「第19回おうちでどまつり合宿」のアーカイブ動画の抜粋その2です。(今更??)
チームインタビューで途切れてしまいましたけども。
今回は第2部「コロナ禍のチーム練習」のお話です。
こちら、
正直第1部よりも大事なお話です。
第1部のお話はあくまで“現時点での情報”でした。
5月末の最終判断によって全てが確定します。
ですが感染対策っていうのはむしろこれ次第ではフェーズ1がフェーズ2にも3にもなる可能性があるからです。
みなさんのチームが、既にやられていると思いますがチーム練習での感染対策、
そして練習以外でも普段の生活から意識することによってコロナウイルスによる感染を防ぐことにつながります。
第2部ではどのような感染対策を行えばよいか、ということをお話いただきましたので簡単ではありますがまとめました。
みなさんもう動画観られたかと思いますが改めてこちらを読み返してもらって感染対策の意識を再起してもらえたらと思います!!
前回のまとめはこちら
目次
3. 医療者から学ぶチーム練習での感染対策
※画像リンクとして第2部開始からアーカイブが流れるようにしています。
2005年からどまつり医療ボランティアとしてご尽力いただいている総合大雄会病院院長井上保介先生をお招きしてコロナ禍のチーム練習についてお話いただきました。
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第22回にっぽんど真ん中祭り(テレどまつり)の際にチーム練習(ビデオ撮影時)ガイドラインを作成しました。
今年はまた昨年とは様相が変わってきたところもあります。巷ではワクチン接種も始まってきてはいますがまだまだ予定通りにはいってない状況です。
その中で今年はどうやっていけばいいのか。最新の研究データなどもご紹介いただきましたので展開します。
感染防止対策リスト ※抜粋
① 社会的距離の確保対策
・ 2m以上、最低1m(片手で届く距離)の物理的距離を確保すること(激しいダンス等、呼気が激しくなるパートじゃ距離を話す)
・ 屋内で練習や会合をする場合は出入り口や窓を開放するなど十分に換気をすること
・ 活動(準備運動・練習等)時の身体的接触(補助、握手、ハイタッチ等)の禁止
② 体調管理と感染対策
・ 活動当日に限らず、日々の健康状態を記録し、異常が見られた場合は躊躇なく参加を見合わせること
・ 手指消毒と手洗いの徹底(参考:厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/content/000501122.pdf)
③ 感染の発生に備えた情報収集と情報提供
・ 活動参加者の把握(名前、連絡先)
・ SNS等を活用した、活動参加者に対する感染発生状況等の情報提供
④ マスクの利用
・ マスクを外しているときは会話を慎むように習慣化する
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Ansysデータ
チーム練習では“動き”があるため世間で言われるSocial Distance、静止した状態での2m、とは異なります。
そこで参考になるデータがありまして、ヨーロッパのとある大学とAnsysという企業の共同研究データです。
https://www.ansys.com/ja-jp/about-ansys/covid-19-simulation-insights
とても大事なことですので是非ご覧ください。
ご紹介あったAnsysの飛沫のシュミレーションですhttps://t.co/gfJsLae8cN#おうちでどまつり合宿
— まっぴん@よさこい情報サイト (@mappin_domap) February 20, 2021
そちらのAnsysのサイトから画像をスクリーンショット撮りましたので展開します。
練習や撮影の際の隊列などの参考になれば幸いです。
【向かい合って1.5mの距離での会話での飛沫】SAFER
【2人並走している際の飛沫】SAFER
【2人前後に並んで走っている際の飛沫】LESS SAFE
【2人前後で走っているが後ろの人が1人分横にズレた際】SAFER
動いている場合飛沫はその人の真後ろにいくので真後ろでなく少し横にズレた位置だと問題ないとのことでした。
ただしあくまで上記データは無風の場合であって屋外であれば自然風、屋内であればエアコンなどの風があるので一概には言えないところもあるので難しい部分があります。
手洗い・マスク・咳エチケット
手洗いは小学校の頃から親から口うるさく家に帰ってきたとき、食事をする前には手洗いをするように言われてきたことで特別なことではありません。
また、咳をしてしまう際のエチケット、マスクの正しい着用についても合わせて厚生労働省の下記サイトをご覧ください。
引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html
また、言われすぎていて慣れてしまっているのですが改めて3密(密閉・密集・密接)を避けること。
年齢性別関係なくみなさんひとりひとりが対策できること、守れることをキチンとやらないと知らない間に自チームないでクラスタが起きてしまう可能性があります。
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具体的に今こういう対策をして練習をしています
笑”さんと名古屋学生チーム「鯱」さんの両チームが感染対策をしながらどのように練習をしてるのかご紹介いただきました。
【名古屋学生チーム「鯱」】
【笑”】
今回提示されたAnsysの飛沫データはとても参考になるなと感じました。
このような最新データをもとに練習方法また作品づくりにおいても意識しなければならないと思います。
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Q&A
Q1 : 練習時の必須の感染対策は??
A1 : 手洗い、うがい、Social Distanceはもちろんのこと。
チームで活動をすると「みんなに迷惑をかけたくない」ということで熱があったり体調が悪くても我慢をしてしまいがちになる。でもそれが結果クラスタを起こす原因になってしまうので自分のことだけでなく仲間に悪い影響を与えないような雰囲気づくりをすることが大事。
Q2 : マウスシールドでどのくらい飛沫防止できてる??
A2 : 実際飛沫がどのように起こっているのかは目に見えない。きめの細かいマスクをすることで飛沫は防げるが練習や本番だと息苦しくなる。
布マスクの下に不織布マスクをすると92~94%飛沫は予防できるがそれで踊るのも辛いので運動量に応じた予防をすることが大事。
Q3 : チーム演舞の演出の中で道具の受け渡しをすることが多いがそれに対してどのような対策があるか。
A3 : 物を触ったり受け渡したりでウイルスが手に付くことがあるがそれを触ったから感染するわけではなく、触った手で顔の汗をぬぐうとか髪の毛や口を触るとかそれで感染が成立する。
非感染者の方が感染者の方の手を握ったからと言って感染するわけではない。
つまり道具の受け渡しが必要な際は、練習の合間に手洗いやアルコール消毒をするという細かな配慮が必要になる。
Q4 : マスクをしていながら大声を出す時の飛沫感染のリスクは??
A4 : 大きな声を出す、咳をすることは大きく飛沫してします。どうしても必要なら前に人がいない状態であれば飛沫感染は避けられると思う。
4. 改めて意識すべきこと
3.を受けて。
おはようございまっぴん☀
いろいろなチームが活動再開ツイートをしていて少しずつだけど兆しがみえてきてるのかなって思います
ただやっぱり改めて気をつけないといけないのが感染対策なので気持ち的にはより一層気をつけていきましょうね👍
— まっぴん@よさこい情報サイト (@mappin_domap) March 6, 2021
冒頭でも書いたことを繰り返しましたけどまさにこれです。
緊急事態宣言が先月末で解除されましたね(5府県)。
解除されたとは言えこれまでを振り返ると、
引き締め → 緩和 → 引き締め → 緩和
・・・の繰り返しです。
そう。
人間って意思の弱い生き物なんだなぁって思い知らされますね。
上から押さえつけられると従うけれど開放されたらまたいつも通り、の繰り返し。
このままではまたn回目の緊急事態宣言発令もあり得るかもしれません。
その結果医療従事者の方々を始め多くの関係者の方に負担を強いてしまう。
そして(ここ大事なところなんですけども)僕たちが待ちわびている“リアル開催”のお祭りが遠のいてしまいます。
だからこそ!!
今twitterを見ていると多くのチームが練習再開のツイートをされています。
それはすごく喜ばしいことなのですがだからと言って、練習ができる嬉しさが感染対策の意識を上回ってはいけない。
改めて各チームごとで感染対策を見直し、足らない部分は補い、継続的に感染対策を行っていく必要がありますね!
そして来年度みなさんが望む形でお祭りが開催されることを願います!!
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