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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【練習】ウォーミングアップはこれやっとけ

はい。

今日はウォーミングアップについてでーす。

体操・ストレッチについては以前、

 

【練習メニューの組み方】ベース編

【練習メニューの組み方】ウォーミングアップ

【練習メニューの組み方】ウォーミングアップ〜体操・ストレッチ〜

 

上記ブログで解説してきました。

 

今回はウォーミングアップについてオススメのものを2点+重要なこと1点ご紹介したいと思います。

 

目次:

 

1.リズムトレーニング

2.アイソレーション

3.重要なこと

 

1.リズムトレーニング

 

【リズムトレーニングの必要性】

 

10何年よさこいに携わってきて振り付けの流行り廃りというか、振り付けの変化を感じています。

少し前まではカウントに合わせた振り付けと隊列移動、そして大道具登場、一瞬の衣装替え、がメジャーでした。

 

ただ少しずつ年月が経って、新しく要所要所で音ハメをするスタイルが登場しました。

 

音ハメとは簡単に言うと、

「音に振り付けをハメる、当てる」ということでいいと思います。

 

曲中の特徴的な音、キャッチーな音で振り付けを合わせる、ということですね。

(ホントはもっと奥が深いのですがよさこいではこれでいいです。)

 

ちなみに2018年2019年とにっぽんど真ん中祭りに参加されたペプシJコーラ怪物舞踏団の作品はイントロからバッチバチの音ハメです。

引きの映像だとわかりにくいですけども。

 

 

 

で、これって振り入れの時に、

「ここの音にこの振り付けを当てるんだよー」って教えられても今までカウントで踊ることに慣れている人にとっては音ハメは一瞬簡単なように思うことが多いのですが、

「本当に音にハマっているのか」と言われたら結構の人がハマっていないことが多いです。

なんちゃって、が多いということです。

よさこいは群舞なので一部の人が出来たらいいというわけではありません。

何十人、もしくは100人を超す大所帯全員が出来なければなりません。

 

そこでそれを普段から練習で音ハメの練習をしなければなりません。

そこでリズムトレーニングが重要になってくるんです。

 

また、リズムトレーニングをやっているチームとやっていないチームでは作品を観ると明らかにノリが違います。

どう違うのかっていうのが言葉にしにくいのですが、

作品の構成良し悪しでは観てて気持ちがいいっていう感覚ですね。

 

 

前置きがいつも長くなりますね笑笑

ということでリズムトレーニングのやり方に説明します。

 

【用意するもの】

一定のリズムを刻んでいる音楽

 

これは出来ればHipHopが良いです。

他のジャンルでもいいですがBPMが遅めかつ一定のリズムを刻んでいるので捉えやすいのでオススメです。

例えばこんなの。

 

 

Japanese Hip-Hopの大親分、ZEEBRA-「Street Dreams」です。

これはBPM86くらいなので合わせやすいです。

 

慣れてくるとこんなのもアリです。

※フリースタイルバトル用のビートなので歌詞とかはありません。

 

 

WAZGOGG-「Impact」

これでBPM120くらいです。

 

【具体的に何をやるか】

さて、ということでこれらの音を使って何をするか。

シンプルに言えば「何でも良いです」

まじで。

 

ダンスでいうリズムトレーニングではアップダウンとかステップとかやりますけど、

ほんと何でもいいです。

 

  • ・ジャンプ
  • ・歩く(ボックス踏むとか)
  • ・ただ腕を上げ下げするだけ

 

とか。

ただまぁこれだけをずっとやり続けるのは飽きるので組み合わせるとかは必要ですが。

 

【リズムトレーニングをする際のコツ】

2つあります。

 

1つ目は「止め」

音ハメの基本は止めです。

力の流れを強制的に止めることです。

どうやって止めるかというと、

「腹筋」です。

腹筋に力を入れないと体が持っていかれるので。

 

音ハメが上手い人は総じて腹筋が強いです。

もっと具体的に言えば体幹、インナーマッスルのことです。

 

そこの鍛え方についてはまたまとめますね。

 

2つ目は「ノる」

音にノる、曲にノるということです。

感覚的に言えば曲に体を任せるということですが「こうやればノレる!」というコツみたいなものはありません。

ただ、皆さん自分の好きな曲、例えば好きなアーティストのライブに参加した時は自然と体がノッてきませんか??

要はそれです。

だから自宅で一人でリズムトレーニングするとか言う時は自分の好きな曲でやるのがいいです。

すると次第に「あ、この状態が音にノるっていうことなんだ」ってわかります。

その時の感覚をチームの曲で再現する、ということですね。

 

2.アイソレーション

 

次にアイソレーション。

これはもうメジャーですね。

以前とあるチームでアイソレーションやったことありますかー??って聞いたらけっこうな人が手を挙げていました。

 

ただ初めて聞く方もいらっしゃると思うので簡単に説明します。

 

【アイソレーションとは??】

 

アイソレーションとは「体のある箇所だけを動かすこと」です。

英語:Isolationの意味としては「分離、独立」などの意味です。

 

これが出来ると何が良いか。

分かりやすいところで言えば体の稼動域を広げることになるので

「踊りが大きく見えます」

 

例えば同じ振り付けでもアイソレーションが出来ている人出来てない人では全く見た目が異なります。

よさこいは群舞なのでこれもチーム内の少人数が出来てもあまり見た目の変化はわかりにくいですが

出来る人が多ければ多いほど見た目のダイナミックさが出てきます。

 

【具体的なやり方】

 

もちろん?文章では伝えにくいのでYouTubeを貼りますので参考にしてみてください。

こちらがわかりやすいかと思います。

 

 

こちらの動画では胸のアイソレーションのやり方を解説しています。

アイソレーションには大きく首、胸、腰の3箇所がありますが、

よさこいでは上半身の振り付けが多いので胸のアイソレーションだけできればいいです。

首のアイソレーション出来ても使い所が現状ありません。

 

 

練習の仕方ですが、曲は必要ありません。

ゆっくりカウントを数えながら胸の前・後・右・左、そしてロール(時計回り反時計回り)をやり、慣れてきたらテンポアップし、上でリンク貼ったような曲に合わせてみるやり方がスムーズかもしれません。

 

【アイソレーションのコツ】

 

コツは2つあります。

 

1つ目は

「動かさないところ」をいかに動かさないか、ということです。

動かさないところいうのは「下半身」です。

 

特に胸のアイソレーションは腕を使うことがないので最初の方は両腕を腰骨あたりに置き、

下半身が動かないように固定することです。

慣れないとすぐ動いてしまいますからねー。

 

2つ目は

脱力です。

こういうの慣れない人がやると肩に力が入りがちになります。

ただし胸のアイソレーションには腹筋以外力は必要ありません。

 

以上2点を意識して練習してみてください!!

 

3.考え方

 

さて、ウォーミングアップでやるべきことを説明しました。

もちろんこれ以外にもやらなければならないことはあります。

筋トレや体幹トレーニングなどです。

ただまぁこれらは自宅でも出来るので割愛します。

 

ウォーミングアップにおいて重要なことは何より継続です。

 

こういう反復練習ってほんとーに飽きます┐(´ー`)┌

つまらないです。特に出来ない人は尚更につまらないです。

 

でも続ける

毎回の練習で体操・ストレッチが終わった後30分とかやる。

何故ならこういうのって出来ない人にとっては一朝一夕でできるものではないからです。

 

中の人の経験談としては、

首のアイソレーション(さっき必要ないって言ってたけど)の左右が全く出来ずに、

数ヶ月お風呂あがりに鏡の前で数ヶ月やってやっと出来るようになりました。

 

だからこれを毎回の練習で少しずつやる、継続する。

そうやって徐々に音ハメやノりが出るようになったり体の稼動域が広がってきます。

すると結果的に魅せ方の面で踊りが上手くなります。

 

こういう地道なトレーニングが身を結ぶんです。

作品自体の出来不出来も重要ではありますが、

踊り子がいかに踊れるか。いかにその作品を表現できるか。魅せられるか。

これも同じくらい重要です。

 

特にこの時期。

新曲が徐々に出来始めてくると振り入れがメインの練習メニューになります。

だからここが疎かになりがちなんです。

だから今のうち。

もっと言えば年末年始から新曲が具体的に始まるまではこちらをメインの練習メニューとしてやってもいいくらいです。

 

ぜひまだ練習に取り入れていなければ真っ先に取り入れていくことをオススメします!!

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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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