よさこいで個人事業主としての旗を挙げたよしおさんFollow @msbb51の2つ目の記事です。
前回は「よさこいは内輪でしか盛り上がってない。」という意見をいただきました。
よしおさんのように自身の経験と全体を見渡した時にそのように感じたのだと思います。
今回はそんなよしおさんがどのような事業でよさこいを盛り上げるべく活躍していくのか、
事業内容についてお話いただきました。
※下記事業内容をご覧いただいて協業できそうな業者様、クリエイター様、デザイナー様がいらっしゃったら是非一度よしおさんにご連絡を!!
目次
1. 事業の目的
ーーーそれでは核心に迫るお話になるんですけど、これからの個人事業のお話。
具体的にどのような事業をやっていきたいっていうところのお話をお願いします。
認知してもらって、
よさこいの魅力を知ってもらって、
一緒に盛り上がることができたらいいなって思ってます。
それをするためには今のまま、先ほども言った通りよさこいって内輪で盛り上がっているところがあるのでその中で発信しても内輪の中にいる人にしか情報は回らないと考えています。
なので今僕が考えていることは、他の業界に自分からいく!ということです。
ーーーここからは下記の3つの事業について順番に説明していきますーーー
☆ 振付・コーチング事業
2. アパレル事業
「よさこい系ファッション」を作ってしまおうと考えています。 衣装の形、例えば袖とかバタフライ型のパーカーとして商品として出してみたり、練習着としてももっと高機能なものを作りたいです。 また、練習靴もないじゃないですか?よさこい用の練習靴。 足袋の裏のゴムの部分とスニーカーをうまく組み合わせれば、私服でも使えるけどすぐに踊れます。尚且つクッション性があればケガも減らせますし。
ーーーよさこいの衣装スタイルを既存のファッションと融合させて服装からよさこいに興味を持ってもらおうということですね。
そういう他の業界とコラボして、商品として出すときに「それがよさこいなんだ」って伝えられたら、「よさこいってなんだ?」ってなると思うんです。 そこの認知の部分をしてもらうために自分たちから外に出していくって活動です。そうやって認知されながらも今ある現状の文化を守りつつ、いろんな方向に分岐していっても面白いって思いますし、そういう風に事業を広げていこうと思っています。
ーーー先日ブログに書いた「AIDMA」や「AISAS」の最初の「Attention」ですね。
ファッションはファッション好きなユーザーがいて、ミュージカルはミュージカルが好きなユーザーもいて、ダンスはダンス好きな人がいて・・・それぞれ別層があるので自分たちからそういうところにコラボしに行って、知って興味持ってもらう。 そうやって認知してもらったら広がっていくっていうポテンシャルはあると思っているのでそういう事業をしようと思ってます。
ーーーよさこいのいろんな魅力を持ってあらゆる業界にアプローチをかけていくって感じなんですね。その足がかりとしてアパレルだと。
現状今のよさこい界は内輪での盛り上がりはめちゃくちゃあると思うんですよ。 その先これができるんじゃない?って挑戦してくれる人はいるだろうから、僕はそこに引き込むような入り口をたくさん作るような事業を考えています。今その為に本気で動いているんで。
ーーーそのために今どのようなことを動いているんですか??
また、アパレルや足袋もそうですけど結局つながりがなければ製作など先に進まないと思うので富山に帰ってた時期、僕アパレル始めました。アパレル店員を始めて、その働いていたブランドの社長が視察として店舗に来てくれるんです。 僕そもそもアパレル始めるときの面接で、「こういう夢があってこういうことをするから1年で辞める」って言った上で入れていただいているんでそれに興味を持って話を聞いてくださっていて協力してくれるって言ってくれてるんです。 もちろん僕がそれなりの結果を出してからですけど、工場とかそういうのはそこのコネで問い合わせたりはできるかもしれないです。
ーーーそれは是非形にしてほしいですね!
さっきの足袋の話ですけど今大体3千円とか4千円ぐらいじゃないですか。それをみんな使い捨てじゃないですか?お祭りで使ったあと洗うとかメンテナンスするとかみんなしないじゃないですか。
それで1年とかで履きつぶして買い替えちゃうくらいだったら、6千円7千円とかでちゃんとした、もう踊り専用の足袋ってことで1年2年それ以上履けるようなものがあったらそりゃみんな買うよなあって思ってます。
学生チームってなるとおしゃれして踊りたいっていうのもいるので見た目スニーカーで靴底のほうは足袋と同じ材質でいつでも練習できるってものがあっても安価だったら需要あると思います。
ーーースポーツ足袋ってあるじゃないですか。でもそれも結局踊る用じゃないんですよね。
軽快で動きやすいってのもあるかもしれないですけど。
横の踏ん張ったりっていうのは結構ぱかって割れちゃうのもあるし、、、その辺をどうにかしたいなっていうのがありますね。
ーーー是非カタチにしてほしいです!!
3. アプリ開発事業
今日は作るつもりのアプリを3つ紹介します!!
容量やらたくさんの問題はあると思います。でも進化を続けるIT業界なら作るれると信じて突き進みます!!これらのアプリを作るのに協力して下さるエンジニア、アプリ開発者の方を募集します!!
僕に力を貸してください🙇♂️#エンジニア募集#拡散希望 pic.twitter.com/xhhRDM9oJv
— 室 翔太郎 (よしお) (@msbb51) March 21, 2021
★ よさ人特化SNS
★ 新人踊り子とチームのマッチングアプリ
ーーーアプリ開発となると製作にかかる費用的なものはどのように捻出されるんですか??
実際結構進んでいて、それなりに個人事業主さんで投資をしてる方、エンジェル投資家としてやってる方とか、そういう方とお話しさせていただいて、融資って形だったらやっていただけるところまできました。 ただまだそのタイミングではないので、いざ動くときになったらお願いしますっていう段階ですね。
ーーーすごい既にキャピタリストの方々とお話されているんですね!
ただこちらについては正直僕がよさこい界にあったら便利だから作ろうって思ってるだけで僕が作らなくても他の人が作ってくれるんだったら全然いいんです。 目的はよさこい界が発展することだから!なので別に案盗む人いたらそれはそれでいいなって思ったり笑
ーーーその他SNSとかマッチングはそのような特化型は他ジャンルはありますけどよさこいにはないので面白そうですね。
それこそどまっぷでもよく言っていますが学生チームってチーム引退がそのままよさこい卒業じゃないですか。そこから社会人チームに、ファミリーチームにっていう動きがないので全体のパイが大きくなっていかないんですよね。
やっぱ、学生よさこいでめっちゃ楽しんだけど辞めちゃう人の理由って よさこいにそこまで興味なかった人と、 ただ人間関係が楽しいからでやってた人と、 他にはメッチャよさこい好きで続けたいけども社会的に稼がないといけないからそんな暇がないからって人。 その中で社会人チームに繋がりがなくて、なかなか入っていけない、敷居が高いっていうのがあってそこをどうにかしたいなって思った時に、敷居を下げるためのマッチングアプリなどあればいいなと思ってます。 また、「プロのよさこいしてる人」って概念ができたら今のアーティストみたいな感覚でどんどん作品出したり、そうすれば更にあらゆるところにもコラボできます。そこの概念をまた新しく進化させたりすることもできるんで、そうやってなんとか解消されないかなとは思っていますね。
ーーーその不安材料を取り除いてあげてキッカケや道筋を提示してあげられたらきっと続けてくれる人はいると思いますね。
成し遂げた時に絶対流れてきてくれる人がいると思うんでそういう意図もあったりしますね。 だから発信して批判がこようが全然ダメージはないです。むしろ話題にしてくれっていう。
4. 振付・コーチング事業
いろんな学生チーム行ってる中で思ったことがあって。 「振り落とし」って踊れる人にはわかりやすい説明なんですけど、踊れない人からしたら、「え、どういうこと?」ってなるし教える側のスキルの問題もあって感覚的な説明が多いから、そこを解決してあげられたらいいなって思っています。 僕のチームって実際わからない子たちがめちゃくちゃいたから、教えてあげられるように体の構造から勉強したり、こうやってみせたらここで止まるよみたいなノウハウをためてた自分がいたので、それをもっと広い範囲で教えられたらなって思ってコーチング的なことをして、営業をかけたりはしようと思っています。
ーーー振付師って形じゃなくてアドバイザーみたいな感じでいろんなチームにってことですね??
振付ももちろんするんですけど、そっちより自分の強みは教えるほう。振りの魅せ方だったり、統一しなきゃいけないところもありますけど、単体で踊るってときは別だったりしますし、統一するって言ってもどうしてもできないときもあるじゃないですか筋力的な問題で。 それを周りから見たら一緒だけど、実際やってることは実はいろいろ省略したり工夫してて簡単にやってるていう踊り方を教えられたらそれはそれでアリかなって。
ーーーそのような形でのチームとの関わり方ってあんまりないので新しいですね。
その反面伸び悩む子たちってやっぱり上達に時間がかかってしまいそこでくじけちゃう子が多いからそこの近道じゃないですけどコツだったりモチベになることを教えてあげたりしたいですね。 ひたすら踊れば筋力はつき動けるようにはなるのでキレは出るし踊れてる風には見えるけど、それって筋力落ちるとできなくなっちゃいますよね。 そこで筋力がないなりでもこういう風に魅せれるんだってことを教えてあげたり、奥深さを教えて上げれたらいいなって。
ーーーそのような人体の構造だったりストレッチの方法だったり筋力トレーニングの方法だったりとか、っていうのは元々知ってたんですか?
トレーニング方法とかは僕高校まで野球やっていたんです。その野球のチームっていうのが富山県でそれなりに本気で甲子園を目指してるチームだったのでトレーナーさんとかを雇ってたんですよ。 そこでここを鍛えたいんだったらこういう筋トレだ!とかいう指導も受けてたんです。その時の知識が活きててそれを思い出しながら復習がてら勉強して伝えていけたらなって。 そうやって自分なりのよさこいトレーニングとか入れれたらいいなと思っています。
ーーーなるほど!それをどのような形で営業というか、展開を考えていますか??
実際に教えに行ってるんですか??
僕頭が悪いんで文章力もなければ語彙力もなく、実際に会ってじゃないと伝えられないっていうのがあるので自分から営業かけに行こうかなって思ってます。
ーーーワークショップなどやれたらいいかもしれませんね。例えば無料やワンコインなどのワークショップで、関西の学生を対象にアプローチするっていうのはどうですか?
ーーーもちろん最初は参加者も少ないかもしれませんけど実際にやってみてそれの繰り返しの結果どこかのチームに単発ないしは専属でレッスンができるようになるかもしれませんね。
ーーー宣伝のやり方はいろいろあると思うんですけど、YouTubeでチャンネル作ってもいいと思いますし、要は、tiktokとかで「踊ってみた」じゃなくてメソッドを解説するってこともできますね。
ーーー今そういうチャンネルないじゃないですか。よさこいのチャンネルとか。あってもチームが自分たちの動画をYouTubeにあげるくらいで。
どまっぷもブログで言ってますが僕らも僕らでYouTubeチャンネルやるんですね。
まぁそれはメソッドではなくて今まで公開してきたブログを分かりやすくパワーポイントにまとめてみたりロケしてみたりっていうこととか、各チームの練習に行ってみたとか、そういうエンターテイメント的な、楽しくできるような形でやっていこうかなと思ってます。
そこでメソッドとかノウハウのチャンネルがあれば相互作用で色々見てくれるんじゃないかって思いますね。
そこを知った上で、よさこいの歴史とか内部的なことも知りたいってなった時に、そちらのチャンネル見ていただけると思うので。
ー・ー・ー・ー
今回は以上です!!
具体的な事業内容についてお話いただきました。
特によさこいが他業界と協業で何かプロダクトをリリースするということは今までなかったので新しいなと感じました。
よさこいの衣装は和服が多いのでコスプレと親和性は高そうですが広く一般層を狙っていくのであれば普段みんなが着ている服やアクセサリーなどをベースにデザイン性の高いものでアピールしていくとよさこいやっているひともやっていないひとも普段使いとして身に着けてもらえるのかなーなんて思いました。
これからどんなアパレルが立ち上がるのか、そしてどんなプロダクトが出てくるのか、とっても楽しみです!!
冒頭にも言いましたが
協業できる業者様、クリエイター様、デザイナー様がいらっしゃったら是非一度よしおさんにご連絡を!!
一緒によさこいを盛り上げていきましょう!!
次回は「今思っていること、考えていること」にフォーカスしました。
これからのよさこいの発展のためよしおさんが考えていることをお楽しみにしててください!!
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