毎回の記事で「新型コロナウイルスの影響で・・・」という枕詞が付いた投稿になってしまって、
書きながら気が滅入る中の人ですこんにちは頑張ります。
遂には国から緊急事態宣言も出され、海外のいわゆる「ロックダウン」とまでの強制力はないものの、
「緊急事態宣言」というパワーワードが僕らの緊張の紐をぎゅっと締めてくる感覚です。具体的に何がどうなるというよりも。
だって「緊急事態」の「宣言」ですからね。
皆さん、
不要不急の外出は控えましょう!
仕事や学校行くときはマスクをしましょう!
仕事や学校から帰宅したら手洗いうがいしましょう!
さて、今回はタイトルにもありますように「今年のよさこい界隈はどうなるのか」
そしてその中で「チームは何をすべきなのか」
これについて言及していきます!
目次
1.どまっぷが今年のお祭りの開催予想します
はい。
今年2020年は一切のお祭りはないと予想します。
これ、決して悲観的ではない現実的な予想です。
少なくとも春夏のお祭りは運営側の方には本当に申し訳ないのですが中止の判断をせざるを得ないかと。
理由は2つ。
最近のSNS、テレビのニュースなどを見ていると「不要不急の外出は控えましょう」と言っているのにも関わらず外出は絶えません。
TwitterのタイムラインやInstagramのストーリー。皆どこか行ってます。遊んでます。
仕事においても、リモートワークは製造業が多い愛知県には非常に難しく、多少通勤の車減ったかな?なんか多少スムーズかな?という具合で大きく何かが変わるということはありません。
これでは感染者は減るどころかとてもとても夏までに終息するとは思えません。
お祭りはほとんどの場合スポンサー企業がいます。協賛ですね。
雑に言うとお金を出してくれます。
お祭りの規模が大きければ大きいほどそのスポンサー企業の数も金額も大きくなります。
逆に言えばこれらスポンサー企業の皆さまの協賛がないと開催は極めて難しいということです。
割とまじで。
自費だけで運営できるお祭りというのは逆にお客さんから入場料や参加チームから参加費を徴収するお祭りです。
また規模感も限られてきます。
さて、問題はそのスポンサー企業様がこの緊急事態宣言のこの最中に、
屋外とは言え「密集・密接」という3密中の2密という「お祭り」にお金を出してくれるでしょうか。
そしてそもそもそこまでの資金の余裕が企業様にあるでしょうか。
この自粛自粛を叫ばれるこのご時世に。
また仮にスポンサーをしたお祭りで感染者が出てしまったらどうでしょうか。
そして死者が出てしまったら。。。
と考え過ぎはよくありませんが企業こそこそリスクヘッジの鬼です。
そしてこういうご時世なので支出は抑えがちになります。
以上2点からまだまだ終息には程遠いし、企業もすぐには業績回復やそういうスポンサー活動は難しいのでは?と考えており、お祭りの開催もまだまだ先になるのではないかと踏んでいます。
2.僕たちはどう生きるか
さて、そんな中「僕らよさこいチームはどうすべきか」というところを考えていくのが本ブログの主旨です。
以前ブログでもお話しましたが基本的にはよさこいチームはお祭りが主戦場です。
なので今このお祭りが開催できない状況というのは苦しいですよね。
そもそも練習もできないので尚更です。
既にtwitter上では今年いっぱい活動を中止します、と宣言しているチームもありますし、
今年の新曲製作を諦め、仮に年内にお祭りが開催されても過去曲で出ます、というチームもありますし、
本来踊り収めのお祭りが中止になってしまったのでその前に出演したこのお祭りを踊り収めにします、という「さかのぼりの踊り収め」を宣言するチームもあります。
このように、例年にはない動きです。
そういう状況で「練習もできない、新曲製作もできない、お祭りもない」という「ないない尽くし」の中何をすべきか、どのように生き残っていくべきかを考えたいと思います。
以前twitterに書きましたがまさにこれだと思うんです。
今この状況をいかに楽しめるか、
と言ったら語弊がありますけどチームとして今何をやるべきなのか、
考えて試して動けるチームが練習が解禁された後に強くなるんだと思います。
今求められるのは企画力。— まっぴん (@mappin_domap) April 9, 2020
その企画力っていうのは外に向けてと内に向けてと2つあって、
どっちが大切かと言われたら今は内に向けてだと思います。練習ができない=皆と会えない
これが長く続くと家で過ごす時間が他の楽しみごとエンタメに時間を奪われてしまって
よさこい別にいいや
ってなる人も出てくるかもしれない。
— まっぴん (@mappin_domap) April 9, 2020
だから今流行りのオンライン飲み会もありだし、SNSを共通のテーマでメンバーにバトンで回してもいいし総会をオンラインでやってみてもいいし。
つまり離れていても皆で出来ること
これに注力しないと益々メンバーの心は離れていってしまうと思います。
— まっぴん (@mappin_domap) April 9, 2020
何故こう思ったかというと、
『よさこいをやっている人って、
「何故よさこいをやっているのか」
ここチームの代表者、スタッフの方は考える必要があるからです。』
長年やっていて思うことは、
よさこいをやる方というのは踊りそのものがやりたいのではなく、
「皆と一緒に何かする」「皆と共通の目標に向かって努力する」という
「皆で」のところの価値を最重視しているというふうに感じます。
なのでこういう練習がなくてメンバー同志が顔を合わせる機会が無くなるというのはチーム的には危機的状況だと思ってます。
今まで持っていた愛着というか心が離れていってしまうんですよね。
あるものがなくなるっていうのは割と簡単なことなんです。
何故なら物理的な負担が減るじゃないですか。
で、なくなったらなくなったなりの生活になるんですよ。
人間は適応する生き物なので、よさこいをやっていた人間が突然、
「よさこいがない生活」
になったとしても最初は違和感を感じますが徐々にその「よさこい」という空いた分の穴を別の何かで埋めるんですよ。
するとその人は満足してしまうんです。よさこいの代わりの別の何かで。
いずれはこの自粛期間も終わります。
その時に既に空いた穴を別の何かで埋まっている状態ではよさこい、
元々やっていたことですが追加になるんですよ。
これ分かります?追加になるんですよ。
元に戻すではなくて。
この追加っていう作業は、メンバーにとってはおそらく負担になるので、
何かチームとして対策を打たないと練習が再開されても練習に来なくなる可能性があるんです。
3.逆にチャンス
ただし、逆にこの状況はチャンスでもあると思ってます。
「ピンチはチャンス」という言葉、よく聞きますよね。
まさに今の状況を表しています。
この時にメンバーが楽しめること、練習でリアルに顔を合わせることができなくても出来ること、
これをスタッフ内で考えて、試してみる。
ここにいかに注力するかで練習再開後のチーム状況は変わってきますし、
「オンラインで何かをやる」ということが後々のチームの新しい形につながることも十分考えられます。
例えばオンライン練習。
これを上手く形にできれば自分たちの活動地域以外でのメンバー募集も視野に入れることができます。
極端に言えば愛知県にいながらにして、北海道のメンバーと一緒に練習を行うことも出来るということです。
例えばオンライン飲み会。ミーティング。
これが上手くいけば今まで物理的な距離が近いというだけでお願いしていたクリエイターだけではなく全国のクリエイターの方と作品づくりを行うこともできます。
例えばオンラインでの企画。
これは今までtwitterだけでの対外広報活動の幅を更に広げることになります。
それはYouTubeだったりInstagramだったりライブ配信サービスだったり。
twitterにも書きましたがこの状況を危機的と感じつつ、楽しむこと。
メンバーと一緒にこの状況を楽しみ、チームにプラスになることをすること。
ここがこの自粛期間中に考えて試して動けるチームが
練習再開後以降大きく活躍するチームなのではないかと考えます。
一度皆さん考えてみてはいかがでしょうか。
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