皆さんどうもどうも。
3月に突入しましたね。2020年になってもう2か月も経っちゃいましたね。
巷では新型コロナウイルスの影響で全国各地様々なお祭りが中止になったり延期になったり、
お祭り側からもチーム練習やミーティング等の自粛が相次ぎ皆さん悶々とした日々をお過ごしかと思います。
・・・もんもんもん分かる人いるのかな・・・
チームの皆さんにおいては時期的にも昨年の作品の踊り収めのお祭りが中止になって披露できなかったり、
学生チームなどは代替わりの最後のお祭りが中止になってそのまま引退せざるを得ない状況もあるかと思います。
これに関してはやりきれない想いを感じているかと思います。
一部SNSではそういう踊り収めなどで披露予定だった演舞を各チーム動画にしてYouTubeなどでアップし、Web上での仮想お祭りをやろうという動きもあります。
ただしお祭り側からは先2週間のチーム活動中止、ミーティングなどの会合中止、イベント出演の見合わせ、外出自粛要請なども出ており、益々鬱憤が溜まっちゃいますよね。
ただし!!
雨が降ればいつかは晴れるように、
トンネルも必ず抜けるように、
いつかはこの事態も終息に向かいます。
お祭りも徐々に開催されていくでしょう。
現在先に書いたように練習やミーティングに対して中止要請が出ており時期的には新曲製作に入っているチームが多い中、なかなか製作が進まない、という事態に陥っているかと思います。
そんな中、チームの本練習がないからと言って何もできないわけではありません。
先日twtterにも書きましたけど、
新型コロナウイルスで練習が中止になるのはしょうがないことだけど、
家で出来ることってたくさんあるからね!!ストレッチ、筋トレ、体幹トレ、アイソレーション、リズムトレーニング、振りの確認とかとか。
チーム練習だけが上手くなる手段ではないからこういう時こそやってみよう!!
— まっぴん@よさこい情報サイト (@mappin_domap) February 27, 2020
ってことで自宅でも出来ることっていっぱいあるんですよ!!
もちろん振り入れなど具体的な新曲製作に向けたアクションが進みにくいことは確かです。
ただツイートで書かせてもらった内容というのは踊り子の皆さんの踊りの基礎能力を向上させることに非常に効果的です。
これを今のこの期間のうちにメンバー一人一人が自宅でできる自主練習、自主トレを行うことで、
いざ練習が再開された時のスタートダッシュが違ってきます。
新曲製作の振り付けの流れとして、
「振り入れ → 振り直し」
と、振り入れした後でそれらの振り付けの細かい形を直す時間が必ずありますよね。
ここで踊りの基礎能力があるとその振り直しの時間をゼロには出来ませんが減らすことができます。
何故なら基礎能力が0と50では例えば本番までに100の状態まで踊りの完成度を高めるとした場合、
0の人は「100」になるまで練習しなければなりません。
ただ50の人であればそれが「50」と半分でいいんです。
こういうことです。なんとなく言いたいことは伝わったでしょうか。
何が言いたいかというとそういう踊りの基礎能力を上げるための練習は非常に大事だということ、
そしてそれらはチームの本練習じゃなくても自宅で一人で出来るということです。
ということで今回はそういう踊りの基礎能力向上のためのトレーニング方法についてまとめます。
この2週間でまずは試しにやってみてください。
そして効果を感じてもらったら本練習の後のウォーミングアップで取り入れてみてください。
目次
1.ストレッチ
柔軟性は踊りにおいて必須です。
何故なら第一にケガの予防になるからです。
屋外で練習しているチームの方、その足元はアスファルトやコンクリートではないですか??
足首に多大な負荷がかかっていることはわかっていますか??
また、よさこいの踊りは重心が低めであることが多く、またジャンプ(エアプレイなど)も学生チームなどは多く振り付けに入っていますね。
そしてステップだったり、素早い移動だったりと特に下半身(足首・膝・腰)に多大な負荷をかけています。
これを機にストレッチ、特に下半身のストレッチを行いましょう。
上半身ストレッチも一応貼っておきます。
ちなみに
こういうヨガマットあった方がやりやすく、
身体の一部がストレッチの際に痛くなることが軽減されます。尾てい骨とかです。
2.筋トレ
筋トレは正直全員が全員必要かと言われたらそうではありません。
筋トレは推奨してますが踊りにおいて筋力は実はそこまで必要ではないんですね。
練習で筋トレをやる目的は筋力アップという目的よりも、
「筋トレという辛いことをチーム全員でやることにより、練習のモチベーションアップになる」という意味合いの方が強いんです。皆で回数を声に出して一体感を生んだりとか。
第一本当に筋力をつけたかったらそのたかだか数分の筋トレでは意味はないです。
ここで筋トレが必要な人というのは、道具パートの方ですね。旗とか纏いのような重量物を使う方。
やる内容としては自宅で出来るということを前提に考えると腕・太ももだけでいいです。
メジャーな腕立て伏せとかスクワットとか。
壁に向けて倒立キープとかも効果的です。
これは動画貼るまでもありませんね。
ちなみに腕立て伏せに関してはプッシュアップバーなどがあるとより負荷がかかっていいと思います。安いし。
3.体幹トレ
はい。これが実は一番大事で最もこの期間に自宅でやってほしいことです。
踊りにおいて体幹は非常に大事です。
分かる人は分かると思いますが、踊りが上手い人っていうのが見てて体幹がしっかりしています。
重心がお腹もしくはお腹のちょっと下あたりにあります。
踊っていても身体がブレません。
言い換えると振り付けに振り回されていないということです。
逆に体幹がない、弱いと、
特に激しめの振り付けにおいて、自分では踊れているつもりでも振り付けを自分でコントロール出来ていないことが多いです。
これ、実はお祭りとか練習でけっこうよく見かけます笑笑
なので体幹は踊りにおいて非常に重要なんです。
しかもこの体幹トレは自宅で、畳一枚分のスペースでできるのです。なんて経済的。
具体的には3つ。
プランク
サイドプランク左右
バックプランク
この3つだけでいいです。
もちろん他にも種類はありますし、それぞれの進化系、より高負荷をかけるやり方もありますが今回はこの3つに絞ります。
下記動画が分かりやすいです。
ちなみに体幹トレは回数ではありません。
耐える。ただ耐える。それだけです。
最初は30秒。慣れたら1分 → 1.5分 → 2分 などキープする時間を増やしましょう。
そしてセット数を増やしてみましょう。
4.アイソレーション
5.リズムトレーニング
こちらの2つは以前記事にしましたので参考にしてくださいね。
6.振り付けの確認
最後は振り付けの確認です。
既に新曲の振り入れが一部されている場合ですね。
これは一つ気を付けることがあります。
それは自分がどのように踊っているかを確認しながら練習するべきだということです。
じゃないと自宅で踊り込みをしながら、自分のやりやすいように、踊りやすいように踊ってしまい、しかもそれに身体が慣れてしまうんです。
一度身体がその自分がやりやすい形でその振り付けを覚えてしまったらなかなか後で修正が効きづらいです。
チーム練習では前に練習班の方やインストラクターの先生が立って皆さんを見ているのでおかしなところがあれば指摘してくれます。
だから修正もしやすいんですけどね。
対策としては、
- ①自分を動画に撮りながら踊り、その動画を自分で確認しながら修正していく
- ②鏡を見ながら踊り、随時振り付けを確認しながら修正していく
の2点が効果的です。
自分がどのように踊っているから確認する、
これをせずにただ壁に向かって踊ってもただの運動にしかなりません。
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以上自宅で出来るトレーニング、練習方法についてまとめてみました。
こういう時に本練習がないから練習できない、ではなく、
こういう時でも自宅で出来ることはある、というふうに捉えましょう。
ちなみに以上の6つは何より「継続」が大事です。
上記6つはどれもすぐに身に着くものではありません。
毎日少しずつでも継続して行うことで必ず効果が出ます。
そして練習が再開したときに、
「あれ?なんか踊り上手くなってない?踊りやすくなってない?」
っていう実感を感じられるように、
是非一度この2週間を目途にやってみてください!!
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