです。

 

4. どまっぷ的に思うところがある

 

ただどまっぷ的に思うのは、

どまつりって「どまつり性」を謳っているので、

地域との関わりの中で活動しているチームが評価されるべき

だと思っているんですね。

 

これも極論なんですけど、

制限がないというか、例えば〇〇県△△市のチームが

 

「日本」

 

 

をどまつり性と捉え、

 

自分たちのフィールドは日本全体だ!!

 

ってことでテーマとして作品をつくってもルール的には問題ないんですよね。

ものは言いようなので(;^_^A

 

だからそのあたり何かしらのルールが必要なんじゃないかなーなんて思います。

 

古い考えなのかな。

どうなんでしょ??

 

ーーーーー

 

冒頭でも書きましたけどどまつりの素晴らしいところって、

作品を通して地元PR合戦、自分たちのPR合戦の側面だと思ってます。

 

  • 「〇〇にはこういうものが有名なんだー」
  • 「△△にはこういう伝承があったんだね」

 

ってお客さん、審査員の方に地域の魅力が伝わることが評価されるべきだと思うんですね。

 

「よさこいとダンスの違い」ってそこにあるのではないかと考えるんですよ。

・・・どまつりが「よさこい」なのか、別モノなのか、っていう別の議論がある人はあると思いますが一旦それは置いといて全部ひっくるめて「よさこい」とします。

 

ただ審査員の立場からすればわからんでもないんですよね。

初見のみでチームの演舞の評価をしなければならないのでそりゃ見た目が派手な作品、変わった演出をしている作品は印象に残りやすいし、

特にファイナル審査となるとどのチームも甲乙つけがたいクオリティなので減点方式になります。

減点方式ってことは比較しやすい「見た目の」の採点になりますよね。

 

何かミスをした、ミスをしたように感じた、作品は減点対象になりますし、

それまで審査してきたチーム演舞と今観ている作品を比較し、劣っていると感じたら減点対象。

そんな感じだと思うんです。

 

じゃあどまつり性、地域性ってどこで評価されているんだろう・・??って。

 

ーーー

 

自分でブログテーマにして書いてみたけど難しいなぁ・・・。

結論が見えない笑笑

ただ言えるのは「よさこいはブームじゃなくて文化」なので目先の派手さのみに追求しすぎると

ついていけなくなるチーム、世代の方も増えてきて若者のみのお祭りになってしまうのではないか、という懸念もあるんですね。

文化であるならばある特定の層ばかりに日が当たるっていうのもおかしいじゃないですか。

 

いろいろ考えてしまってまとまらなくなってしまいましたがどまっぷはこう考えています。

みなさんはどうですか??



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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