先日tiktokをぽけーっとしながら見ていたんですね。
そこで「ペッパーライスをつくって食べる」っていう動画が流れてきたんです。
引用:https://pepperlunch.com/menu/6283.html
ペッパーライスっていうのは「ペッパーランチ」っていう全国展開されている飲食店の代表的なメニューです。
みなさんもお店行ったことあったりペッパーライス食べたことあるひともいると思います。
まっぴんは行ったことありません・・・。
愛知県内だとイオンモールを中心に展開されているようです。
tiktokの動画だと
ホットプレートの真ん中にご飯ぶちこんで、
周りに牛肉を並べて、
塩コショウ振ってやきにくのタレぶっかけて、
コーンとネギをパラパラさせて、
最後にバターを置いてかき混ぜる、
っていうすんごい簡単で割と短時間で出来てなおかつ美味しそう。
って思ったんです。
そこでYouTubeで検索してつくってみよう!!って思い、
「ペッパーランチ」って検索かけたんです。
すると・・・
お、おんなじような動画ばっかり!!
どれ観たらいいの!!?
ってなってなんとなく調べる気を削がれて結局いつもよく観ているパパラピーズ観たんですけど。
いのちをありがとう!いただきます!
(検索ワードを「ペッパーランチ 作り方」とかで調べたら良かったんだろうけども)
・・・っていう前置きからスタートしますが今回は
の続きになります。
目次
1. 演舞も一緒っていうこと
これって演舞も一緒なんですね。
実は先日ランダムに10チームくらいの
〇 お祭りで踊っている演舞動画
〇 テレどまつりの映像作品
をそれぞれ見比べたんです。
そしたら面白いことがわかりました。
それは
演舞動画の衣装、振り付け、衣装、衣装替えの方法、構成・展開は大体似通っているけれど
映像作品になると表現の仕方が10チームが10チームともバリエーションに富んでいた
っていうことなんです。
何がどう似通っているかは次の項目にまとめたのですが、
みなさんもある特定のお祭りによく出ているチーム演舞をランダムに10チーム選んで観てみるとなんとなくわかると思いますよー!
みなさん本来は映像作品ではなく、
お祭りでの演舞がメインなんです。
ということは大体のチーム演舞って似ているんです。
これが今回言いたいことです。
それは先日ブログで書いた、
世間から求められているもの、審査に必要なもの、のみにフォーカスするとどうなるか。
(中略)
恐らく多くの賞を狙っているチームが同じような演舞ばかりになります。
(中略)
作品のテーマが違うとは言え、
振り付けも、構成も、曲も、衣装も、大道具関係も似たようなものばかり。
大きく違うのは人数とエリアのみ。
ってなると人数多いチームの方が有利ですよね(;^_^A
というように審査に求められているものに全振りしたら結局似たようなものばかりの演舞になってしまった、ということもあるかもしれませんが、
でも今回は観ていてなんとなく感じ取れるのが
「憧れているチーム演舞を模してるんだろうな」
っていうことでした。
2. チーム名を隠してもそのチームだとわかるか
これは以前から言っている
チーム名を隠したらどのチームの何ていう演舞かわからない!!
ということです。
演舞名は流石にわかりにくいかもですが少なくともチーム名はわかるべきです。
(そういえば衣装にチーム名入れるチームって一時期よりも少なくなっている気がしますね。)
曲こそ違えど同じような振り付けで同じような構成で同じような衣装替えで同じような大道具。
これって冒頭のペッパーライスと同じことじゃないです??
ペッパーランチのくだりでは結局自分の好きなYouTuberの動画を選んで観ました。
これがチーム演舞だとどういうことになるか。
それは「受賞歴のあるチーム」か「有名なチーム」か「好きなチーム」しか観ないということになります。
先ほどのランダム10チームの演舞動画観たらこういうのが多かったです。
〇 MCの前口上で動いてから構える
〇 途中曲がダークな雰囲気になってダークなパートが数名前に出てきてちょっと陰(いん)で激しい踊りを踊る
〇 そしてそのあと可憐な女性パートが出てきて柔らかな雰囲気を醸し出す
〇 中盤以降曲が盛り上がってきて上半身の衣装替えをする
〇 と同時に大幕が出てくる
〇 ラストのラスト、サビが半音上がるようなところで更に大きな幕が出てきたり大道具が出てきたりする
〇 最近の小道具に傘と扇子が多い
(・・・ディスじゃないです。こういうチーム演舞多いよねっていうだけです。ディスじゃないです。)
もちろんみなさんのどの演舞にもそれぞれテーマが異なり、地域性が異なります。
曲も異なります。
でも何故か上のような表面的な部分の演出が似通ってしまっているんですよね。
不思議。
それがいわゆる審査のに求められている勝ちパターンなのでしょうか。
いや、違います。
それ以外のチームもファイナルの残っているし、大賞を受賞しているからです。
ってことは「憧れ」ってあるんだろうなって考えました。
3. 先行してしまう憧れ
なんで似通った演舞ばかりになってしまうんでしょうか。
それは「自分たちのチームがやりたいこと」っていうことよりも、
「あのチームみたいな演舞がしたい」っていう憧れが先行してしまっているからです。
上で書いた「こういう演舞多いよね」っていうのは全て「受賞歴のある」「有名な」チームが前からやっている構成なんですね。
『真似ることは学ぶこと』
とは言いますけれども。
・・・まぁ結局そのチームの自由なんですけども。
以前のブログでも書いたんですけど
〇 審査が求めていること
〇 自分たちのやりたいこと
そのバランス感覚大事だよねっていうのはそうですけど更に今回の内容も追加するならば
〇 自分たちの個性
も大事。
その個性がチームの個性だったり、地域性という意味でもそうだし、
そうでなくても客観的にいろんなチーム演舞観てやってないことをやってみるのもそうです。
(例えばチームの衣装って9割9分が「和」テイストなので敢えてそこから離れてみるとか)
そのような個性って
「自分たちのチームにはないよ〜ぴえん(T_T)」
って思うかもしれません。
絶対そんなことないから!!
絶対それぞれのチームに個性あるから!!
で、逆に映像作品ってまだあまり演出ネタが出揃ってない感があるのでみなさんも多分いろいろ考えたと思います。
それこそよさこい界隈に映像作品の前例がないから逆にいろいろなチームがあらゆる演出方法を考えて取り入れていて、
すごい見ごたえがあったんです。
ただこちらも多分今後10年ずっと映像作品ばかりにします!!ってなったとしたら恐らく徐々に展開が似通ってくると思いますが・・・。
だからこそ以前ご紹介した
このあたりのブログも参考にしていただけると嬉しいですー!!
ーーー
今回は以上です!!
冒頭のペッパーランチのくだりでは細かく内容観たら内容はそれぞれ異なるのかもしれませんけどサムネやタイトルもなんか同じようなのばかり。
例えば仮に同じ「ペッパーランチをつくって食べた」内容だとしても
〇 サムネの魅せ方に一工夫入れてみるとか
〇 キャンプしながらつくってみた、だったりとか
〇 ただのペッパーライスじゃなくてレシピに一工夫したものだったりとか
〇 ペッパーランチの社員さんに更に美味しくなるスパイス聞いてみた、とか
〇 ペッパーライスの各食材を最高級のもので作ってみた、とか(ヒカキン)
そういう一工夫がYouTubeで名の知れぬYouTuberの動画でも観てもらえる、ということなんじゃないかなって思いました!!
もちろん演舞も同じですからね。
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