チームインタビュー6チーム目、八雲一座さんの2つ目の記事です。
今回は前回に引き続きチームに関することと、
そして先月発表になりました「八雲ブランド」についてもお聞きしました(‘ω’)ノ
それではどーぞ!!
目次
1.チームの活動方針~チームはアトリエ~
ーーー次に「チームの活動目的」について教えてください・・・っていうかこれまでの話を振り返ると「賞を獲りたい」っていうよりも
「自分たちのやりたいことを突き詰めたい」
っていう形なんですよね??
少佐 : そうですね。
一言でいうと「アトリエ」的な。
作品を作る場所っていうので。
「チーム」とか「組織」ではなくて、だれでも入ってきていいし、
それぞれの絵を描こうぜっていう場所。そういうのに憧れてますね。
引用:https://greenz.jp/2013/10/15/kaze-to-tsuchi/
ーーークリエイター集団ですね。今までにないスタイルですね。
少佐 : 最低限、期待してくれてる人達の期待には応えたり裏切ったりってことはしたいんですけど、
がんがん人気を獲りに行くぜ、勝ちに行くぜってのは違う
かなって思ってます。
ーーーちなみにいわゆる「本祭」というのは、どまつりなんですか??
少佐 : これはジレンマで。
やはりぼくらはどまつりなんですよ。
幼いころから慣れ親しんだ夢の舞台どまつり。
なんですけど逆にへそまがりなところも出てきて、
ほんとにどまつりで良いのかって悩みながら来たのが今のぼくらです。
大好きなんですけど。
ーーー今までの話を聞いている感じだと、どまつりとかお祭りも出るけどどっちかと言うと
自主公演をしたりだとかそっち系のイメージだなって思いました。
少佐 : それはすごいしたいんですよね。
ーーー例えば『青春応援団 我無沙羅』さんって、
どまつりU-40出て、賞取って、そこからパリで開催されているジャパンエキスポに出演したり様々な舞台に出演などされているんですよね。
決まったお祭りに出るわけではないと。
だからそれに近いのかなぁを思いました。
なので八雲一座さんもいつか舞台公演やってください!!
少佐 : そのうちやります笑
2.テレどまつりは出ま・・・
ーーーどまつり話でもうひとつ。
テレどまつりは出ますか??
引用:https://www.domatsuri.com/tele_domatsuri/
少佐 : すごい出ようと思ったんですけど、
今年はやめることにしました。
すごい現実的な話で、最初は映像向けの作品を作れば人数少ないチームでも大賞あるんじゃないのって思ったんですけど、
ただ時間がないぞと。編集はだれがやるんだと。
ーーーなるほど。
でも実際問題確かに映像の編集者がチーム内にいなかったり外部でつながりがないとそれがそのまま出る出ないの判断基準になりますよね。
すごいクオリティのものができるチームが有利になるんじゃいかなーって。
だから逆にチームの規模が小さくても人や技術、アイデア次第では今年は既存のステージやパレードではありえない下克上が起こりうるんじゃないかなって思います。
少佐 : 踊る場所や映像さえなんとかなれば出し抜けるぞとは思いますね。
実は次の作品はテーマとしての「場所」があるテーマなので、
そこにお願いしてそこで映像とろうかなと思いましたけど、やめようって。
ちゃん : ただ、いつ初披露できるかわからないけどそれに向けてPVとして撮影はいつかしようとは話してます。
ーーーすごい楽しみです!
今後、よさこいチームにも撮影班とかメディア班とかできても面白いかもですね。
3.作品のスケジュール~1年〇作品~
ーーー次の質問ですがどまつりが本祭じゃないとすると年間スケジュールはどのような感じになるんですか??
少佐 : 年間は、他のチームとそんなに変わらないと思います。
作品のスパンとしては理想は、
1年で2作品を考えてます。
1年で1作品は足りないじゃないですか。
ーーーそれすっごいわかります!!
ずっと「何で1年に1作品しか作らないんだろう??」って思ってました。
曲なんてイチから作らなくてもそこらにある曲引っ張ってきてもいいし。
1年で2、3曲はできると思ってるんですよね。
少佐 : やりたいときはそれぐらいできるじゃないですか。
完全にそういう縛りにする必要はないんですけどやりたいときにばんばんやりたいと思ってます。
ーーーどまつりやよさこいの常識に捕らわれずに自分たちのやりたいことを追求するっていう姿勢はとっても良いですね。いい意味でどまつりチームっぽくないっていうか。
少佐 : 考えているのは夏編と冬編で分けちゃうことで、
たとえば冬はかなり尖ったものにしようとか、
夏は観客に受けが良いものとかそういう切り替えもできるので幅が広がるじゃないですか。
作品が切り替わることで限定で来てくれる人も来れる回数が増えると思うんですよね。
それが良いなぁって。
ーーーとすると次の新曲はいつ頃出す予定ですか??
少佐 : (来年の)浜よさで出そうかなと思ってます。
ちゃん : もうちょっと早く落ち着いてたら、バサカニで新曲じゃなくて、一個限定作品みたいなやつとか、去年の「獏」もできたら出たいですね。
ーーー楽しみです!!
4.八雲ブランド~その意図とは~
ーーー次に今って自粛期間中ですけどチーム内で何か活動はしているんですか??
少佐 : 今は練習やってないですね。チーム全体でって活動も今はないですね。
最近ではチームTシャツですね。八雲ブランド。
チーム内に専門家がいまして。
ーーー専門家というと??
少佐 : すごくセンスの良い僕の高校の同級生がいまして、
その子が八雲一座のビジュアル面(ロゴ、ホームページ、デザイン、ブランド、ムービーなど)を担当しているんですよ。
ちゃん : 踊り子ではなくそれ専門です。
ーーーすごい新しいです!!
他のチームだと、「Tシャツ作りました、おわり。」ですけど。
今回ブランドを立ち上げるっていうのはどういう意図があったんですか?
ちゃん : これはですね、彼(デザイナー)としての想いなので僕らが勝手に言っていいのかっていうところでもあるので深くは話せませんが、
元々よさこいのチームTとか練習着を作りたいわけではなかったんですよ。
よさこいをやってた人ではないので。
たまたまよさこいをみて興味を持ってくれたんです。
だからそこに想い入れがあるわけではないんですよ。
元々アメリカで留学してデザインの勉強をして
自分のデザインを世に発信したいって想いがあるようです。
— 八雲一座 (@yakumo_ichiza) May 22, 2020
ーーーイメージとしては「八雲一座のアトリエを借りてその人が活動している」ってことですね。
ちゃん : そういう感じです。
チームのものっていうよりかは「ブランド」にしておいた方が彼の想いで動きやすいためですね。
ーーー確かにその通りですね。
またブランド化しておくことで、よさこい外にも売れる(=チームの名前を広める)チャンスにもなりますしね。
ちゃん : そうですね。
背中にでっかくテーマを入れたやつよりかは
普段着でも使えそうな小さめのワンポイントにしたりとか。
ーーー正直言っちゃうと、
家にいろんなよさTあるんですけどほぼ全て寝間着部屋着になってます笑
だから普段着でも着れるっていうコンセプトはとってもいいと思います。
今後の商品展開はどのような感じなんですか?
少佐 : 今回のTシャツの反響次第な所ですが、あとは彼のクリエイティブ精神によりますね笑
ーーー購入方法はどういう感じなんですか?
ちゃん : 彼のこだわりで、1つのサイト内で完結させたいってのがあったので最初は自分でサイトを立ち上げたんですけど、今はトラブルがあって現在立ち上げ中だったと思います。
別のサイトで売るとかのほうが楽だと思うんですけど、別のサイトに飛んでっていうのがカッコ悪いと思ってたらしくて。
でも自分でつくってっていうのが大変だったらしいんで今後はもしかしたらBASEだったりとか、そういう人とのツールを使っていくほうが現実的かもしれないなと思う。
ーーーなるほど。今後が楽しみですね!!
今後例えばそのデザインが好きで、そこを窓口で入ってくれる子ももしかしたらいるかもしれませんね。
少佐 : よさこいじゃない方向のクリエイターがもっと集まってくる予感がしますよね。
ーーーそうですそうです。あそこにいくと形にしてくれるぞみたいな。
少佐 : 好きなことやれるらしいぜ~みたいな笑
ーーー新しいチームの形ですね。
少佐 : 本当に部門ごと(振り付け・衣装・デザインなど)で分かれているのでそれは特徴かもしれないですね。
ーーー少佐君が代表として全部を見て指示を出すっていう風だと思ってましたけどそういう風じゃないんですね。
逆にそういう風じゃないからこそ、作品作りのほうに注げるっていうのはあるんでしょうね。
少佐 : 例えるなら、企画、脚本って感じですね。
あと演出が別にいてとか、背景が別にいて、衣装が別にいて。
映画とかで例えるとそのぐらいの感じですね。
ーーー逆にそういうほうが今の形にあってるというか、時代に合ってるというか、
他のチームがやってるからうちもやろっかっていうのに流されずにやってる感じがすごく新しくていいですね。
そっちのほうが新しい風を吹かせれるかもしれないね。
すごく今後の動きが楽しみです!!
ーーーーー
今回は以上となります!!
ね??
賞よりも表現、自分たちのやりたいことを優先しているのが伝わりましたよね??
ブランドの考え方もそうですね。
それでは次回はそんな八雲一座さんの表現、
「クリエイティビティ」について
お話してもらいました!!
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