「一年の計は元旦にあり」とよく言いますよね。
別に元旦(1月1日)じゃなくてもいいですけど新年を迎え新しい気持ちのこの時期だからこそチームの計画を組む、組み直すのにはいい時期ですよね。
今回はこの「計画を組む」ということを少し掘り下げていきます。
社会人の方、特に経営者の方であれば普段仕事でやられていることなので正直この記事は必要ないかも笑笑
以下に述べる2つのポイントだけおさえれば大丈夫ですので新年にサクッと読んでご参考にしていただけたら嬉しいです!
◻︎よくある計画の組み方〜To Do〜
最もベタな、と言ったらアレかもしれませんけど恐らく多くのチームがそうであろうという計画の組み方じゃないかなと思ってます。
それは事柄をはめていく組み方です。
具体的には、
- ・◯月◯日にこういうお祭りに出る
- ・◯月◯日に公開練習をやる
- ・◯月◯日に初披露のお祭りに出る
ということです。
これはこれで大事なことなのですが、よく考えてみてください。
これって「計画」というより「To Do」ですよね。
計画を組もう、ということでスタッフで集まってミーティングを行って、
「To Do」をスケジュールに組み込んで終わり、
ということありませんか??
To Doのメリットは、
- ・タスク(事柄)の洗い出し
- ・優先順位をつけられる
- ・記憶に頼る必要がなくなる
などありますね。
改めて言いますけども、これはこれで非常に大事なことなので必ずやってください。
- えー、、、このブログの流れ的に、
- 「To Doなんかやってちゃダメだよ!」
- 「もっとこういう新しい画期的な計画の組み方があるんだよ!」
と勘違いを生みそうですが、違うんです。
これだけでは足りないんです!!
ってこと。
◻︎To Doをやる前に〜What For〜
これですよこれ。一番大事なこと。
To Do-何をやるか-、の前に
What For-何のために-、が必要じゃないですか、ってことです。
- ・チームが今後どうなっていきたいか
- ・どういう立ち位置になりたいのか
- ・何のためにチームが存在しているのか
など何のためにTo Doをするのか、っていう核となる部分ですね。方針です。
計画を立てるということはそこをまずは明確にすべきですし、
明確になっていたとしても改めて方針を見直す、考え直す、共有しなおす、
っていうところですよね。
少し言い方を変えると、
最初、最終目的地に向けて出発した船が途中の中継地で、
「次どのような目的地を経由していくか」という話し合いの中で、
「そもそもどこ(最終目的地)目指していたのか」っていうことを忘れ、
ただ決まった経由地を毎年周回しているだけ、っていうことです。
(少し無理やりだけども。)
これってどういうことかというと、
- 毎年定例で出ているお祭りをスケジュールに入れ込み、
- 新曲は◯月に初披露だから逆算していついつまでには曲・衣装・振り付け・隊列を用意して、
- 3月4月には新入生勧誘の時期だからいついつからビラとか新歓の準備して・・・
↑これらのTo Do自体は何も間違っていませんよね。
でもこれらをWhat For-何のために-が明確になっていないとチームは何も成長しないし、むしろ方針が定まっていない、共有されていないと衰退の可能性もありえますよね。
◻︎まとめ
チームの計画を組む、組み直す際は、
新曲を作る、人を集める、お祭りに出る、というTo Doをする前に
- 何のために新曲を作るの??
- 何のために人を集めるの??
- 何のためのスケジューリングなの??
- そしてそもそも何のためにチームは活動しているの??
というWhat Forを明確にすること、再認識すること、共有すること。
計画を組む、というと気持ちが先走ってしまってやること、やりたいことを多くTo Do化していきがちなのはわかりますが少し落ち着いて考えてみましょうね。
目的ありきのTo Doと目的なしのTo Do。
同じTo Doでもどっちの方が効果的か、言わずもがなですよね。
ということで
2020年も各チームの皆様の多大な活躍を楽しみにしております!
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