カテゴリーから探す
まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【チーム運営】衣装は誰のモノ??

今回は衣装の話です。
と言っても素材がどうとか色味がどうとかデザインがどうとかの話ではありません。

タイトルの通り「衣装は誰のモノ??」っていう話です。

え?そんなのその衣装を買った人なんじゃないの??

ってみなさん思うと思います。

恐らくどまっぷをお読みの方東海の方が多いようですが東海エリアだと“個人所有”が多いと思います。
自分の踊り子人生を振り返っても限定参加でない限りは個人所有が全てでした。

ですがいろいろ話を聞いていくとどうやら地域やチームによっては必ずしもそうではないようです。

これはみなさんにtwitterでアンケート取ろうかなと考えているのでその際はリアルな声を聞かせてほしいですm(_ _)m

前回のおさらい

前回のブログの「過去曲の再演は可能か」というブログの中でチーム側が抱える問題、”壁”が3つあると書きました。

① 振り付けの壁・・・残すことが難しいということ
② チーム体制の壁・・・そういうチーム体制になっていないということ
③ 衣装や大道具の壁・・・今回はこちらの話

その中で衣装や大道具のところが長すぎてしまったので別ブログにした、ということです。

あわせて読みたい
【作品づくり】過去曲の再演は可能なのか問題 今回は個人的にすごくすごく難しいテーマについてです。 それはタイトルの通りです。 過去曲の再演は現実的なのか?? ということです。 どういうことかというと多くの...

今回大きく2つのトピックでお話をします。

① 衣装の所有権は個人なのかチームなのか
② 衣装が個人所有の場合の退会後の扱い

まっぴん
まっぴん

知らなかったけど衣装管理はチームごといろいろなスタイルがありそう!!

衣装の所有権は個人なのかチームなのか

過去曲の再演で最もネックになる壁は衣装の壁です。
何故なら多くのチームの衣装は”個人所有”なので退会してしまったら衣装の行方もわからなくなるからです。

ただしいろいろ話を聞くとどうやら個人所有ではないチームもあるようです。
中の人が聞いた話体験した話ですと以下の3パターンがあることがわかりました。

① 個人所有・・・永遠にその人のモノ
② 半個人半チーム所有・・・在籍中はその人のものだけど退会したら返してね
③ チーム所有・・・在籍中は衣装はその人が管理しているけれど退会したら返してね

この3パターンがあることがわかりました。


①は説明するまでもないので割愛します。
②と③の違いは衣装代をメンバーとチームが折半するかしないかということです。

②は半分(もしくは一定額)をメンバーが支払い残りをチームが支払う
③は全額メンバーが支払う

という違いがあります。
どちらも退会時はチームに返却します。

チームにはいろいろなスタイルがあるので良いとか悪いとかいう話ではありません。

衣装が個人所有の場合の退会後の扱い

中の人の家には衣装バッグ満タンに数年分の衣装が詰まっています。まじで重い。
なおかつ実家にも同じくらいありました。

次に退会後の取り扱いについてです。

②と③は退会後は返却するので関係ありませんが①の場合退会後の取り扱いみなさんどうしてます??

衣装は退会しても持っていなければならないのでしょうか。
もしくは退会したらすぐにでも処分してもいいんでしょうか。
むしろそういうことってチーム内で徹底というか、管理というか、指導というか、されているのでしょうか。
そんなお話です。

ちなみにこれは感情とかモラルの話ではありませんのでお間違えなきよう。
自分も使い道ないのに上の画像のように保管してますからね。使い道よっぽどないのに。

毎年毎年増えていく衣装

衣装は多くの場合持ち主はメンバー個人です。

衣装が配られ、袖を通し、初披露で踊ります。
それから約1年様々なお祭りでその衣装を着て踊ります。
その後踊り納めを迎えます。
もうその衣装を着て踊ることはありません。

翌年。
また新演舞のために衣装を購入します。
初披露後1年様々なお祭りでその衣装を着て踊ります。
その後踊り納めを迎えます。
もうその衣装を着て踊ることはありません。

・・・

というように「チームに所属している年数×衣装」数がメンバーの自宅に溜まります。

さて、そこで踊り納めた演舞の衣装。
または退会したメンバーがそれまで持っていた衣装。

これはそのメンバーの好きにしていいのでしょうか。

と言うのも一時期話題になったことがあるのですが退会した後その衣装を

メルカリやヤフオクに出品してもOK?
コスプレ好きな方にあげてもOK?
捨てたり好きに使ってもOK??

ということになるじゃないですか。

個人所有の場合お金を払ったのはメンバー個人なのだからその人が好きにしても一般的には問題ありませんよね。
メルカリでもヤフオクなどのオークションサイトに出してもそれは着なくなった私服を出品するのと変わりはありません。
(何度も言いますけど感情とかモラルとかの話ではありませんからね。)

衣装を貸してほしいという依頼には応じるべきか

ただ中には退会しても時々「衣装を貸してほしい」という連絡が来ることがあります。
だから安易に直近の衣装とかは捨てられないのですが・・・。

例えば、バサカニ等のお祭りで限定募集をして他チームから多くの踊り子が踊りに来ます。
ただ退会してしまったメンバーがいた場合その分の衣装が足りません。
過去曲であれば尚更ですよね。

追加分だけ衣装発注するにしてもロット数が少ないのでものすごく高額になってしまいますし、そもそも衣装屋さんに当時のデータ?型紙とか?が残っているかはわかりません。

そこでその衣装を持っているメンバー、つまり当時所属していたOB・OGメンバー、もしくは当時も今も所属している現役メンバーに借りれないか打診をします。

ただ貸してと依頼されたメンバーが「貸すかどうか」はチーム規約で「退会しても貸しましょう」というものがない限りはその人の自由です。

「自分が大事に着ていた衣装を見ず知らずの限定メンバーに貸すなんて!」とか
「いや!自分の衣装実は全然洗ってないからニオイがヤバそうだから無理!」とか
「退会してからもう捨てました!」とか

可能性ありますし、実際そういう声を聞いたことがあります。
貸したくないには必ず理由があり、その多くは想い入れがあるからこそ貸したくないという場合です。

いやいや、別に多くの場合快く貸してくれることがほとんどなのですが、そもそも退会してしまったメンバーがその衣装をどうしようとその人の自由なわけで貸す義理も持っていなければならない理由もないわけです。

だって所有者はメンバー自身なのですから。

チーム所有の考え方

次に③衣装の所有権はあくまでチームである、という考え方について。

個人所有が当たり前な環境にいた方にとっては意外と思うかもしれませんがこういう場合もあります。
衣装代は支払うものの衣装の所有権はあくまでチームという場合です。

自分自身そういうチームに所属していた経験がないのであくまで推測になりますが、
このようなチームは2つ特徴があると思います。

・ 「衣装代を支払う」ではなく「チームへの「参加権」をメンバーが買って」いる
・ チームに事務局的なものがある

これは「みんなで演舞を作っていきましょう」というスタンスではなく、
チームの事務局が何から何まで用意するのでメンバーはそれを練習してお祭りで踊るのみということです。

どまつり界隈ではあまりないかもしれませんね。

メンバーとしては演舞づくりには携われませんが逆に言えばある意味「お手軽」にチームに参加してお祭りで踊ることが出来ます。
ただしその代わり衣装もレンタルという扱いになるため、退会の際は返却する、ということになるのだと思います。

どまつり界隈で言えばメンバーがほとんど「限定参加」のみのチームみたいなイメージでしょうか。

このようなチームの多くは前回のブログでも書きましたが「事務局・事務所」と呼ばれるチームの基地が存在しています。
それが個人の自宅なのかもしかしたら法人化していてその倉庫なのかもしれませんがそのように衣装を保管することができるスペースがあるということです。

ただ他の地域のことがわからないのですがみなさんのチームはいかがですか??
もしくは周りのチームでこのようなスタイルなチームはありますか??

でも実際チームとして事務所や管理場所を持っているチームはほとんどいない(と思う)

これ。多分多くのチームはそうだと思います。事務所や管理場所がないところがほとんどではないでしょうか。
チームってとても流動的なんです。

衣装は基本的にはメンバー管理。
大幕や大旗、小道具もメンバー管理。
グッズ関係もメンバー管理。
(多くの場合自宅かクルマの中)

以前所属していたメンバーの自宅に遊びに行ったら
大道具が部屋のリビングの1/3を占めていたことがありました(笑)
でもこれって(笑)じゃなくて割とあるあるなのかもしれませんよね。
実際自分もチームTシャツの他チーム向け用の在庫をダンボール何箱も自宅の自分の部屋にしばらく積まれていた記憶があります。

最近では大道具もその言葉通り”大”きくなっているのでそれらは分解できるものは分解して誰かの自宅かクルマの中に、分解できないものであれば誰かのご好意で倉庫などに置かせてもらっている、という状況かと思います。

多分それらってメンバーも「その年だけの演舞だから」成り立つわけでそれを毎年繰り返しているからなのではないでしょうか。


今回は以上になりますが・・・うーん・・・考えれば考えるほどよさこいにおいて過去曲の再演は難しいというところが結論です。
②や③のような環境なチームぐらいしか衣装の壁を越えられない、現実的ではないような気がします。

可能性があるとすれば

・ 衣装が毎年変わらないチーム
・ 大道具もほぼ変わらない演舞曲

このくらいでしょうが特にどまつり界隈では少ない気がします。


何かいい案ありませんか??
(読者側に丸投げ笑)

終わり!!

まっぴん
まっぴん

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

コメント

コメントする