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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【作品】外部クリエイターのメリットデメリット

今回はチームによってはずぶずぶな笑、

また逆にチームによってはあんまり関係ない、

 

外部クリエイター

 

という存在についてのお話です!!

なんとなくどまつり圏内だと外部クリエイターを頼るっていうことがあまりない気がしていて、

でもお願いした方がチームの満足度を高めることにもつながることもあるので今回はそんな外部クリエイターにフォーカスしてお願いするメリットとか、チームさんが感じているデメリットの部分も考えてまとめてみました!!

 

参考になれば幸いです!!

 



 

目次

 

1. 外部クリエイターって??

 

よさこい踊っている人

 

まず外部クリエイターとは?ってところ。

ざっとあげてみますね。

 

〇 作曲家さん → 曲を作ってくれるひと

〇 衣装屋さん → 衣装を作ってくれるひと

〇 振付師さん → 振付、隊列、構成を作ってくれるひと

〇 製作業者さん → 大道具、小道具などを作ってくれるひと

〇 音響業者さん → 地方車の中でパレードの音響をやってくれるひと

 

などでしょうか。もちろん他にもあるでしょうけど。

 

「作曲家」さんと「音響業者」さんはほとんどのチームさんがお願いしていますね。

なかなか自分たちで作曲したり地方車の音響の準備とかできませんし。

「衣装業者」さん「振付師」さん「製作業者」さんはチームさんによっては、っていうところですね。

自分たちでやられるところもあるようです。

 

2. 外部クリエイターを入れるメリット

 

 

次はそのメリットについて。

 

外部クリエイターの方に諸々をお願いすることのメリットは何より、

技術と知識のアウトソースです。

 

多くの場合クリエイターのみなさんは踊り子のみなさんよりも各々の分野で経験値がずば抜けています。

何故なら多くの時間をそのためだけに費やしているからです。

作曲家さんなら音楽の、

衣装業者さんなら衣装・デザインの、

振付師さんなら振り付け・隊列・構成の、

というように各々の分野のことばっかり考えています。何年も。

そりゃ「今年から〇〇班になりました!」っていうひとよりも知識と経験があるのは当たり前のことですよね。

 

3. それの何がメリットか

 

 

技術と知識をアウトソースすることの何がメリットかと言うと大きく2つあります。

 


〇 「チームの負担がぐっと減る」

 

 

作品つくって披露するまでってものすごいリソースを使うんですよね。

 

曲・衣装・振り付け・隊列・構成・大道具・小道具・地方車・音響・・・

 

これってデザインやボリュームや作り方などの設計図が決まっていてそれをただ作るだけ、じゃないんですよね。

その前段階。何をどれだけどうやって作るかっていう打ち合わせ。ゼロからイチを生み出す打ち合わせ。

その打ち合わせにかかる時間とかもしくは作りながらあーでもないこーでもないって考える時間とか。

 

とにかく時間

 

その時間はひとりの時間ではありません。それに携わっているメンバー全員の時間。

合わせたらかなり膨大なものになります。

 

「時間あるから別にいいやん」

 

って思うじゃないですか??

でもそれが許されるのは学生チームさんぐらいなんですよね。

社会人チームさん、ファミリーチームさんは土日に集まって何時間もミーティングしたり作業したりってなかなか難しいのが現状です。

仕事の折り合いをつけたり家庭の協力があったり、は必ずあります。

 

しかも学生チームさんも含めての話ですけどチーム運営って作品に関してのことだけをやってるわけじゃないですか。

やることたくさんあるじゃないですか。

 

そういう”踊る”っていうこと以外の付帯業務っていうか、そういうことに疲れちゃって結局何かのタイミングで何かしらの理由をつけて辞めてしまうケースも多々あるますよね。

なんかもったいないですよね。

 

だから!!

 

作品に関することをアウトソースしたらどうでしょう??

っていうことなんですよね。

 

例えば・・・

 

振付師さんに振り付け・隊列・構成などをアウトソースしたら

→ 自分たちは練習日以外に集まって振り付け考えたりカフェで隊列考えたりすることもない。

衣装を手作りじゃなくて衣装業者さんにアウトソースしたら

→ 自分たちは練習日以外で集まってミシンがーがーやることもない。

大道具小道具を製作業者さんにアウトソースしたら

→ こちらも練習日以外で集まってそれらをつくることもない。

 

もちろんメンバーで苦しみながら、そしてそれを楽しみながら時間をかけて作り上げていくっていうところにも価値はあります。苦楽を共にするというのはメンバー間の絆を深めますし。

でもそれも学生チームさん以外はなかなか難しいのが現状です。

 

〇 「作品以外のことも学ぶことが出来る」

 

 

どういうことかと言うと、

クリエイターさんと作品づくりのこと”だけ”の関わりではないということです。

作品について打ち合わせなどをする際に必ずそれ以外の話になるじゃないですか。

 

往々にして彼らには長い経験と実績があります。

よさこいチームに所属しているひと、かつて所属していたひと、チームを立ち上げたことがあるひと、代表経験のあるひと、

マネジメント経験のあるひと、作品をたくさん手掛けてきたひと、アートの造形が深いひと、プロモーションが上手いひと、エンタメ業界の知識が深いひと、

などなどチームのあれこれについて参考になる点が非常に多い、ということです。

 

なので外部クリエイターさんに仕事ということは一部アドバイザーとしての役割もある、ということなんです。

そういうチームの抱えているお困りごと、代表の悩み、スタッフの悩み、などを外部目線でアドバイスをもらえるケースもあります。

 

(もちろんクリエイターさんにもよるところはあるし前提として人間関係が大事ですが(;^_^A)

 

4. 外部クリエイターを入れるデメリット?

 

 

 

次はデメリット。

いや正確にはデメリットだとみなさんが思っていること、です。

 

それは・・・

 

「めちゃくちゃにされる!!」

ということです。

 

チームの人間ではないひとに自分たちのチームや作品を触らせることに抵抗感があるということです。

 

例えが正確かどうかはわかりませんけど、

外部クリエイターにお願いするということは子育てを生みの親である自分(チーム)でない、子育てのプロフェッショナルにお願いする、っていうようなものですね。

そこに愛情があるのは間違いありません。

 

ただし作品に愛情があるからこそ外部クリエイターという“部外者”に作品づくりに関することに入り込んでほしくない・・・

チームに愛情があるからこそ外部クリエイターという“部外者”に余計な口出しをされて自分たちが築き上げてきたチームを壊されたくない・・・

 

っていう。だから自分たちのチームでやる。

 

 

 

 

・・

 

 

・・・

 

 

いや!そんなことないから!!

 

強く言いたい。

強く言いたい。

大事なことだから2回言いたい。

 

これ、めちゃくちゃにされると勘違いしてるひとけっこう多いんですよね。

だから外部クリエイターにはお願いしない、っていう。

 

外部クリエイターさんはもちろんチームの事情を知りません。

手放しでお願いしたらそりゃそういう懸念があることもわかります。

 

でもそんなことあります??

手放しで依頼することあります??

 

それって単純にチームさんが外部クリエイターさんに丸投げしてるからそういうことになるんです。

要は依頼の仕方なんです。

心配なら一度そのクリエイターさんと仕事の話抜きでコミュニケーションとって判断すればいいし、なんならそのクリエイターさんにお願いしているチームさんにこっそり

「あのクリエイターさんどんなひと??」

って聞いてみればいいんですよ。

 

5. 対等なんだ

 

そして何よりかなり前にこのようなブログを書きました。

 

【作品づくり】クリエイターとの付き合い方で気をつけるべきたった1つのポイント

 

これは要はチームと外部クリエイターさんは対等だよっていう内容なんですがチームとしても譲れないところはちゃんと伝える。

外部クリエイターさんもプロです。

理解するところは譲歩するし、それが間違っていると思う内容ならそこはちゃんとアドバイスしてくれます。

外部クリエイターさんもチームの求めている結果(賞だけでなく)が出ればそれが自分の実績にもなりますし何より仕事ですのでちゃんとやってくれます!

 

また、外部クリエイターさんのチームへの関わり方もキチンと話をすれば理解してくれます。

 

例えば振り付け。

振り付けは全部お願いしたいけれど作品の構成などは相談して決めたいとか、

基本的にはチームで振り付けしたいけど全体の絵、見え方について指導してほしいとか。

 

例えば衣装。

ここまでは衣装業者さんに作ってもらうけどここからは自分たちで作りたいとか、

衣装替えの方法についてアドバイスをもらいたいとか。

 

みたいな。

そのようにカスタマイズ的にお願いすることもできます。

(もちろん外部クリエイターさん個々人によるんですが)

 

ーーー

 

以上です!!

今回のブログで言いたいことは要は外部クリエイターさんは敵じゃないし、いい作品を一緒になって考えてくれる仲間なので、もっと身近な存在として意識してくれたらいいなぁっていうことです。

 

そしてどまっぷでは今後チームインタビューの合間にクリエイターさんへのインタビューなども考えています。

というのも「こういうクリエイターさんいるんだ」っていうのを知らないことがよくあるんです。

メディアとしてそういうポイントに注力してチームとクリエイターをつなげられるような役割も担っていけたらなと考えています。

それでチームに求めているモノを体現してくれるクリエイターさんがマッチして結果チームや作品が良くなるなら万々歳じゃないですか!!

 

地域によっては依頼することが当たり前になっている地域もあれば基本的には自分たちでやるから、っていうところもあるのですが別にそういう地域あるあるに影響されることはないし、

一番大事なことは依頼することでクオリティーはもちろんチームの負担が軽減してそのリソースを別のところに活かせる、結果チームが活発になる、というポイントなので是非一度、

 

「そういう選択肢もあるんだよ」

 

っていうところを改めて認識してほしいなって。

 

まだ一度も振り付けとかを外部に依頼したことはないけれどちょっとお願いしてみたいなっていう気持ちもある、っていう方、

意外にいるんじゃないです??

 



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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