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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【コラム的なもの】よさこいとHipHopは似ている、という話

今日は特に何の参考にもならない笑、ちょっと中の人が思ったことを書きます。

ちょっとぶっこんだこと書いていますけども、あくまで1メディアの1意見なので大らかな気持ちで読んでくださいm(_ _)m

 

はい。

ということで。

 

◻︎よさこいとHipHopは似ている

 

本題に入りますが、そのままです。

え?日本のよさこいとアメリカのHipHopが似ている??

 

一見似ても似つかないようなものですが両者を深堀していく中でかなり似ているように感じました。

もちろんそのもの自体は似ていません。

 

【よさこい(鳴子踊り)】

 

チームあたりの参加人数は150人以下。

鳴子を持って前進する振り付け。

曲のアレンジは自由だが、よさこい鳴子踊りのメロディーを必ず入れる。

地方車は各チーム1台(必須)。安全の確保、過度の装飾競争を防ぐ等の理由から、大きさ等の仕様に制限がある。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%95%E3%81%93%E3%81%84%E7%A5%AD%E3%82%8A#%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB

 

上記はよさこい鳴子踊りのルールです。

ここに各お祭り独自のルールがあります。

よくあるのが「よさこい鳴子踊りのメロディーを必ず入れる。」という部分が、

地域の民謡の1フレーズを入れる、というものです。

名古屋であれば、「名古屋囃子」「名古屋名物」「名古屋甚句」などでしょうか。

(ここについてはあまり詳しくないので詳しい方、突っ込まないでください笑)

 

また、作品を作る際のモチーフとして、

地域の伝承や歴史的偉人、建造物など地域にあるもの、伝わるものを作品に取り入れるのが主流になっています。それが審査のあるお祭りなどは審査項目にもなっていたりしますよね。

つまり作品を通して地元をアピールする、ということですね。

チーム自体にも商工会だったり自治会だったり子ども会だったり地域のバックアップのもと活動されているケースもあります。

 

また、人数もお祭りによっては上限をもっと少なくしているところもありますね。

いわゆる「U-◯◯」というやつですね。

 

 

【HipHop】

HipHopというとダンスのジャンルとしてだったりラップとしてだったりの認識がありますが、

よさこい鳴子「踊り」と「ダンス」としてのHipHopは似ても似つかない(後日よさこい鳴子踊りとダンスは違うよっていうブログ書きます)のでそこではありません。

 

ヒップはかっこいい、ホップは跳躍するという意味で、音楽やダンスのみならず、ファッションやアートを含めた黒人の創造性文化を「黒人の弾ける文化」という意味を込めてヒップホップと呼称した。

(中略)

ヒップホップにおいて、ラップ(MC)、DJプレイ、ブレイクダンス、グラフィティは四大要素と呼ばれる。これらはアメリカのストリートギャング文化とも関係があるといわれ、抗争を無血に終わらせるために、銃や暴力の代わりとしてブレイクダンスやラップの優劣が争われたり、ギャング達の縄張りの主張や情報交換の目的に、一部のグラフィティが用いられていたと言われている。ラップ、DJプレイ、ブレイクダンスは、フリースタイルバトルと呼ばれる対決方式が存在する。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%97

 

HipHopとは黒人の創造性文化。

そしてギャングの抗争において無血で勝敗、優劣をつけるために用いられた。

この2点が根元にあります。

 

◻︎似ているポイント

 

よさこい(鳴子踊り)では上でも述べたように、

  • 作品に地域を象徴するモノをモチーフとしていること。
  • 作品を通して地域をアピールすること。

このように地元ありきの作品・チームとなっていることです。

 

 

これはHipHopでいうところのレペゼンというものに共通します。

レペゼンとは、英語の「Represent=代表する」という言葉です。

元々地域によるギャングの抗争では、負けたら自分たちの地域に泥を塗ることになるので、

決して負けられない、という気概を持ってバトルに挑んでいます。

 

自分たちは自分たちの生まれ故郷◯◯の代表である、というレペゼン意識。

これ、よさこいの作品を通して地元をアピールする、っていうポイントと似ていませんか??

 

どちらも地元を背負っているんですよね。

(ただし地元がそれを認めているか否かは問題ではありません。)

 

◻︎でも最近は・・・

 

ただ自分が10数年よさこいに携わってきて、様々なチーム、作品を観ていると、

段々とそういう地元レペゼンの意識が軽薄化しているというか、あんまり重要視されなくなっているなーっていうことを感じるんですね。

 

それってどういうことかと言うと、

賞がかかっているお祭りでは結局お客さんや審査員に対してインパクトを与えなければならないので、

レペゼンという意識よりかは、そのようなモチーフを

 

「勝てるネタかどうか」

 

という見方をしているということです。

 

  • 具体的に言うと、
  • 自分たちのホームとは関係ないエリアの世界的に有名な世界遺産、文化遺産などをモチーフにする
  • 特につながりのない神社や商店街、お寺などをモチーフにする

など。

これ別にルール的には問題ないんです。

 

ただやっぱりなんか腑に落ちないところを毎年感じているところも正直あるんですよねー。

むむむ。

 

◻︎改めて地元にレペゼンを

 

そもそもよさこいをよさこいたらしめている要素のひとつに地域・地元っていうもの、

あります。

よさこいがただの多人数で鳴子を持って踊るという「ちょっと簡単な(テクニカルではないという意味)ダンスコンテスト」であってはならないと思うんです。

 

ただ実際はそういう、一見どこの地域のチームで、そこの何をモチーフにしているかわかりにくい、

でも作品のクオリティは高いので賞のあるお祭りでは入賞し、固定ファンも多い。

っていうチーム。正直います。

それで結果を残しているので決して否定するわけではありませんが、

もっと地域とのつながりとか、

踊りももちろん大事ですけど地域に対する貢献みたいなもの、もっとあってもいいんじゃないかなー。

 

これだけ中部エリアにも浸透してきているので改めて地域とは、地元とは、

っていうところ見直してみてもいいのではないでしょうか。

 

まとまらなくなってきたのでここで終わります笑

なんとなくでも伝えたいことを汲み取って頂けたら幸いです。

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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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