いや!全然お祭り関係ないやん!!
って思わないでね笑
いやいや、とっても関係あるんです。
いや、関係あると思ってます。
うん、関係あるよきっと。
旅には作品づくりにとってもプラスになるんですよ。
今回はそんなお話。
目次
1.旅のすすめ
突然ですが皆さん旅してますか??
知らない土地に旅立っていますか??
旅っていいですよ。(漠然)
知らない土地に行くこと、
知らない文化に触れること、
知らない建造物を見ること、
これって単純な知見を得るをいうこともありますが、何より感性を磨くこともできます。
特に海外。
そうやたらめったらに海外旅行行けませんが、
日本と全く違う文化、言語、習慣など未知の世界が広がっています。
その時の自分の心境。
経験したことある方ならわかると思いますが、
ドキドキとワクワクの入り混じった胸の高鳴り。
ただカフェに入ってコーヒーを注文する
お店で買い物をする
道を尋ねる
そんな日本では当たり前のことですらわけわからんわけです。
英語だったらまだしも英語が主要言語でない国の場合は尚更です。
そんな旅、
まじ、
いいよ。
2.何故よさこいメディアで旅?
冒頭でも言った通り、作品づくりと旅はめちゃめちゃ関係あるんです。
これは上でも言いましたけど未知の場所で体験するドキドキワクワクです。
そのドキドキワクワクは自分の感性とかクリエイティビティとかそのようなものを磨いてくれます。
振り付けとか衣装案とか大道具案とかってよさこいの他チームの演舞を観て参考にすることはいいと思いますけど結局それってよさこいの中での真新しさってないじゃないですか。
「これ、どっかで見たな」ってなるわけです。
構成とかは以前、「新曲の作り方~構成表~」で解説しましたけど、
実際問題よさこい界隈であんまり観たことない振り付けや諸々のデザイン関係って「よさこい外」から持ってくると真新しさを印象付けることができるんですね。
で、旅って上でも言った感性やクリエイティビティ、つまりは「発想力」を磨くのに最適なんです。
もちろん旅の目的は楽しむこと、それは大前提ですよ。
わざわざ感性やクリエイティビティを磨きたいから旅しようなんてちょっと染まりすぎです笑笑
ただどうせ旅する機会あるならよさこいに少し活きるような仕方もありかなーなんて考えてます。
3.理想の旅の仕方
ということでここでどまっぷ的理想の旅の仕方についてオススメします。
これ、あれですよ。
先日のメンバー募集に関する意識についてのブログのキーワードだった「自分ごととして捉えてもらう」ていうの、
全く無視してますからね。
ただの中の人の趣味の延長です。
いや、でも作品づくりに関係するから!ほんとに!
そこんとこよろしく!
【出来れば止めといた方がいいプランの立て方】
まずはこれです。止めといた方がいいプランの立て方。下記3つです。
- ①ツアーで旅行に行くこと(現地アクティビティツアーは可)
- ②完璧なタイムスケジュールを組んで行くこと
- ③旅行先のグルメとかも「◯◯に行ったら立ち寄りたいカフェ3選」とか見てそのまま鵜呑みにしてしまうこと
①はもうこれってゴールが約束されている旅というか自分なにも考えなくても目的地まで連れていってくれるじゃないですか。それは楽には楽なんですけど刺激があんまりないですよね。
なんか家で映画観てるのとあんまり変わらないわけです。
②はこれ自分も経験ありますけど欲張ってたくさんの観光スポットに行きたいがためにタイムスケジュールがちがちで組むんですよ。
で、結果「この観光スポットもっと観たい!でも時間が!」ってなってフレキシブルに対応できないのと、決められた場所を決まった時間に決まったルートでなぞるだけなのも刺激に欠けます。
③も①に近いですけね。(あとそういう場所って大抵混んでることが多い・・・)
ここからわかることは決まりきった旅は面白みに欠ける、ということです。
【オススメの旅の仕方】
その視点で旅の重要なポイントは「五感をフルに使ってRPGのように旅を楽しむ」という点です。
- ①交通手段の手配から宿泊先の手配、現地アクティビティなどの手配を全て個別で自分で手配する。
- ②絶対ここは行きたいというスポット以外はかなり余裕を持ったがばがばなタイムスケジュールにする。
- ③現地の舞台演劇やパフォーマンスを必ず観る。
①航空券の手配、宿泊先の手配、現地アクティビティの手配など、全部自分たちでやることで自分オリジナルのわがままトリップが実現できるわけです。
そっちの方が全然楽しいし、自分でプランを作り上げていく感じが作品づくりに似ていたりします。(こじつけです)
②これの目的は空いた時間に行ける場所を現地の人に教えてもらうということです。
旅行雑誌やブログには載っていないような現地の人ならではの場所を追求してみると新しい発見があります。まじ。
タクシーの運ちゃん、宿泊するホテルの受付?の人、何なら町のそこらにいる人(ナンパ??)とかに聞いてみるとけっこうお店を教えてもらえることができます。
これは海外の場合も同じ。
もちろん勇気は要りますしなんならボッタクリに合うこともありますけど笑、なんならそれも込みの醍醐味です。
③これは特に国外の方が多いですが現地には現地ならではの舞踊劇があります。
例えば人形劇だったり大衆演劇だったり、現地の歴史を作品にした劇です。
表現方法など特に国が違えばかなり独特で衝撃的です。そしてそこでの発見は必ず身になります。
【余談】
中の人も旅行が好きなので特に海外に行った時は
- ①航空券からホテルから現地のアクティビティまで全部自分で手配します。
- ②絶対ここ行きたい!!っていうスポットは1日2か所くらいまでに留めて、特に食事とかは確実に現地の人に聞きます。
- ③そして必ず現地の舞踊劇観ます。
②については行き先は決まっているけど交通手段が分からん、ってなりますがいろいろ現地の人に片言の英語+身振り手振りで聞きます。そしてかいろんな人に聞きながらなんとか頑張って目的地に着くわけです。
その時の感動っていうか、達成感は面白いですよ。
この時の自分の感情の動きはまさに作品と一緒です。
③の現地の舞踊劇を観る、ということですが正直全く内容分からんです。
親切なところだと英語字幕を付けてくれるのでストーリーの大枠を掴むことができますがあまり多くはないです。
ただその言語すら分からない状態で演劇を観て、それで五感フルパワーで理解しようと頑張ります。それでなんとなくストーリーだったりメッセージだったりが日本人の自分に伝わる、理解できるっていうことはそれは作品づくりに大きな学びになります。
また単純な舞踊だ、と
- ・どの音でハメているのか、とか
- ・そもそもこの音楽8カウントじゃないな、どうやって合わせているんだろう、とか
- ・この衣装やべーな、どういう作りをしているんだろう、とか
- ・ここ多分こういうメッセージがあると感じたんだけどどういう振り付けがそういうふうに思わせたんだろう、とか
考えます。
そしてそれたの気づきが作品づくりに活きるわけです。
どうですか??少しは旅に行きたくなりませんか??(押しつけ)
4.距離とクリエイティビティは比例する
先日ご紹介した「クリエイティブの授業」の中にも出てきます。
「距離と変化こそが、想像力の密かな栄養素だ。
家に帰ると、そこには何も変わっていない。
だが、私たちの心の中の何かが変わっている。そして、それが何もかも変えるのだ(ジョナ・レーラー)」
旅をすることは自分の頭の中、心の中に必ず何かしらの影響を与えます。
冒頭にも書きましたが、
- 知らない土地に行くこと、
- 知らない文化に触れること、
- 知らない建造物を見ること、
これらは自分の知見を深め、感性やクリエイティビティを磨き、
それらがよさこいにおいても人生においても非常にプラスに働きます。
全然関係ないことですが、
どこかで読んだ話ですが同じ金額を「買い物に費やす」のと「旅に費やす」のでは後者の方が長く満足感が続くそうです。
つまりそれだけ旅は自分にとってプラスに働くんですね。
あと国内外問わずのことですがお祭りがたくさんあります。よさこい以外の。
そういうところからもインスピレーションを貰うこと、バチバチにあります。
そして何気ここ重要ですが、
よさこいに関するネタはよさこいの中だけに転がっているわけではありません。
そういうアンテナを張りながらいろんなところでいろんなモノを見聞き体験することでかなり様々なネタを発見することができます。
ちょっ言い方悪いですけど、よさこいをやっている、どっぷりハマっているとよさこいやその他踊っているモノ以外に対するアンテナが乏しくなりがちです。
だから逆にそこ以外からネタを探してみると新しいアイデアが思い浮かぶかもしれませんよ。
以上旅のススメでした!!
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