寄稿いただきました!!
先日開催されました、YOSAKOIソーランGrandPrix!!
https://www.yosakoi-soran.jp/news/2021w_grandprix.html
こちらに観に行かれましたYKKさんに開催レポートを作成していただきました!!
初めまして!YKKと申します。
YOSAKOIソーラン祭りで学生チームや社会人チームで踊り参加させていただいた踊り子OBです。
今回は1月30日に行われた「YOSAKOIソーランGrandPrix」の感想を書いていきます。
まだまだコロナ落ち着かない状況の中、気軽に札幌に行けない中でこのように現地から開催レポートを送ってくださって
とてもありがたいです!!
ということでいってみましょー!!
1.グランプリ開催までの経緯
昨今の例の状況が2年近く続き全国のよさこいのお祭りの相次ぐ中止、延期もですがYOSAKOIソーラン祭りも2年連続中止(オンライン特別企画開催)となりました。
https://www.yosakoi-soran.jp/news/
このままでは祭りの灯が絶えてしまう、それだけは絶対阻止したい、その願いで組織委員会、学生実行委員会の皆様が日々変わる状況の中ご尽力いただき、2021年の秋から冬にかけて札幌をはじめ全道各地で踊り子さんの演舞機会を少しでも増えることを目標にしたイベントを開催してくださいました。
下記のとおりです。
11月 YOSAKOIソーランNewWave
結成5年以内の伸び盛り、フレッシュなチーム、そしてこの2年間で創設されたチームなど「NewWave」という名の通り未来のソーランを牽引するチームが出場したイベントです。
https://www.yosakoi-soran.jp/news/2021w_newwave.html
12月 北海道元氣文化祭(YOSAKOIソーランSAIKAIステージ)
3日間連続で行われたイベント、YOSAKOIだけでなく様々なジャンルのエンターテイメントの団体の方々がエンタメ再興の足掛かりにと様々な個性あふれるパフォーマンスが披露されました。
https://www.yosakoi-soran.jp/news/2021w_genkibunkasai.html
12月 YOSAKOIソーラン HOKKAIDOキャラバン
札幌だけでなく十勝音更(おとふけ)、千歳でもたくさんのチームが集い久しぶりの演舞、温めてきた新作などが披露されました。
https://www.yosakoi-soran.jp/news/2021w_caravan.html
これだけたくさんイベントが開催されて観させていただいた自分も楽しく改めて感謝の気持ちで溢れました。
少し前置きが長くなりましたが、実はこれらのイベントでは観客参加や審査員の投票があり、その投票の1位、または上位チームを勝ち抜いたチーム、学生合同出陣式から1チーム、及び過去のYOSAKOIソーラン祭り大賞・準大賞チーム3チーム、北海道外参加2チームを加えてによる「実質30回目のソーランのファイナル」と位置づけられたのが今回のこのYOSAKOIソーランGrandPrixなのです。
YOSAKOIソーランGrandPrix 出場チーム
今回の出場チームは以下の通り。
道外チームからの
〇 REDA舞神楽
〇 名古屋学生チーム『鯱』
この2チームはビッグサプライズかつとても嬉しかったです!!
ただ残念ながら情勢を考慮して今回は参加を辞退されたチームもあります。
2. いざ開演!!
チケット完売で迎えた当日。
開場は北海道文化芸術劇場hitaru ← 北海道厚生年金会館の老朽化にともない新設されたアーティストもライブを行う新時代のイベントホールです。
自分は気持ちを抑えきれず早めに会場入り、先頭で開場を待っていました。
(今だからではあるが)消毒、そしてチケットは記入所での各自の連絡先記入、半券を自分でちぎって連絡先を投票箱のような箱で集めるしっかりした対策をされていました。
また、今回声を出しての声援ではなく拍手、手拍子での応援です。
開演は16時。
最初は主に学生チーム有志によるYOSAKOIソーラン祭り30周年記念曲「バンザイ!!NARUKOCARNIVAL」の総踊りで始まりました。
振りや歌詞、製作スタッフがソーランと本場高知に所縁のあるレジェンド製作陣で作られた見ても踊っても楽しくなる気持ちが熱い総踊りです!!
本演舞、審査について
今回は事前抽選で演舞順が決まり、お客さんである僕たちは本番までわからないというドキドキ感がありました。
そしてもう一つ大きな点は「採点方式」です。
チームの演舞が終わるとすぐ審査員による得点が出る仕組みです。
2000年代後半のソーランのセミファイナル、もっとわかりやすく言えばM1グランプリの採点と言ったら近いかもしれません。
審査員はよさこいに携わる人ならみんなおおっとなる方たちばかりでその方達それぞれ1人持ち点100点×10人、全1,000点満点で行われました。
結果について
ここからざっくりな感想になるのですが、ざっくりでいいぐらいどこが良かったとか、どことどこを比べて長く語るのが野暮なぐらい全チーム120%気持ちとパワーを出し切っていて観てて応援している自分にも全部伝わってきました!
観ていて形、会場、状況が変わっても踊り子さん、観客の盛り上がりそれらをまとめた祭りの熱さは間違いなく日曜日の夜、1年のすべてをぶつける照明に照らされて輝く西8ステージのファイナルそのものでした!
ラストを飾ったのは参加チーム有志による2019年にできた令和元年記念総踊り「祭りだ!和っしょい」です。
この総踊りを聞くと自分の感情がいろいろ思い出されましたが、状況が変わったとしてもよさこいの祭りに携わる人みんなが楽しい未来を目指すべき場所、空間をまた創るモチベーションが上がりました。
3. まとめ
大賞を受賞された平岸天神の皆さんおめでとうございます!
そして参加された全てのチームの皆さん本当にお疲れさまでした!
全チーム点数がついて順位付けされていますがそれはそれで、極論チームの皆さんが最高のパフォーマンスをされてこのイベント、お祭りが開催されたこと自体が大きな意味、意義を成したと思います。
改めて開催してくださった組織委員会、学生実行委員会の皆さん、最高のパフォーマンスをしてくださった全チームの皆さん全てが工夫をしながらお祭りを創ってくださったこと、何回ありがとうを言っても足りないぐらいです。
本当にありがとうございました!
先ほどもありましたが形変われど熱気、熱さは西8ステージのファイナルステージでした!
6月初夏、大通公園で聖地西8ステージに、大通南北パレード。たくさんの会場、今年新設予定のサテライト会場で皆さんとお会いできて楽しい時間と空間を共有できることを楽しみにしています!
長文になりましたが少しでも熱気が伝われば何よりです。今の状況が落ち着き少しでもスムーズにお祭りが出来ることを願っています。落ち着いた暁には初めての方も含めたくさんの方にYOSAKOIソーラン祭りに足を運んでいただき、参加していただいたり、演舞を見たり、おいしいグルメを味わったり思い思い楽しんでいただけたらと思います!
改めてご覧いただきありがとうございました!
YouTubeで動画観れるよ!!
またYouTubeにて今回のYOSAKOIソーランGrandPrix、HOKKAIDOキャラバン、北海道元氣文化祭、NewWave、学生合同出陣式での演舞動画がアップされているので観れなかった方はぜひご覧ください!!
YKKさんありがとうございまっぴん♪♪
今回は以上です!!
個人的に思ったのは今後のお祭りの在り方としてYOSAKOIソーラン祭りのように大規模(参加チーム数や会場数など)なお祭りは今回のようにいわゆる「地区予選」みたいなものがあり、「本戦」がある、という開催の仕方が面白いなと感じました。
やはりどうしてもコロナ禍でお祭り、イベントがなかなか大体的に開催できない中、このように元々1つのお祭りを地域ごとに分散化して開催することは人が集中してしまうことを防ぐことができます。
屋外で大っぴらに開催することはまだしばらく憚られる空気感があるので屋内でのホール開催に限定されますが。
(パレードはどうするんだっていう問題です。)
ただ観る側としても映像部門での楽しみ方もありますがやはり“生”で“目の前”で観たいですもんね!!
今回のこの約半年かけた第30回YOSAKOIソーラン祭りは新しいお祭りの開催スタイルの提示だと感じましたのでこれからこのようなスタイルのお祭りももしかしたら増えてくるかもしれませんね!!たのしみです。
寄稿について
どまっぷでは今後もみなさんからの寄稿を募集しています!!
基本的にはお祭りの開催レポートがメインにはなるかと思いますがそれ以外でも構いません!!
全国には多くのお祭りがありますが流石にどまっぷも全国飛びまわれません(笑)
様々なお祭りの開催レポートを発信することで
「このお祭り面白そう!!行ってみたい!!」
って思ってチームが今まで知らなかったそのお祭りに翌年参加する可能性もあります。お客さんもそうです。
でもなかなかそういう開催レポートってお祭り側からのものはありますけどもチェックしていないと情報は入ってきませんしそこに参加したチームや観に行ったお客さんの声もすごくリアルで大事だと思います。
そんなに凝った文面でなくても構いませんので「是非共有したい!!」っていう想いがある方はお気軽にDMくださいね!!
改めまして今回寄稿いただいた YKKさん ありがとうございまっぴん(*´▽`*)
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