チームインタビューユズリハさんの3つめの記事です！！
第1回ではチーム結成のキッカケを、
第2回ではゆず～るくんの誕生秘話を、
お話いただきました。
ラストとなる第3回の今回は、
具体的にどういう作品で、
どういう方向性で今後進めていくのか、
そして長くどまつりを経験してきた方々だからこそ思うよさこい祭りとの違いなど、
ご意見をお話いただきました。
どんな作品が今後生まれていくのかすごく楽しみっぴん♪♪
【ユズリハさんにとってどまつりとは】
動画撮影・編集にかかるメンバーへの負担
ーーーちなみに高知が普通に開催されたとして、どまつりっていうのはユズリハさんの中ではどういう位置なんですか？
鳴子踊りをベースに高知のよさこい祭りはもちろん出る。
ただお2人が長く携わっていたどまつりについてはチームとしてどういう・・・出るのか出ないのかっていうのはどうですか？
去年は出てないですよね？？
出てないです。
ただそれは結局テレどまに対してうちらの労力を考えるとそこまでの熱意がいかなったんですね。
結局いろんなチームが出せちゃうからやってる割にそこまで宣言力がないんだったらtwitterとかに注力した方がいいし、動画を撮影や編集すること考えたらメンバーの負担がかなり大きかったんで・・・。
普通のどまつりだったら勝手知ったるだからなんとなく一日のサイクルも分かるし。
ってなると今回はやめとこうかって。
やっぱ吞まれちゃう。デカいチームにねぇ(笑)。
記事にしていませんが撮影や編集でかなり苦労されたようです。。。
ーーーテレどまはほんとに、すごく変わったことをドーンって強く打ち出していかないと印象に残らないもんね。
クレイジーなことをしないと(笑)
どまつりは実際自分たちがずっと長く続けてきたものでそれで育ってきたものでもあるから出れるならば出たい。
むしろこういう高知系のものをぶっこんでいきたいっていう部分はあるかな。
そういう流れを作りたいなとはあってもいいかなってのは思う。
でも（どまつりを）あんまり重要視はしてないような気がしますね(笑)
去年のどまつり出るの辞めるかって言えちゃうあたりあんまり重要視してないんだろうなって。
次の景色を観てみたい
多分ですけど僕もかいちょーも正直な話、ファイナル上がったことあるからこそ、
もういいかなっていう想いが・・・(笑)
贅沢な悩みなんですけど。
ファイナル上がって「ファイナルの景色」っていうのは知っとるもんで大賞は獲ったことはないにせよ元いた立ち上げの時関わったチームが大賞獲ってくれたし。
ある意味次の違うところで違う景色を観たいなっていうのも。
爪痕は残せたかなっていうのはある(笑)
ーーーそうなった時に、「あれ？高知ってよさこいの本場だし発祥だけど行ったことないぞ」ってなって、楽しもうっていう視点に変わりますよね。
【どまつりとよさこい祭り】
ーーーそこで実際どまつり長く携わっていてこれから高知のよさこい祭りを目指す、という時にそれぞれの違いってどういうところだと思いますか？？
ルール的にわかりやすいところだと曲の長さっていうのはありますが。
① 曲の長さ
それ結構つらいところがあって。
やっぱり持ち時間が5分あるのと3分半ぐらいの曲でやらないといけないのだと、
進める距離が全然違う。
高知のパレードを少ない回数で踊り切るには、一回をちゃんと進むしかないかなっていうのがあって、そこから踊り子への負担の軽減にはなるかなって思ってるんですけどさすがに3分半では進めるところは少ないと。
「何回踊るの？」っていうところにもなって。
ーーー「skyparade」は1曲何分なんですか？
3分31秒です。
ーーーじゃあそれは、どまつりに出るってことを視野に入れながら作ったって感じなんですか？
そうですね。
最初は仮で4分とか5分近くまでいってたんだけど結局自分の中でまだ高知には行けないなと思っていて。
そこで中間をとろうと思ってどまつりにも出られるようにって。
大道具とかがうちはあるわけじゃないから短くしなくてもいいし、持ち時間ギリギリなぐらいでいいかなって話で作曲家さんにお願いしました。
ーーーこれから2作目、3作目を作るってなった時に、曲の長さをどうするかっていうところは考えなきゃいけないところですね。
そうですね。
高知を目指すとなると、そこの視野で考えないと踊り子が体力的にどんどん死んでっちゃうっていうのもあるし。
かといって長すぎてもきっと聞いてる人の集中力が持たないから、難しいところではあるんですけどねそこら辺は。
一応視野には入れてますね。
曲の作りとかその辺はあんまりわかんないですけど、
高知系はいつ、だれが見ても同じ景色が広がっていてつまり曲も一定なんですよね。
だけど僕らは名古屋あがりっていうのもあるので、見せ場を作りたいっていうのがある。
ってなった時に、
僕は見せ場をキチンとつくりたいなって思ってるんです。
作品自体は高知っぽくないんですけど、名古屋から高知に行くには、そういう（特色のある）作品にもなっていくのかなって。
ただその塩梅っていうのがすごい気になるっていうか。
ーーーそのバランス難しいですね。
途中から見ても楽しめるっていう。
ーーー途中から衣装替えをして、幕がどーん！旗がどーん！っていう感じじゃないですよね。
いつでも手拍子ができる作品だなと思って。
ーーー逆にユズリハさんがそういうある程度の見せ場も意識しながら、っていう作品で高知に行った時に、
高知の方々には新鮮に映るかもしれないですね。
多分そうでしょうね。最初は多分受け入れられないと思うんですけど。
でもダイヤモンドダイニングさんはやっぱり。
TEMPURA KIDZさんとか参加されている中で、彼らがいない構成でも踊るし、いたらいたで同じ曲の激しい振りのところで4人が激しく踊っているので、それは見せ場がある高知系だなと思ってます。
それをもうデフォルトにしちゃっていいかなって思っていて、それが今の名古屋らしさというか、見せ場のある作品が名古屋の特徴かなって思って、それを高知に持っていきたいなっていうのがありますね。
そういうのをやりたいな、それがユズリハの色であってほしいな、みたいな。
名古屋で言ったら普通なのかもしれないけど、それを高知でやることに意味があると思ってます。
② お祭りは楽しむ
あとどまつりって、お祭りの中で怒る人っているじゃないですか。
「なんで声出てないの！」とか。
「なんで声出てないんだー！今の0点だろ！！気合い入れろ！！」っていう。
そういうのってお祭り中にお客さんが見てどう思うんだろう？って思っちゃう。
練習中にそういうのがあっても「しゃーない」って感じなんですけど、お祭りでそれを言って、
士気が上がるっていうよりは、テンションが下がってしまうって思ってて。
見ているお客さんも怖いねってなっちゃう。
楽しみにきたつもりなのに「あんなの見たくなかった」ってなってしまうのはすごく嫌なんです。
祭りを楽しみたいから、練習も楽しむ。
いやー。目立つよね。あれは目立つ。
ーーー実際どまつりでクリスタル広場とか若宮とかで、ファイナルの結果発表で呼ばれなくてみんなで泣きくずれるとかさ。そういうのも割と見てるらしいもんね。聞くと。
ホントにお祭りっていう感じがどんどん薄れちゃっていくよなっていうのは。
ダンスコンテストになりつつあるから。そういうところも一部ある。
そうじゃなくてお祭りなんだからって。
お祭りは楽しむ。
楽しい場所でなきゃダメだよねって思ってる。
僕以前能登よさこいの動画観たんですけど凄い街並みが温かくて、こういうところで踊りたいよなぁって。
ほっこりした感じでお客さんも近いし空気が澄んでいてキレイな景色のロケーションで踊って。
完全に祭りを楽しんでっていうのがすごくいいなって思って。
「あ、こういうのいいよなぁやっぱお祭りってこういうもじゃないといかんよなぁ」って思って。
ーーーそれすんごい共感できるなぁ～・・・。
やっぱりどまつりで踊っていた時は
「お客さんに感謝して踊るんだよ！」
「この場が当たり前じゃないんだよ！」
って言いながら結局自分たちのために踊っていたところがあって。
多分自分たちの自己満の方がてんびんにかけた時に重たくなっていた踊りをしてたなって思って。
もちろん今も自分がかっこよく魅せるっていうところはあるんですけどそれよりもお祭りっていうところで何かできないかなっていうところはありますね。
【今後のプラン】
ーーー岡崎の夜桜とか豊川おいでんとか犬山踊芸祭とかは考えていないんですか？
うちらの今の感じでいくとばつばつ入れちゃっても持たないなーと(笑)
僕らクオリティは別にして体も訛ってるから練習時間を確保したいなと。
だから出るお祭りを絞っていきたいなって気持ちはあります。
社会人だから家庭もあるしそこまで時間を取れないのもあります。
子どもの学校関係のイベントもあって土日時間取れなかったとか。
ある程度目星つけて出ますって見えればいいんですけど、このご時世もあるので中々予定も立てれず尾を引いてます。
ーーー社会人が多く所属するチームになると思うから、結婚している人子どもがいる人たちが参加しやすい体制にしていかないと行けないと思うし、イベント出まくるとか、どまつりの参加費一人10万です！とかも厳しいですよね。
そういうところも考慮しながらのチーム運営になりますね。
一番のルートとしては、こっちで実績を作ってよさこいの全国大会にエントリーしてまずは高知を経験するっていうのが最善のルートかなと思います。
ーーー後々は高知の本祭に出るっていうのは視野に入れてますよね？
そうですね。
本祭出て、ひろめ市場で美味しい物食べて高知っていいよね！ってやらんとだめだなって。
ーーー醍醐味はそこですよね。聞けば聞くほどみんな高知は踊るのと同等以上にひろめ市場で飲む・食べるっていう、「お祭りを楽しむ」って聞きます。
あとは練習の風景をしっかりと出していきたいなとは思います。
ーーー今はもう練習やってるんですか？
不定期開催になってます。
コロナ禍の２年間は一切名古屋で練習をしてこなかったので。
名古屋の方が多少人数はいるんですけど名古屋で練習が開けない状況で見学希望も方もいたんですけど来れない状況だったので。
そういう意味でも名古屋の練習も再開して練習風景もしっかり流していきたいなと思います。
あと、ひーちゃんにはちゃんと話していないんですけど、僕がやってることをひーちゃんにやってもらう＋ひーちゃんならではのことを名古屋でやってもらうと名古屋練習の価値が生まれてくるかなと。
例えば、個人でやってるK-POPダンスとかを練習に取り入れてみて、身体の動きとか振り覚えたりするんだぁっていうのがあると三河の差別化もできるので興味を持ってもらい易いのかなと。
それをやりたいって声を聞いたこともあるので、そういう違った方向からユズリハに興味を引くものを作れっても人が集まるんじゃないのかな？とは思ってます。
ーーー確かにそうですね。K-POPと練習絡めると面白そうですよね。
それこそ、K-POPならTik Tokとかで流しても面白いかもしれないですよね
いいですよね。
ーーー面白いですよね！！
以上です！！
どまつりとよさこい祭りの違いについては以前も何度か別チームさんのインタビューでもお話されていましたね。
やはりステージがメインのお祭りとパレードがメインのお祭りにおいて演舞時間というのは大きな違いです。
そして賞がある故のお祭り中のチーム内の怒号や泣き声があるのも大きいですね。
もちろんこれは良い悪いの話ではなくてそういう違いがある、ということです。
ただその違いが大きければ大きいほど双方の双方へのお祭りの参加をするには乗り越える壁がいろいろありなかなか適応するのが難しいですが、ユズリハさんのように敢えてそこに挑戦したい、そしてそこに観える新しい景色が観たいというのは逆に言えば逆輸入的な形で数年後よさこい祭り参加を経て新しい魅せ方をどまつりで披露して、いい影響を与えてくれるのではないか、とすごく楽しみな気持ちです！！
最近では東京支部も出来るっていう噂もあるので、
今後の活躍がすっごく楽しみですね(^o^)丿
興味のある方は是非twitterでDMを送ってみてください！！
ということで第3回に渡るユズリハさんのチームインタビューでした！！
ユズリハさんありがとうございました！！
ありがとうございまっぴん♪♪
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