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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【作品づくり】統一感って大事だよね!!

今回は「作品づくりにおいて統一感って大事だよね!!」っていうお話です。

もうこれタイトル=結論なのですが、とは言われても

「統一感って何を統一するのか」
「統一されてないとどうなるのか」
「よく観かける統一感がない例」

その辺りのお話をします。

まっぴん
まっぴん

もしかしたら賛否あるかもしれないけどどまっぷはこう思うっていうお話っぴんね♪♪

統一感って何だ?何を統一するの??

まず「統一感」とは何でしょうか。
よくみなさんこの言葉使いますよね。

ググった結果簡単に言えばこうです。

「統一感がある」 ⇒「整っている、まとまっている」
「統一感がない」⇒「整っていない、まとまっていない」

これは服のコーディネートとかにも言えるのでなんとなくわかりますよね。

実際の演舞だとテーマやコンセプトがあり、それを元に曲、振り付け、衣装、大道具などのパーツがあります。
それらが整っているかどうか、ということです。

例えば「青」っていうテーマで作品を作る際に
全体のパーツを「青」にするのは「統一感がある」ということになります。
その中で「赤」の要素があったら「統一感がない」「違和感がある」ということです。

(ただ敢えての外しで一部「赤」い要素を入れることによるノウハウもあるのですがここではそれはないモノとしてください。)

惜しい!!

さて、この統一感。
今回は「演舞」のお話です。

演舞とは先ほども言ったように様々なパーツの組み合わせです。
それを踏まえ、極まれですが

「そこまでやっているのに・・・惜しい!!」

って思うことがあります。(すごい上から目線ですみませんが)

その多くは髪色とメイクです。

たまに見かけるのが、

○ 明らかに群舞パートなのに奇抜な髪の人が1人だけ混じってる!!
○ 衣装や振り付け、構成などカッコいいし統一感もあるのに「え?なんでそのメイク??」

ということです。

髪色

別に奇抜だからダメっていうことではなく、もちろん普段の髪色は個人の自由なんですが、
それはチームとしても披露だけは周りと揃えるように指示をしたりすべきだし、
その踊り子個人としてもパート的にちょっと気にした方がいいじゃないですか。

よさこいというのは“群舞”なので。
お客さんの目もそっちいっちゃうでしょうし。

「でも気持ちが揃っているから」

という方もいると思いますがみながみなそこまで深い芸術的な視点で演舞を観ているわけではありません。

メイク

これはチーム内で考えられたメイクについて言っているわけではありません。

「明らかにメイクについて具体的に考えてないでしょ??」

と感じるメイクということです。

それ以外のパーツは全て完璧に統一されている、仕上がっていると感じるのにメイクだけ明らかに不自然、テーマに沿ってないように感じるメイクです。
これ「考えた末にそのメイクなんです!」となってしまったら申し訳ないので具体例は出せないのですが、みなさん感じることはありませんか??


うるさいなぁ

って思った人いるかもしれません。

でもこれはそもそも賞を目指しているチーム、作品として完璧に仕上げていきたいチームに対して
「そこまでちゃんと考えた方が観ている側として印象更に良くなるよ」
ということです。

・・・のように曲、振り付け、構成、衣装などはもう当たり前のように統一感出して仕上げてきているけれども、
そういう髪色やメイクまで気が回ってないチームをたまーに見て「惜しい!!」と思ってしまいます。

統一感がないとどうなるのか??

「統一感がない」

上の髪色やメイクはさておき、たくさんの演舞を観ていく中で統一感がないと感じることがあります。
「青」を表現したいはずなのに「赤」だったり「黄」だったり「紫」だったりが入り込んでしまこと、あります。

演舞を観た人に「青」だったなぁって 伝えなきゃいけないのに

「結果なんだか派手だったよね」

で終わってしまう演舞。
中の人は審査員もしたことがありますがここはかなり注視していますし、「すごい演舞なのにテーマに沿ってない」みたいな演舞は残念ながら減点対象にします。(自分ならの話)
でも他の審査員もダンスや舞台関係の方はそう思うと思います。

上の髪色の話に戻すとみんな黒髪なのに例えば1人だけ赤髪だったら、1人だけ金髪だったら、もうお客さんや審査員ってそこに目がいっちゃうじゃないですか。
真ん中に目立たせたい特殊パートが踊っているのに周りの群舞パートにやたら派手な髪色の子が踊ってたら目がいっちゃうじゃないですか。

そうなると本来表現したいこと、伝えたいことが100%上手く伝わらない可能性があるんです。

もうひとつだけ言わせてくれ!!

「統一感」という括りでたまーにこういうチームいません??

初披露演舞なのにTシャツで踊っちゃうチーム

たまにお祭り、特に5月6月とかの初披露シーズンで見掛けます。

初披露演舞なのにTシャツで踊るっていうの。
(Tシャツで踊るっていうのは一番わかりやすい例えでその演舞曲を踊る上での完全な状態ではない、という意味です。。。)

せっかくの初披露なのにTシャツで踊ったら今回のテーマである

「統一感がまさにない」

っていうことになりますよね。

しかも初披露。
初披露ってお客さんとっても楽しみにしていますし踊り子としてもすごく大事じゃないですか。
でもそんな初披露で曲や振り付けは新曲だけど衣装がTシャツだったり違う曲の衣装だったりすると、

新曲が観られるという楽しさ半分、なんか物足りなさ半分

っていう感じではないでしょうか。

お客さんの立場からすると・・・

「○○(自分の好きなチーム)が新曲演舞するって!!」ってことで楽しみにお祭り当日を迎えます。
客席ど真ん中の席を陣取り○○の演舞を待ちます。
演舞時間が近づくにつれ、ちらちらと待機場所になんかTシャツの集団が目に入ります。
「あれ?○○の新曲ってTシャツ??」みたいに思います。

みなさんはアリ?ナシ?

以上は観ている側の目線なんですが、踊る側としてはみなさんどう思いますか??

「のっぴきならない事情があってTシャツで演舞をせざるを得ない場合だったら仕方ないじゃん。」
②「毎年初披露はTシャツで踊るっていうチーム文化だから固いこと言わないでよ。」
③「結局本祭で結果出せればいいんで初披露はどんな状態でもそんなに気にしてないです。」

というところでしょうか。

例えば

①「のっぴきならない事情があってTシャツで演舞をせざるを得ない場合だったら仕方ないじゃん。」

⇒ これはそこまでの事情であればむしろそのお祭りの出演をキャンセルするという選択肢もあるのではないでしょうか。
完成していない演舞で観に来てくれるお客さんや準備してくれたお祭り側の方に対してどう思うのでしょうか。

例えば好きなアーティストのコンサートでステージ演出などものすごく準備されてまじヤバなステージだとして、そのアーティストがTシャツで出てきて終始その格好だったらどう思うのでしょうか。
チケット代がかかっているコンサートと入場無料のお祭りを比較することは一概にはできませんが自分たちのチームを 
楽しみにしてくれているお客さんがいることは同じだと思います。

②「毎年初披露はTシャツで踊るっていうチーム文化だから固いこと言わないでよ。」

⇒ こちらも同じですが、あらかじめそういう宣言や告知をしているのであればまだいいのかなとは思います。
でも100%演舞の内容が表現されていないのは明らかです。
衣装替えをする作品であれば衣装替えできていないことにもなりますし。

③「結局本祭で結果出せればいいんで初披露はどんな状態でもそんなに気にしてないです。」

⇒ これはもう・・・ね(笑)
別ブログにします。


今回は以上です。

前半部分。
統一感については繰り返しますがそもそも賞を目指しているチーム、作品として完璧に仕上げていきたいチームに対して
「そこまでちゃんと考えた方が観ている側として印象更に良くなるよ」
ということです。

結局チームって振り付けと隊列、構成などはすごく時間をかけて完璧なものをつくります。
ただ髪色とかメイクまで手が回らなかった、というのはすごくもったいないです。
賞を目指しているなら尚更。
お客さん、観客席からってけっこうその辺まで観えますので。

後半部分。
Tシャツで踊る、何かパーツが欠けている状態で踊る、という状態ってってもう言ってしまえば

お客さんのいる公開練習

なんです。練習の延長。練習着の延長。

振り付けも完璧、隊列や構成も完璧、上で言ってたヘアメイクも完璧、大道具や幕なども完璧。
でもTシャツっていう。。。

お客さんがそれをどう見ているか、
他チームがそれをどう見ているか、
お祭り運営の方がどう見ているか、

その辺りも考えた方がいいと思います。
これはもしかしたらそういうチームの方は

お祭りをどう捉えているのか

っていうところにもつながるのかもしれません。
それは③の話にもつながりますのでまた次のお話。

お祭りは”場数”ではないっぴん

まっぴん
まっぴん

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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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