チームインタビュー17チーム目!!
踊り侍さんの5つ目の記事です!!
【第5回目の記事まとめ】
〇 初クラウドファンディングは元々踊り侍を知っていた人のサポートが多かった
〇 ポイントは「一緒に(お祭り)をつくりませんか?」という協力
〇 「今、こころに灯火を」は未来を照らす光になりますように
〇 シン・祭のコロナ対策は長期間にわたる参加者全員の体温・体調のデータ収集
〇 その結果参加団体の中から1人陽性患者がを事前に把握することができた
今回で踊り侍さんのインタビュー記事もラストです!
これまでの5回を読んで踊り侍さんが、そしてちんちこさんがいかに熱量に溢れていて、仲間想いで、行動力があるか、ということがわかったと思います!
ラストである今回はそんなちんちこさんから同世代の学生チームのみなさんに向けてメッセージをいただきました。
同じ学生のみなさん、何か感じてくれたら嬉しいです。
目次
1. 学生に伝えたいこと-信頼できる仲間-
ーーー最後の質問になるのですがちんちこさんって学生の中でもかなり行動力があると思います。
そこでシン・祭を発起人としてみなさんで運営したという経験から、全国の学生チームさんにアドバイス、よさこい人生や学生生活を充実させるためにアドバイスみたいなものがあればお聞かせいただきたいです。
ちんちこ : あーこういうの語っちゃうタイプなんですけど笑
まず初めに言いたいのは、学生チームって長くて4年あるかないかで限られた時間なわけじゃないですか。
一度きりの学生生活をよさこいというもので、そこにいる仲間とそこにいる環境に自分の最後の青春を捧げると決めてやってるわけじゃないですか。
やっぱりそうやって何かをチームでやりたいっていう意思があるんだったら信頼できる仲間はたくさん周りにいると思うんです。そういう環境ってめちゃくちゃ恵まれてると僕は思っていて。
ちんちこ : やっぱり今の世の中一緒に何かをやりたいと思ってもそういう環境がない場所っていくらでもあるし、ついてきてくれない人だっていくらでもいます。社会に出てからも自分のやりたいことができなくて苦しむ人ってのはたくさんいると思うんです。
社会に出たら基本的にはビジネスですから利害がないとついてきてくれない人だっているし、やりたいと言っても、合理性の面でできないと言われることだってある。
「やりたくてもできないこと」ってのはいくらでもあると思うんですよ。
でも学生チームでよさこいやってる人たちには信頼できる仲間がいます。自分1人ってことはないんですよ。仲間と感情をぶつけ合ったり共有しあったりして。
そういう環境が整ってることがめちゃくちゃ恵まれてるんですね。だから絶対にやりたいことはできるんです。
それを僕はすごく伝えたいかなって思いますし、この最後の青春を存分に味わった方がいいと思います。
ちんちこ : 本当に仲間と一緒に何かを成し遂げる、何か大きなプロジェクトをやり遂げることに対して、成功するか失敗するかは別として何かに向かってチャレンジをして皆で一緒に頑張っていく。
これにすごく意味があると僕は思います。
本当にこのシン・祭っていうお祭りを通して改めてチームの素晴らしさだったり、よさこいの素晴らしさ、早稲田の素晴らしさをたくさん実感しましたし、僕の周りにいた人たちの人の良さっていうのをすごく実感できました。
それは何かにチャレンジした人にしか見えない景色があるし、味わえない感情、一生ものの経験ってのがあると思います。
だから、本当にやりたいことはやったもん勝ちです。
2. 座右の銘-元気があれば何でもできる-
引用:https://store.line.me/stickershop/product/11183268/ja
ちんちこ : 最後に僕の座右の銘は「元気があれば何でもできる」。
学生は一番元気だと思います。そして僕は「一番今が元気」っていうのを常に更新し続けるってのが人生の目標なんです笑
学生しかない熱量がある。それは絶対そうだと思います。そういう環境でしか持てない人だっているだろうし、そういう環境だからこそ持てる人だっているだろうし、もうこれ以上ない環境がそこにはあるんですよ。だから時は来てるんです。
今しかないんですよ!!
だから今元気があるんだったら何でもやってやればいいじゃないかと。やってやろうぜと。そしてやってやったぞ!!ってみんなで叫んでくださいっていうことを伝えたいです。
ーーー素晴らしい!!ちなみに昔からそういう性格だったんですか??
ちんちこ : 小学校の頃までは本当にクラスの中でも目立った感じじゃなかったです。サッカーだけやっていました。そして中学校で自分の素質を認めてくれる仲間であったりとか恩師がいて、リーダー経験をたくさん積ませてもらいました。
で、大学でこれ以上ない「踊り侍」という環境があったのでそこで自分の持っている素質というか、強みを生かすしかないなと。それがこういうシン・祭とかガルルとかっていう形となって、現れたことはすごく嬉しいことだなと思います。
ーーー何か社会人になってもういろいろやりそうですね笑
仕事でも、仕事以外でも何かいろんな大きいことをやりそうな。
ちんちこ : 僕は野望はいくらでもあるのでもしかしたらどこかの社長になっているかもしれないので笑 でもいきなり起業するわけじゃなくてまずは企業に入りますよ。
とりあえずもったいないですよ。一度きりですから。
どれだけ「あの頃楽しかったな。あの頃に戻りたいな」と思っても、もう戻れないので。
じゃあ戻りたくなるくらいの一生ものの毎日を生きてほしいなと思います。
ーーーそうですね。だって変な話18・19・20なんて徹夜しても大丈夫ですからね。
ちんちこ : 本当に元気があれば何でもできると僕は思ってるんで。僕のチームの引退ブログも最後の言葉がこれなんですよ。
3. 夢はでっかく野望はでっかく
ーーー実際踊り侍関係なく、同世代の学生の雰囲気ってどうなんすかね?
早稲田は比較的アクティブな方が多いような印象は受けるんですけど結構周りにも同じような熱量でいろんなことをやっている方っていうのは多いんですか?
ちんちこ : 早稲田の中でも先頭に立っていろいろ挑戦していこうっていうバイタリティの高い人や何か実際に考えてる人はいくらでもいるんですけど、どの組織においても「やりたいことを絶対やり抜く」っていう執念、強い覚悟を持って声を上げて旗を上げて最後までそのチームを率いていく人っていうのはそんなに多くないと思います。
そこで声を上げる人がもちろん必要ですし、踊り侍にはそれに応えてくれる人が160人いるっていうそういう素敵な組織だと思います。
日本人は「いや私はそうは思わない」とか「やめようよ」と失敗のリスクであったり、何らかの利害で乗ってくれない人とかいるからなかなか上手くいかないんですよね。
ーーー思うだけで行動に移さないっていうパターンと、何か思ったときにやらない理由を探しちゃう人と、で結局やらない人がほとんどですもんね。
そこでいざ声を上げてやるっていうだけで、上位何割には入れますからね。
ちんちこ : やりたいって声がたくさん上がれば上がるほどより良いものは絶対生まれるんですよ。そして大きなプロジェクトがどんどんより良いものになっていくと思うので。だからもっとみんな声を上げてほしいですね。
ーーー別によさこいであってもじゃなくてもっていうことですよね。
ちんちこ : もちろんそうですね。だからもっと
夢はでっかく、野望はでっかく
持ってほしいと思います。
ーーー仮に失敗しても全然立ち直れますからね。
ちんちこ : そうなんですよ。
これ結構大事なのが、僕たちがよさこい祭りをやるってことに対して、肯定的に捉えられたことの一つでもあるですけど、学生は失敗が出来るんですよ。
例えばビジネスの世界において大失敗をしたら2度はい上がれない可能性だってあるし、職を失う場合もある。そのぐらい責任が伴う場合があってそこが大きいんですよ。
でも学生チームっていうのは大学側の支援とかももちろんあるし、何か失敗したとしてもその失敗を次に生かすチャンスはいっぱいあるというのが学生生活だと思います。
もちろん社会に向けて祭りをやっている以上は社会的責任を伴うので、クラウドファンディングでお金をいただいている責任というのはあったので、コロナに対するところ、クオリティの担保、そういうところはもちろん徹底したんですけど、やっぱり学生チームはチャレンジする風土が整ってると思います。
それは絶対ビジネスで活きるし、その失敗をどう乗り越えてったかという培った経験、困難に打ち勝った経験っていうのが結局は社会に出てから一番必要なものかなと僕は思ってます。
ーーーこれかなり学生に響くと思います。やっぱりそれを僕らみたいな卒業して何年も経っているような人がいろいろ言ったとしてもやっぱり伝わらないんですよね。
ただ同じ学生の人からの、実際にシン・祭みたいな大きなことをやっている人からの意見っていうのは、同じ学生チームの人には響くんだろうなってすごい思うので。
ありがとうございます。
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今回で以上です!!
学生は今しかない
やりたいことはやったもの勝ち
自分が大学生の頃と社会人の今とを比べると大学生の方が時間がありました。
その分多くの時間をよさこいに費やし、多くの仲間と多くの時間を過ごしました。
そこでの経験が今のよさこいにも人生にも活きています。まじで。
ちんちこさんも言っていた通り、大人数でひとつの目標に向かって試行錯誤しながらチャレンジしていく風土がよさこいにはあります。もちろんそのような経験はよさこいだけではありませんがそのように学生のチームにはとてつもない爆発力があります。
これを読んでいただいている学生チームの踊り子のみなさん。
今はコロナ禍で思うように動けない現実はありますが人生の中でも貴重な大学生という期間、あらゆることに挑戦し、時には失敗しながらも、仲間と共にアグレッシブにもがいてほしいと願います。
それが必ず今後社会人になってからよさこいにも、よさこい以外にも活きてきます。
第6回に渡り伝えたかったのはここです。
踊り侍のみなさん、ちんちこさん、yosariの陸さんありがとうございました!!
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