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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【インタビュー】夜宵-新曲を漢字1文字で表すとすれば?革命ですね-②

チームインタビュー夜宵さんの第二回です。

月曜日にアップした第一回では主にチーム情報そして現代表のパウエルさん、20周年記念公演統括部部長のぎゃんでぃさんのパーソナリティについて語っていただきました。

今回は先日大盛況で幕を下ろしました20周年記念公演についてです。

 

今後周年記念公演をする予定のチームの方!!

初めての経験になると思いますので参考になればと思いいろいろ質問させていただき、

余すことなくお答えいただきました!!

よってかなりボリュームがあります!

よろしくどーぞ!!



 

目次

 

1.会場選定

2.チケット

3.準備期間

4.他チームは呼ばない

5.公演のポイント

6.自主公演を経験して得たもの

7.20周年記念公演曲「心」

 

 

1.会場選定

 

どま:じゃあ肝心の?というか最も聞きたかったこと、20周年記念公演」について教えてください。

まずあの規模でやろうとしたのは誰かの案なんですか?

ぎゃん:場所はそもそも取るのが難しくて、タイミングとか考えた結果取れたのが名古屋市公会堂になったんですね。

どま:他の候補としてやっぱり例えば日本特殊陶業市民会館とかも候補に挙がってたんだよね?

ぎゃん:考えたんですけどそこは利用に対しての条件が合わなかったので外しました。

名古屋市公会堂は「優先される枠」みたいなのがあったんですがそれには合わなくて、その優先枠がとられた時点で既に空いている日がそこ(1/18.19)しかなかったんです。

抽選に行った結果、企業の人とかかなりいたんですよね。

で、期間を長くとると優先的に取れるみたいだったんですが大抵の人は土日2日間だけの希望だったので僕らは金曜午後から込みで取ろうとしたんです。

それが功を奏して0.5日分(金曜午後分)お金がかかってしまうけどもいけるよねっていう算段で。

結果獲れましたね。けっこう賭けなところがありましたけども。

どま:なるほど。でも正直場所は名古屋市公会堂ですって聞いた時「まじで!?」って驚いたよね。すげーって。

名古屋市って文化小劇場が各区にあるんだけどそういったところで周年記念公演や、そうじゃなくてもダンスや演劇の舞台とかでよく使われるから正直その辺なんだろうなって思ってたところはあったんっだけど、名古屋市公会堂かー!!ってなった笑笑

 

芸能人がライブする場所じゃんって笑笑

 

引用:https://nagoyashi-kokaido.hall-info.jp/

 

ぎゃん:元々1,500人くらい呼べたらなって感じで考えていたんですよね1公演で。例えばホールの動員数が700名とかだったら2公演やろうって。

だから名古屋市公会堂がとれた時点で1公演やろうって感じだったんです(名古屋市公会堂はMAX1,552名収容)けど、

高いんですよ笑 めちゃめちゃ高くて笑笑 金曜から取ってるじゃないですか。

じゃあ2日公演やるかって。お客さんもっと呼ぼうぜって。 

正直土曜日も準備でいいんじゃね?っていう意見もあったんですけど。いや、たくさん呼ぼうって。たくさんの人に来てもらおうって。

どま:結果大成功だもんね。

ぎゃん:ただ2日公演ってお客さんにとってはいいことだと思うんですけどこちら側としてはかなりハードでしたね笑 メンバーもスケジュール空けなきゃいけないし、入れ替えが出来ないんで(隊列の)、そこがネックでしたね。

どま:じゃあ仮に昼夜2公演×2日は無理だよね笑笑

ぎゃん:死んじゃいます笑笑

 

 

2.チケット

 

どま:そうそう思ったけどチケット安くない??

ぎゃん:そうやって思ってもらえたら、けっこう思った通りだなって感じですね。1日公演だったらもっと高くしたんですけど、やっぱり2日公演でたくさんの方に来てもらいたかったんです。

どま:1,500円て実際チームの交流会レベルの値段だもんね。

ぎゃん:先輩方から平岸天神さんの周年記念公演が2,000円だったっていう話を聞いたんですよ。

そういうのを参考にして。

どま:え?そもそも平岸天神さんそんなに安いの??じゃあそういう相場を鑑みた上での決定なんだ。

利益度外視で考えるならそのくらいかなって思うんですけど、

ぶっちゃけその値段で2.5日会場借りて、言えなかったらいいんだけど黒赤?

ぎゃん:物販しなかったらもちろん赤ですね。

場所代だけじゃなくて照明さんとか音響さんとか舞台監督さんとかプロの人にかかるお金も演出費みたいなのも会場費の〇倍で。

どま:だよね。でもそれでも物販で黒なんだ。

ぎゃん:正直チケット代の値段決めるときにそこまで考えていなくて、

それよりもやっぱりたくさんの人に来てもらいたかったのでそれが優先でしたね。

どま:そうなんだ。普通に2000円でも3000円でも来たと思うんだよねー。

ぎゃん:後から思いましたね笑 そしたらもうちょっと余裕が出たんですけど笑

どま:実際行った時のこの規模でこの金額設定って赤じゃない?って思ったもんね。

来場客数は最終どのくらいだったの?

ぎゃん一日目が900、二日目1,300くらいですね。

どま:フツーにすごいよね。

ぎゃん:黒にするためには物販は欠かせないですね。だから物販頑張んなきゃって。

どま:しかもあれ、物販PayPay使えたよね?あれすごいと思った。あれは何かメンバーに関係者がいたとか?

ぎゃん:そもそも夜宵の子PayPay皆よく使っていて。けっこう簡単に使えるみたいなんですよね。

どま:そうなんだ。なるほどね。全然知らんかった。

で、あれチケットもLivePocketでチケットが紙じゃなくてもスマホって。あれふつーにいいと思った。QRコードで一瞬で。あれもチームの中の案?

ぎゃん:そうですね。

もちろんチケットどうするって時に紙の案もあったんですけど管理が大変なので。

どま:そうだよね。もぎりとか、なくされても困るしね。

ぎゃん:だったら皆スマホ持ってる時代だしやり方も簡単だし。スムーズに行けるんで。

どま:画期的だよね。けっこう舞台関係だと今だにチケット紙なんだよね。もしくは当日受付で来場者リストみてその場で金銭のやりとりがあったりで。

だからもぎりもそうだし、お金のやりとり、お釣りの準備とかけっこうあるんだけど、それが全くいらずにスピーディに対応できるのは名案だと思ったよね。

ぎゃん:Livepocket以外にも同じようなQRコードのサービスあったんですけど手数料とか諸々加味してLivePocketにしましたね。

 

 

3.準備期間

 

どま:もろもろの準備期間は3年なんだっけ?

ぎゃん:3年ですね。でも3年必要だったかと言われたらそうでもないですけどわからないことが多すぎだったので。

どま:ある程度余裕はあった方がいいにこしたことはないしね。

ぎゃん:最初の方はスピード感もなかったですね。

 

 

4.他チームは呼ばない

 

どま:一つ気になったんだけど公演に他チームを呼ばなかったのには何か理由があるの?単純にチーム人数が多すぎて控室の確保とかキャパシティの問題?

ぎゃん:それもあったんですけどやっぱり「夜宵を観てほしい」ってのがあってコンセプトにつながるんですけどキズナがあって、

夜宵をもっと知ってもらいたいし既に知ってくれてる方に対する感謝を伝えたいので。

まず10年分の曲をやるってことで他チームさんを呼んで合間合間に踊ってもらうっていうメリットもあったんですけど、

それだったら夜宵をもっと知ってもらえる企画だったりした方がコンセプトに沿ってるなってのが一番

どま:じゃあ他チームを呼ぶことで楽ができるところを敢えて呼ばずに夜宵の記念公演コンセプト大事にして、その分の苦労はみなで頑張るっていう感じ。。。

多分めちゃめちゃ裏やばかったでしょ??

ぎゃん:男性はそうでもなかったですけど女性が大変そうでしたね。

どま:1人3曲なんだっけ?その3曲ていうのは「グッズに詳しいやつらだぜ」と休憩とプレゼント企画の合間で3つに分けてって感じ?

ぎゃん:そうですね。

どま:その3曲にしても大変だよね?着替えはさておき髪型メイクが大変でしょ?

ぎゃんそもそも曲の順番は髪型やメイクをベースに組んでたんですよ。全く一緒ってわけではないですけど。

どま:でも控室も全室使って演舞終わったら控室すぐ戻って着替えてメイクして、って余裕ないよね??

ぎゃん:体育館を借りてシュミレーションしたんですけどそこまでバタバタはしなかったですね。

でも特殊パートの人は髪型は皆と違うのでそれらは流石に大変でしたね。

どま:踊らなくて、控室でメイク担当とか髪型担当とかいう人はいたの?

ぎゃん:いなかったです。全部自分たちですね。

どま:そこまでやりきっちゃうのがすごいよね。

 

 

5.公演のポイント

 

どま:今回の20周年記念公演について聞いているのは、今後同じように周年記念公演をするチームさんに対して何か参考になればっていうところがあるのね、それを踏まえて実際3年前から進めたうえで、

ここはこうすればよかったなとか、ここはこうしてよかったな」っていうポイントある?

ぎゃん3年前から始めなくてもよかったですね笑笑

わからないことが多かったんですけども一回舞台監督さんのところに打ち合わせに2年半前に行ったときに、「いつやるの?」って聞かれて「2年半後です」って言ったら「2年半!?」って笑笑

そういうのとか含めて3年は長すぎたなって。今思うとですけど。

どま:実際のところでいうと1年くらいあればなんとかなったかなっていのはある?

ぎゃん:場所が決まったのが1年前なんですけど、

場所が決まらないと何をどうやって行くのかわからないんで、場所決まってから一気にスピード感あがりましたね。

1公演なのか2公演なのか、1日公演なのか2日公演なのかは場所決まらないと決められないので。

案として宙に浮いているような不確定なままことが決められない状況がそれまであったので。

なのでアドバイスとしてはなるべく早く場所を確保しようってとこですね。

そしたらその場所にあった自分たちのやりたいことが考えていけるなって。

どま:そうだよね。場所決まらないと何もできないよね。

ぎゃんあと場所をおさえる前は「場所が取れなかったらどうしよう」っていう不安を抱えたまま仮の状態で物事進めていくのでどうしても本腰が入りにくいですよね。

どま:名古屋市は競争率高そうだからね。いろんな団体がやりたがるからね。

もし名古屋市公会堂が取れなかったら次はここにアタックしようっていうのはあったの?

ぎゃん:アートピアホールですね。

 

引用:https://www.bunka758.or.jp/scd03_p03.html

 

どま:へー。でもアートピアって控室狭いよね?

ぎゃん:めっちゃ狭いですね。

一回見学とか行ったんですけど規模的にはこのくらいでもいいかなって。立地もいいし。ただお客さんのこととか出演者のことを考えたら難しかったですね。夜宵の人数だと。

価格も名古屋市公会堂よりも安いんですよね。

どま:逆にこれやってよかったなってのはある??

ぎゃん:LivePocketやPayPayでのキャッシュレスはありますね。

あと物販は頑張って良かったですね。いろんな種類を数もたくさん作りましたね。

どま:物販はずっと混んでいたよね。売り切れはあった?

ぎゃん:ありましたねトートバックとか。

物販についてはいろいろ作りましたね。品数も量も。

 

 

どま:やっぱさっきも言ってたけど物販で稼がないといけないし皆欲しいもんねグッズは。

ぎゃん:でもけっこう両日来られる方もいらっしゃったので、2日公演で日曜の方が来場者数多かったんですけど物販の売り上げは土日とんとんくらいだったんですよね。

だから、今だから言えることですけどもちょっと多すぎたかなってのはありますね。売れたら売れたで嬉しいですけどその後の対処、余った分はどうしようとか。

確実に売れる量とかはわからないんですけど確実に売りきる量をある程度予測した上で現実的に収支を考えた方がいいですね。(物販の)価格設定もその辺りを踏まえてやらないと。

赤字になることはないけどもっと売れるだろうなって思ってはいたので。

どま:でもシーズンものでもないからどこかで売れると思うよ。

お祭りでブース出しても年内なら全然いけるよね。

ちなみにクリアファイルはけっこう社会人には重宝されたね。あんまりよさこいよさこいしてないから普段でも使えるし。

 

 

6.自主公演を経験して得たもの

 

どま:ずっと思っていることなんだけど自分たちで公演をやることはすごく大事なことだと思っていて。それは何でかって言うとそれをやることによってお祭り主催者側の気持ちがわかるんだよね。お祭りの主催者ってこのくらい大変な想いでやってたんだって。

ただやっぱり一部ではtwitterとかでたまに見かけるけど、提出書類遅れとかマナー問題とか

「え、これって出演させてもらう立場としてどうなの?」って思うことが多いんだよね。

で、今回のこの20周年記念公演ってすごい大きなことだと思うし、ただお祭りに出るのとはわけが違うから、そういうのをいろいろ経験して得るものがかなりあったと思う。ということで、

やる前とやった後ってチームとか個人とかで心境の変化ってあった?

小さいところで言えばさっき言ったお祭りの提出書類早く出そうとか意識的なものとか。

ぎゃんもう、ほんとに、疲れました笑笑

どま:それはそうだね笑笑 燃え尽きだよね。統括部長だもんね。3年前からだもんね。

ぎゃん:もうやりたくないって感じですね。

でもだからこそ逆にお祭りを運営される方って毎年毎年こんなことしてるんだすごいなって。そういう意識はやっぱり変わりましたね。

どま:そうだね。実際愛知県内でもチームが運営している、運営に関与しているお祭りとかね。

それだけ苦労しているんだっていうのはあるよね。

あと人様からお金をもらっているところも意識もあるよね。

お祭りはタダかもしくが参加チームがお金を払う感じだもんね。

ぎゃん皆にそれを理解してもらうのがすごい苦労しましたね。

難しかったです。

何回もメンバーに言って。ホントに何回も。

どま:皆が皆20周年公演の運営の何かしたらに関わっているわけではないよね?中にはほんとに出るだけみたいな人もいるわけで。そのメンバーからしたら正直一お祭りに出るくらいのスタンスだもんね。

ただ運営者側からすると公演をやる意味とか演者としての意識とか理解して意識して踊ってほしいよね。

そしてそれがあると一お祭りでもそのスタンスでやってくれるよね。ただそこを浸透させるのが難しいよね。

ぎゃん:僕は練習毎回、自分が踊らない曲の練習にも顔を出して、(20周年記念公演練習は曲ごとに練習日・時間が設けられている)繰り返し繰り返し言って。その話、毎回同じ話ですけどしてましたね。その意識を浸透させたくて。

どま:やっぱりそういうの舞台公演を自分たちで企画運営することによってお祭り主催者側の気持ちが分かって、お祭りに臨む意識も変わってチーム力にも変わるよね。

ぎゃん:だいぶ変わったと思います。

 

 

7.20周年記念公演曲「心」

 

 

どま:ちなみに20周年記念公演の曲「心」についてなんだけどあれはあの公演1回きり??それとも今後どこかで再演する機会はある??

パウ:いや、多分どこかでやります。

次期絆みたいな、そういう意味合いの曲でもあるので。どっちも(絆も)やってくと思いますけど。

どま:だからやっぱり他の演舞曲みたいな感じじゃなくて皆で踊るみたいな感じなんだ。

ぎゃん:とは言いつつめちゃめちゃ難しいんですけどね笑 簡単にはいかないです笑笑

どま:じゃあこれからどこかのお祭りでもしかしたら観られることがあるんだね。

パウ:そうですねけっこう近いところで。

どま:わいわい若宮??

パウ:これ言っていいのかな笑 まぁでもわいわい若宮とか。

どま:じゃあ毎年やってる絆はやらないの??

パウ:絆もやりますよ。楽しいですよね。OBOGさんも入っていただけてるんで。

どま:衣装はどうなるの?あの衣装でやるの?

パウ:演舞曲がある時は演舞曲の衣装で踊ることにはなりますけど、前年の曲を踊り収めて次の曲の披露までの時期とか毎年あるんでそういう時とか、

人数の関係とかで演舞曲を踊るのが難しいときとかに踊ることもあるかとは思いますね。

色のバランスもありますけど。

 

※重要※

・・・という話でしたがインタビュー後浜松がんこ祭り及びどまつり夜桜in岡崎が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった為「一」の踊り収めが延期になり、その関係で別のお祭りで「一」の踊り収めをします。

よってスケジュールが後ろ倒しになったため、20周年記念曲「心」を踊る機会は現時点で未定となってしまいました。。。つらみ。

今後どこかのお祭りで踊ると思いますのでそれまで楽しみに待ちましょう!!

もちろん「一」もこれから発表するであろう新曲もお楽しみに!!

 

 

次回の第3回では今後のスケジュールや新曲について、新生夜宵についてなどチームの今後の活動についてお聞きしましたー!!

お楽しみに!!



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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