カテゴリーから探す
まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【インタビュー】八雲一座①~宮崎駿になりたい~

チームインタビューのお時間でっす(^o^)丿

6チーム目です!!

 

今回は昨年結成された、

名古屋で彗星のごとく現れたどまつり界隈では

今注目度ナンバーワンのNewチーム!!

 

結成後わずか1か月で出場した四日市よさこい祭りでは

メイン会場賞を受賞。

元いたチームはどまつりでファイナル常連、

かつそちらの振り付けも担当していた方が立ち上げたチームです!!

 

これからの活躍が非常に楽しみなこのチーム・・・

 

 

 

 

八雲一座さんです!!

 

どまっぷはみなさん同様結成当時から気になっていて

いつかはインタビューしたいなーって思ってたんです。

やっと実現しました!!

 

今回インタビューに対応してくださったのは

 

代表の少佐くん

 

副代表のちゃんぽーくん

 

のお二人です(*´▽`*)

 

今回は主にチーム情報のご紹介です。

チーム結成のきっかけやチーム名の由来などお話しいただきました。

特にチーム結成のきっかけは少佐くんならではというか

クリエイター、表現者ならではの目線で、

他とは違う感じを覚えました!!



 

目次

 

1.チーム結成のキッカケ~宮崎駿になりたかった~

 

ーーーよろしくお願いします。

それではまずはチーム設立のキッカケについて教えてください。

お二人元々夜宵にいたわけじゃないですか。

(実はこちらのお二人は夜宵act.19『四恩』の際の代表・副代表コンビなんです!!)

夜宵を辞めてまでチームを作ろうと思ったのはなんでなんだろうって思いました。

 

少佐 : キッカケ・・・どうだったん・・・ですか・・・ね?

 

ーーー えぇっ!??笑笑

 

少佐 : 俺がちゃんぽーに言ったタイミングがあったのかなー。

 

ちゃん :いつだったかな??・・・ちょっと待ってくださいね・・・。思い出した!

ほんとに一番最初の話で、少佐が夜宵の代表だったとき自分が副代表だったんですけど、

自分が「四恩の踊り納めの時に夜宵辞めるよ」っていう話を少佐にしたんですね。

そのときに少佐から「来年四日市よさこい祭りに出よう!」って言われたんですよ。

で、その時には限定チーム(八雲一座)でバサカニ出るつもりで、

一回だけ踊るのももったいないからもう一回踊りたいのかなーぐらいのつもりで聞いてたらどうやら正式にチームを作りたいと。

それがほんとに一番最初にチームを作ろうってなったときですね。

 

少佐 : そんな気がしてきました。

 

ーーーなるほど。

バサカニに出るつもりだったけど1回じゃあれだから四日市よさこい祭りも出ようと。

 

少佐 : 多分審査が受けたかったんですよね。

夜宵じゃないもので審査が受けたかったんです。

 

 

ーーー夜宵っていうネームバリューを取っ払ってってことですか?

 

少佐 : というか大組織を取っ払ってっていう。

最近気づいたんですけど、

「大人数で作ったものが好きじゃない」

っていうことに気づいたんですよ。

例えばディズニーの映画って作り手の一人が見えないじゃないですか。

個人的な思想が入ってないっていうか。

だから逆にジブリの宮崎駿作品が好きなんですよ。

作者の顔が見えるものが好きで。

大きいチームって個人の思想が見えづらいっていうのあるじゃないですか。

 

ーーー確かに。大きければ大きいほど会社みたいになりますからね。

作り手の意見よりもチームが積み上げてきた中での効率とか組織体系とかが優先されます。

 

少佐 : そうなんですよ。

チームらしさが優先されちゃうっていう。

わがままな作品って作りづらいというか。

なので宮崎駿になりたかったんです。

 

ーーーなるほどなるほど。すごい納得しました。

それはまさに代表かつ振り付けを手掛けていたからこその発想ですよね。

夜宵がどうとかではなくて大きい組織にいては自分が作りたい作品が作れない。

じゃあ自分たちでやろうかっていう。

 

少佐 : そうですね。後から考えると。

 

ーーーそういうふうに感じたのは自分が手掛けた「四恩」がそうだったということですか??

 

少佐 : 正直なところ・・・まだちょっとアレなんですよね。

これ裏話的なところなんですけど、

僕が代表のときにやってた時の作品「四恩」のテーマが「尾張四観音」っていうものなんですけど、

「分かりやすくしすぎたくない」っていうのがあって。

 

例えば四観音っていうのは鬼門が四方向にあってそれを守るためにあるんですけど、

鬼門を表すために「鬼の顔をバンって描いちゃおう」っていう案がいっぱい出たんですねチーム内で。

それをはねのけてしまうのと「これは勝ちをはねのけているんじゃないか」っていう葛藤が出ちゃって。

チームの方向性とやりたさの方向性が対立しちゃったというか。

 

ーーー分かりやすさを重視して勝ちに行くっていう方向性じゃなくて、

自分としてやりたいものを優先させたかったっていうことですね。

 

少佐 : そうなんですよねぇ・・・。

 

ーーーあーだからそういうところもあって自分達でやろうってなったってところもあるのかな。

 

少佐 : そうですね。

 

ちゃん : 勝ちにこだわるというより自分たちの作りたい作品をまっすぐにっていう。

 

 

ーーーでも最近のどまつりを観ていると勝ちにこだわりすぎているチームが多いなっていうのは思っていて。別に批判ではないんだけども。

パレードします。

審査員席の前に来ます。

そこでステージ演舞みたいになります。(審査員席の前で隊列が一気に審査員側に向いて進まない)

っていうのあるじゃないですか。

すごく勝ちにこだわっているんだなーって思います。

もちろんその気持ちが強いっていうのはいいことだと思うんだけど・・・

それってそもそも「パレード演舞」じゃないよねって思ってしまうところがあります。

 

少佐 :あのー・・・また夜宵に話になっちゃんですけど、

四恩を作ったあとに「一(はじまり)」を作って辞めてるんですけどパレードはそこを考えたりもしましたね。

横向かないというかなるべく高知のよさこい祭りっぽい構成を入れながらどまつりをやるにはって考えましたね。

ちょうどその時天空しなと屋しんにハマっていて、「cosmic way」にドはまりしてずっと歌ってたんですけど、

 

(動画観ました・・・か、、、かっこいい( *´艸`))

 

少佐 : なのでパレードはどの代表も僕に任せてくれたんで、

最後の「一(はじまり)」のパレードは自分でも納得のいく形で終われましたね。

 

ーーー見てましたよ。そうなんですね。

 

2.チーム名の由来~実は〇〇なんです~

 

ーーー次にチーム名の由来について教えて下さい。

確か「八雲たつ~」ですよね??

それに込められた想いみたいなところも教えていただけるとすごくうれしいです。

 

【ここでプチ解説】
『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を』
こちらはスサノオノミコトが詠んだ日本最古の歌と言われています。
スサノオノミコトがクシナダヒメを妻とする際に謳ったものです。

 

 

少佐 : 八雲たつ出雲八重垣~とあるんですけどまぁそれが主ではあるんですけど

他にもけっこうちょこちょこ入ってまして。

 

最初からチームの名前が出来るまでの経緯を言うと、

最初何にしようかなと考えたときに一番最初に考えた名前がひどい名前だったんですよ

『八雲一座』って名前にする前にグループラインを作りまして、

その名前は『無心名』(むじな)でした。

「初心忘れず」っていう意味なんですけど。

 

ーーーそういう言葉があるんですか??

 

少佐 : いや、造語です。

「無心」と「無名」で初心忘れずっていう意味で、

「同じ穴のムジナ」っていう言葉あるじゃないですか。

寄せ集め集団!みたいなノリを出したくてそうしたんですけど

これはひどいなってなりまして

 

で、次に「自由な感じがよいな」って思って「雲」っていう単語が出てきたんです。

この雲にくっつけていこうってなって。

名古屋のマルハチあるじゃないですか。

で「八」つけちゃえって。

それで『八雲』ってなったんですけど。

『八雲』だけだと字画が悪すぎるみたいで。

めちゃめちゃ悪いですよ。

あんなに縁起の良い言葉なのに。

企業の名前調べるやつでやったら、

「倒産しますよ」レベル

で言われてました笑

 

ーーー笑笑

 

少佐 : それはまずいなってことで

八雲「屋」とか八雲「座」とか考えたんですけど、

『一座』が一番画数良くて『八雲一座』となりました。

そしたら、博打のやつやりたいねってなってた「一か八か」が出てきたりだとか、

(一と八を抜いたら)雲座(仏さんとかが座る台座)が出てきたりとか。

尾張四観音やったしこれは縁があるぞってだんだんだんだんいいじゃんいいじゃんってひとりで盛り上がってきて決まりましたね。

 

ーーーってことは「八雲立つ・・・」っていう、スサノオノミコトが謳った歌は後付けってことですか??

 

少佐 : 正直後付けです。

 

ちゃん : そっちの方が説明するときにかっこいいから言ってるんですけど。

 

ーーーそんな裏話載っけてしまっていいんですか??笑笑

 

ちゃん : 一応代表のブログには載ってる内容なのでいいですよ。

別にそんなに守りたいプライドがあるわけじゃないですし笑

 

ーーーわかりました笑 こういう裏話うれしい。

ただスサノオノミコトの詠んだ歌がかっこいいからっていうだけではなくてそこにはいろんなモノが込められているっていうことですね。

「一か八か」っていうくだりから作品先行でチーム名が決まったところもあるんですか?

 

 

少佐 : 「一か八か」も、

結果的に「一か八か」ってなった感じなんですよ。

博打をやりたいってなったのは、なんていうんですかね。

「俺たち不良だぜ」って感じを出したかったんですよね。

どまつりでやれないことしたいねって。

「酒、おんな、博打」だったんですよ。

全部やっちまおうぜって。

チーム名も「一か八か」ついてるからこれいいじゃんって流れですね。

 

3.チーム情報

 

最後に八雲一座さんの練習日時場所、その他のチーム情報を掲載します。

 

 

〇練習日 → 毎週木・土曜日
〇練習時間 → 18:30~21:30
〇練習場所 → 若宮高架下、白川公園等
〇メンバーの年齢層 → 平均年齢23才くらい(年齢制限は特に設けていません)
〇メンバーの男女比 → 5 : 5

 

ーーーーー

 

八雲一座さんインタビュー1つ目は以上です!!

いかがだったでしょうか。

チームを作るキッカケっていろいろあると思います。

偏見になるかもしれませんけど割と「賞ありき」でチームを作るっていうパターンが多いような気がします。

〇〇(チーム)を倒したいとか、

今いるチームじゃだめだから一から組織を作って賞に食い込めるくらいのチームが作りたいとか。

 

ただ八雲一座さんの場合は

「賞というよりも表現」

により重きを置いていると感じました。

なかなかそういう理由でチームを作るケースってあまり聞いたことがなかったので益々興味が湧いてきますね!!

 

次回はその「賞というよりも表現」を重視していることについて更に語っていただき、

そして「八雲ブランド」についてのお話です!

 

お楽しみに!!



この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

コメント

コメントする