3年ぶりのお祭り。
高知のよさこい特別演舞、どまつりの市街地有観客開催、原宿表参道元氣祭スーパーよさこい・・・それ以外にも今年は全国的にイベント行事が通常開催もしくはそれに近い形での開催(検討も含め)が多くなっています。
もちろん踊り子のみなさんとしてもよさこいファン、カメラマンのみなさんとしても「嬉しい」の一言に尽きると思います。
ここ2年はお祭りもまともに開催されず、練習も思うようにできず、映像作品の撮影もなんか踊った感じがしない・・・状況だったじゃないですか。
だから今年に入って徐々に開催されてきたお祭りではその消化不良な2年を取り返すかのように気持ちも入れ込んでいる様子がtwitterでも会場でも伝わってきています。
今年の作品のテーマに「祭り」が多いのももしかしたらそういう背景があるのかもしれませんね。
ただtwitterのタイムラインでは開催を、そして参加を楽しむ声と共に、
コロナで泣く泣く参加を辞退したチームの悲しみの声も聞こえ、
少しだけ複雑な心境でもあります。
今回はそんな中ただ3年ぶりのお祭りを楽しもう!!というだけではなく、
少し水を差すかもしれませんが、3年ぶりだからこそお祭りに参加する全員が意識しなければならないことについて書きます。
↑これ。
特に「全員」というところが大事です。
まじで今回のブログ余計なお世話ブログです。
ほんとに。ごめんなさい。
でも大事なことだと思ったので敢えて書きます。
3年ぶりだからこそ
今回のブログの主旨は、そんな3年ぶりの開催だからこそ、
最大限の注意を払いましょう!!
ということです。
具体的には特にこの昨今のコロナ感染対策、そしていつものマナーやモラルのことです。
3年ぶりに何も制限がないんだ、じゃないんです。
今年のお盆休みはニュースなどで「3年ぶりの行動制限のないお盆休み」と言われているようです。
みなさんもこのお盆休みにどこか遠出をされた方もいらっしゃるんだと思います。
でもお祭りは違いますよね。
密密してしまいます。
例えばマスク着用についてはどまつりやスパよさでは下記のようになっています。
それ以外のお祭りでも
・発声をするならマスクつけて
・発声しないならマスク外して
というルールがよくありますよね。
だからお祭りではまだマスクについては制限というか、指示があります。
これはもちろんみなさん守るよう意識をしていることと思います。
いや、そんなの当たり前じゃん。
って思われている方は大丈夫だし、多分このブログを読まれている方はみなさん大丈夫なんだと思います。
1%が100%
今回言っている”最大限注意しましょうね”、というのはステージ上の話ではありません。
ステージ上や待機場所などではお祭り主催者側の目があるので、ルールを守らなかった場合はお祭り主催者側からチームに対して指導があると思います。
だからみなさんすごく意識しますし、周りにも指摘し合いますよね。
でも、少しステージから離れたらどうでしょう??
会場間の移動や一時解散。
電車移動やちょっとコンビニにお昼ご飯や給水を買いに行くなど。
ふっと気が緩むそのような時でさえマスク常時着用のルールは守られるべき、というのはみなさん言葉ではわかりますよね。
実際100人いたら99人が理解してそれを守っているのだと思います。
でもその中でただ1人。たった1人。
マスク着用のルールを無視しての行動をされていたり
そもそも衣装着て気持ちが大きくなって行動がいつもより横柄になっていたり
マナーやモラルの面で少し逸脱した方がいるかもしれません。
「たった1人じゃん」
と思うかもしれません。
でもそのたった1人の方の振る舞いを見たお客さんはどう思うでしょうか??
「マナーやモラルがなっとらん」
「これだからよさこいは(どまつりは)」
「こんな時期にお祭りなんかやって」
みたいに思われます。
悪い意味で過大に受け取られます。
たった1人の行いがまるで全員そうであるかのような捉え方をされることもあります。
というか、そういう方多分今までのお祭りでもいらっしゃったと思います。
どこのお祭りでも、どこのイベントでも、どこの社会でも。
100人いて99人がルールを守っていても1人ぐらいはそういうルールを
「自分1人くらいはいっか」って。
むしろ悪気すらないこともあります。
でもその1人。
割合にして1%の方の行い。
それを目の当たりにした一般の方からしたらその1人が全て、と受け取られます。
つまり1%がその人にとっての100%になるんです。
印象として。
例えば・・・
自分が休日にどこか他県へ出掛けたとします。
行った場所でたまたまよく知らないお祭りが開催されていることを知ります。
そのお祭りでは大勢の人がいて、お神輿だったり屋台だったりがあり、すごく賑わっています。
その楽しそうな雰囲気に自分も会場に足を運びます。
そこである出来事に遭遇します。
数人の集団がたむろして缶ビール飲んだりタバコを吸っていました。
そこまでは百歩譲っていいとして、その集団が空き缶や吸い殻をそのままに立ち去ってしまいました。
そこで直接注意できる人はごく僅かですし、お祭りの主催者側にわざわざ言いに行く人もほとんどいません。
ただ「たまたま行った○○祭りでは空き缶や吸い殻をそのままにして帰った集団がいた」という印象が残りませんか??
もしかしたらそのお祭りは今までそのようなことをする人がおらず、子どもから大人までみなさんが楽しめるお祭りで、
たまたま他所から来た集団がたまたまそのようなマナーやモラルがない行動をしただけかもしれません。
でもそんなことイチお客さんにはわかりません。
これが1%が100%ということです。
だからこそ必要以上の対策を
例えばどまつりでは健康管理表を参加者1人1人記入して提出するようになっています。
主催者側ではクラスターを発生させないように最大限の配慮をして各参加チームに指示をしています。
これは参加するチームは当たり前に守らなければならないことです。
ただそれだけでいいのでしょうか。
たった1%の人、それすらも生まないようなチーム内の配慮、工夫、そして1人1人の意識、
が特に今年は求められるのではないかなって思うんです。
例えば・・・
〇 会場間の移動時マスク着用をお互い注意しあえる
〇 大道具を持っての電車移動がある場合はグループで配慮し合う
〇 一般歩行者を優先させる
〇 各グループごとにアルコール消毒のスプレーを持たせ一定時間ごとに手指消毒を行う
〇 他チームでも指摘しあえる状況
のようなことでしょうか。
いや、そんなの当たり前じゃん。(2回目)
ってチーム全員が思っているのであればこんなブログ必要ないんですけどね。
まじ余計なお世話だわ、ってコメントで溢れてくれれば杞憂に終わるのです。
今回は以上です。
今だからこそ、今年だからこそ“お祭りは参加者全員で作るもの“ということをチームのスタッフだけでなく、
メンバー全員に浸透させることが必要ではないかと考えています。
どまつりでいえば3年ぶりの市街地有観客開催です。
スパよさも3年ぶりの開催(規模縮小)です。
主催者側だけでなく参加チーム、参加者1人1人が意識し、意識するだけなく行動すること。
コロナ第7波は、肌感覚ですが陽性者がより身近に感じらる状況です。
こんな時期にお祭りを開催するなんて、と思う方は少なからずいます。
高知のよさこい特別演舞でも徳島の阿波踊りでも参加チーム、連でクラスターが発生した、というニュースも耳にします。
それによりネットではアンチが「それ見たことか」と声をあげる人もいます。
だからこそ、これから開催するお祭りではクラスターを発生させないためにもより意識した対策を徹底させ、
逆に「何事もなかった○○祭りは安心だね」と一般の方に感じていただけるようなお祭りをみなさん全員で作り上げて行きましょう!!
コメント