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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【寄稿】【お祭り観戦記】第18回京都さくらよさこいに行ってきました

まっぴん
まっぴん

お祭り観戦記でお馴染みのSさんが京都に現れた!!

何故かって??
そりゃもう・・・

第18回京都さくらよさこいですよ!!

https://twitter.com/sakuyosa/status/1462754375655321602

ということで観戦記を寄稿いただきました!!
Sさんの観戦記は毎回読者のみなさんからも好評ですのでもうどまっぷの人気コンテンツとしてこれからもたくさん寄稿していただければと思います(笑)

Sさん
Sさん

さくよさ観戦記を執筆しました。

どまっぷではお祭りの体験記、観戦記などは随時募集中です♪♪
無記名での寄稿も大歓迎ですし、ブログとしてでの形でなくとも構いません(^o^)丿

それでは行ってみましょー♪♪

まっぴん
まっぴん

さくよさ体験記スタートぉ!!

うららかな春の陽気のもと開催された、第18回京都さくらよさこいに行ってきました。
行動や開催に制限がかかるなかでもあちこちのお祭りに参加してきましたが、

このさくよさは群を抜いて楽しかったです。

その楽しさのポイントは一体なんなのか!?当日の様子とともに紹介したいと思います。

1. 場所と時期

場所

開催地が京都市内で、桜の季節である。この条件はよさこいのお祭りでなくとも心が浮き立ちます。
そして神宮道とロームシアターが隣接した岡崎公園会場は、市街地にありながら大変広い公園でした。

自分は交通の便利な場所のお祭りに行くことが多いので、「駅近=都心(ビル多し)」ということが多いです。
それにひきかえこの会場は、視界の半分が青空で、残りの半分が平安神宮と松です!
こんな豪華なロケーションはなかなか珍しいのではないでしょうか。

目に嬉しい

まず楽しめる1ポイントでした。

時期

春らんまんの桜の季節です。
予報では最高気温が15度だったので真冬の装備で行きましたが、一日目は日差しの眩しい暖かくおだやかな天気でした。
二日目は日中それなりの雨にみまわれましたが、夕方までは寒いというほどではなかったです。
とはいえ17時から始まったファイナルステージでは風も出て冷えてきたので、寒暖差には注意が必要です。

ファイナルの審査発表

よさこいのお祭りは一年を通して全国各地で開催され、自分の住む東海地方では、真夏と言えばどまつり、真冬と言えばバサカニなどが有名です。どちらも大きなお祭りで盛り上がりますが、天候が厳しい時期でとても疲弊します。

なるべく疲れないよう入念に準備をし、体調と相談しながら観覧しています。

そのような配慮がいらず、見たい欲求のままに観覧できる季節であることが、

心の底から楽しめた要因の2ポイント目だと思いました。

2. 地域によって目指すもの


(主語を大きく「関西のチーム」「愛知のチーム」としていますが、実際は多様であることと思います。大雑把な表現をご容赦ください。)

当たり前ですが関西のチームが多く出演していました。
2月の劇どまが記憶に新しいのですが、関西のチームを愛知で見ると、厳格なルールを課している愛知のよさ人から、

関西のチームの奔放さに驚いたという声を耳にします。

しかし「ところ変われば……」とは言ったもので、関西のチームが多いさくよさでは受ける印象がガラリと変わります。

愛知のチームの多くが、テーマを元に秒単位、ミリ単位で構成を作り上げ、これでもかと大道具、小道具を準備し、完成形に向け修練を積み重ねていると思われます。
その結果披露される演舞はすばらしい見ごたえで、いつもその努力の影を想像して感動しています。大好物です。

ですが、完成されすぎているあまり、いつどこで見ても完全に同じで、二度三度はもういいかな、という気持ちにもなることもあります。

さくよさで見た関西のチームは、そこまでではない、というと完成度が低いように聞こえてしまいがちですがもちろんそうではなく、「完成形」の方向、つまり目指すところが違うのかなという印象を受けました。
正直、初見のチームさんが多く、テーマや伝えたいことといった、愛知で重要視されていることはあまり記憶に残りませんでした。

残ったのは「○○(チーム名)は楽しかった」ということです。

二日目には再び見るチームが多かったのですが、

「(チーム名)ってどんな演舞だったっけ?覚えてないけど楽しかったからまた見よう」

という記憶をもとに観覧していました。

特に二日目は、神宮道パレードやゼスト御池など、演者の近い会場に多くいたため、その印象は上書きされました。
演舞中のかなりの時間を各自が自由に観客をあおるのに当てているチームもあり、初めて見た時はその奔放さにただただ驚くばかりでしたが、二回目には「待ってました!」という気持ちで心地よくあおられにいきました。

笑顔で楽しくのびのびと踊っているのを見ると、こちらも楽しくなります。
その楽しさが手拍子や歓声となって現れ、それが演者に伝わって演舞がさらに盛り上がり、会場が一体となるのは、
「見せてあげる」「見せてもらう」という愛知に多い一方通行の演舞では体験できない楽しさでした。

神宮道パレード
ゼスト御池

3. 「お手拍子、お心拍子」の真意

観客の熱量

地域を問わず「〇〇コール」等を準備して観客に求めるチームはありますが、自分はあまり得意ではありません。
なぜなら愛知では観客があまりやらないからです。

お祭りの前にSNSでコールのレクチャーがあり、曲や動画で入念に練習していざそのシーンになった時、意気揚々と拳をあげたのは自分だけだった、というしょっぱい経験を何度かした結果、大変申し訳ないですがいつも気持ちだけでコールしています。
運よく関係者と隣り合わせると、「身内です」という顔で一緒にコールができるのでとても嬉しいです。
愛知の関係者は、仕込みでばらけていただけると、自分のようなチキンな観客を引っ張れるのでおすすめしたいです。笑

それでも愛知では若者は盛り上がっていますが、中高年は孫や子、もしくは知り合いの出番を見に来ただけなのか、写真を撮ったら帰っていくような人が目立ちます。
しかしさくよさでは、中高年のお客さんの熱量も高く、コールの練習も手拍子も、躊躇なく参加していました。
ひとりで来た中年が浮かない。これは自分としては非常に居心地のいいものでした。

また特にコール等がなくても、手拍子や拍手、歓声で興奮を伝える観客が年齢を問わず多かったです。
愛知で見ていると、まず前述の知り合いを見に来た人は写真を撮るのに必死でその余裕はないようです。
次に、推しのチームにだけ熱を入れる人が多いです。

残念なことに自分はこれに慣れてしまっていたので、さくよさで観客が「どのチームにも盛り上がっている」という至極当然な光景にびっくりしてしまいました。
考えてみれば演者によって拍手や手拍子の量に差があるというのもおかしな話ですよね。

愛知県から来たチームの演舞で観客が大いに沸いてくれて、終わったら盛大な拍手や歓声があがった時、「あのチームと同じ愛知から来たんですよ」と言ってまわりたいぐらい、とても嬉しく誇らしく思いました。
と同時に、愛知で自分はできていないことに気づき恥ずかしくなりました。

みなさんはできていますか?

お手拍子、お心拍子

今まで自分はこのフレーズはただの決まり文句だと思って聞き流していましたが、さくよさで初めて

「わき立たせてもらった心を、手拍子で表現する」

ものなのかなと気づきました。愛知でももちろん気持ちは熱くわき立っていますが、
完璧に作り上げられた演舞であればあるほど、「世界観をそこなうかもしれない」と手拍子を控える時があります。

さくよさでは、見たいチームを軸にスケジュールを組んだ一日目はもちろん、ほぼノープランで臨んだ二日目、どの会場でどのチームを見ても、演者と観客が渾然一体となって盛り上がっていて、好きとか推しとか関係なく、会場にいるだけでわき立つという経験をしました。

関西チームは観客をわかせるのがうまく、関西の観客はそれを受け取って盛り上がるのがうまかったです。
そしてシャイな愛知県人である自分は、そんな場で興奮を解放するのがとても楽しかったです。

(え、これってどこかで聞いた「観客動員ゼロ」ってやつかしら?)

4. おわりに

以上が自分の感じたさくよさの楽しめたポイントです。
楽しさを強調するあまり、地元愛知に対し少々辛口になってしまって申し訳ありません。

一番お伝えしたいのは、どのチームが出るどの会場でも、京都さくらよさこいは絶対楽しめるお祭りだということです。
みなさんもよさこいと一緒に春の京都を楽しみませんか?

この記事で興味を持って参加される方、観に来られる方が増えたらとても嬉しいです!
お読みいただきありがとうございました。


以上です!!

Sさんいつもありがとうございますm(_ _)m

さくよさに関しては以前中の人も観戦しましてそれを記事にしています。

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観戦記はお祭りに行ったことがないお客さん、参加したことがないチームの方の今後の観戦、参加のキッカケになればいいなという想いがあります。

チームのみなさんは大体年間スケジュールを厳格に組まれていて参加されるお祭りをある程度決められていると思います。
そしてそれ以外のお祭りは中々参加が難しい印象を受けます。

ただそれだともったいない!

全国、行ける範囲でも魅力あるお祭りはたくさんあります。
今回のさくよさはその中でも、桜舞い散る中、様々な重要文化財、世界遺産をバックにもしくはその中で踊れるというとても素晴らしいお祭りです。

またそれ以外にも多くの魅力あるお祭りがたくさんあるので観戦記という形でこれからもたくさん投稿していきます!
ただ流石に・・・北は北海道、南は九州まで全国に幅広く魅力あるお祭りがありますがそれらを全て網羅できるわけではありません(笑)

ということで全国の踊り子、お客さんのみなさん!!

是非みなさんの観戦記、もしくは体験記、寄稿してみませんか??
もしくはお祭り運営側のみなさんの開催談みたいなものも寄稿いただけたら嬉しいです!!

次はどんなお祭りの観戦記が見れるのか楽しみっぴん♪♪

まっぴん
まっぴん


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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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