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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【インタビュー】MAIYA①~伝説の夜~

みんなー!!

チームインタビューの時間だよー(´ω`*)

7チーム目です!!

 

今回はなんとにっぽんど真ん中祭り(以下:どまつり)が出来る前からある

老舗中の老舗チームのひとつ!!

 

 

MAIYA(まいや)さんです!!

 

今まで6チームのインタビューをさせていただいたのですがその中でも

最も歴史のあるチームさんです。

いや、っていうか中部圏内全チームでも長いかもしれないですね。

 

今回の①ではチームについてお聞きしましたがインタビューをさせていただいて

なんとどまつりと深い深ーーい関わりがあったんです。

 

今回インタビューしていただいたのは代表のてんさん

初期から在籍しているSABOさん

にお伺いしました!

(SABOさんはDMにて)

 

それではいってみましょー(‘ω’)ノ



 

目次

 

1.チーム立ち上げ経緯~バサラ瑞浪さんとの関係~

 

ーーーよろしくお願いします!

それではまず最初にMAIYAさんが出来た経緯について教えてください。

やっぱり23年という歴史あるチームでどまつりが出来る前に結成されたチームということでそのあたりとっても興味あります!!

 

てん : 瑞浪市には「くれよん」っていうボランティア団体があったんですよ。

MAIYAの母体はその「くれよん」なんですが、元は「瑞浪市ジュニアリーダーズクラブ」(※地域行事子ども会活動へのサポートや指導を目的とした高校生による公的ボランティア団体)のOBで構成されたシニアリーダーサークルだったんです。

創設者がくれよんに所属していた流れから、MAIYAの初年度はくれよんのメンバーとジュニアリーダー現役の有志によるスタートでした。

創設者は「瑞浪で盛り上がることがしたい。若者が集まるキッカケを作りたい。」

というところでそれがよさこいだったっていうような感じですね。 

 

元々創設者はよさこいじゃなくても良かったんですよ。囲碁クラブでも良くて笑

何でもいいから人が集まるキッカケが欲しいっていうことで。

 

てん : そしてMAIYAが始まった経緯に欠かせないチームがあって、

バサラ瑞浪(ばさらみずなみ)さんなんですよね。

同じ瑞浪市(岐阜県)を拠点としているチームで、兄弟チームみたいなもんなんですよね。

実は結成もバサラ瑞浪さんの方が2か月早いだけなんです。

 

流れとしては瑞浪市の駅前商店街の方がバサラ瑞浪というチームを作り、YOSAKOIソーラン祭りに行くということで、当初『くれよん』のメンバーだった創設者2人を含めた3人が、バサラ瑞浪の一員として参加したんですよね。

その時に北海道で若い人が頑張っているのを見て「自分たちの地元でも何かできないか」と考えたのがMAIYAが始まったきっかけです。

くれよんは、それまでも踊りとは別の形で美濃源氏七夕祭りには参加をしてたんですが、創設者がYOSAKOIソーラン祭りから帰ってくると「踊りで参加しよう!」ということになったんですが、曲がなかったんですね。

そこで、当時バサラ瑞浪さんがYOSAKOIソーラン祭り用に作曲して使わなかった曲があると聞き、その曲をいただいてその年の美濃源氏七夕祭りに参加しました。

そして美濃源氏七夕祭りの後に団体名をくれよんから「MAIYA」に変え、よさこいのチームとしてスタートしました。

 

ーーーうぉーー!!そのような経緯だったんですね!

 

 

2.どまつりと深い関わり~伝説の夜~

 

てん : もうひとつ重要なことがあって。

MAIYAとバサラ瑞浪さんが始まった23年前。

その年の美濃源氏七夕祭りに「総踊り大乱舞」っていう1時間以上の総踊りをやったんです。

「よっちょれ」と「ずいずい瑞浪」のたった2曲の総踊りを

1時間以上交互に掛け続けて美濃源氏七夕祭りに来ている人たちみんなで踊った

っていうのが美濃源氏七夕祭りのよさこいの始まりなんですよ。

 

ーーーたった2曲で1時間以上!!

 

てん : 2曲。たった2曲なんですよ。

僕らの中では「伝説の夜」って呼んでいて、作品のテーマとかにもしているんですけど、

この瑞浪市の皆さんで総踊り大乱舞でたった2曲を踊り続けたっていう風景が

後のにっぽんど真ん中祭りの「観客動員数ゼロ」につながってきてるんですよね。

 

ーーーそうなんですか!?

 

てん : 水野さん(※)も瑞浪市出身で。

うちの創設者と同じ時期にYOSAKOIソーラン祭りに行った事もあって

水野さんは3代目名古屋学生チーム「鯱」、創設者はバサラ瑞浪さんで行ったんですが

水野さんの「観客動員数ゼロ」は美濃源氏七夕祭りの総踊り、

瑞浪市のみなさんが一緒に踊ったっていうその光景を観て作ったって今でもおっしゃってますね。

 

引用:https://www.domatsuri.com/overview/

 

※ 水野孝一さん:(公財)にっぽんど真ん中祭り文化財団専務理事

にっぽんど真ん中祭りの発起人。

先日のよさこい8さんの「集まれ!日本全国よさこいのお祭り!」にも登壇されていました。

https://www.domatsuri.com/overview/trajectory/1999/

 

 

ーーー全然知らなかった・・・。そこがキッカケだったんですね。

つまりその伝説の夜というのは瑞浪市によさこいが広まるキッカケになったと同時に、

どまつりのコンセプトと言ってもいい「観客動員数ゼロ」のキッカケにもなったんですね!!

それがなかったら「観客動員数ゼロ」も生まれなかったのではないかって考えるとすごく大きな出来事だったんですね!!

 

てん : そうですね。中部エリアのよさこいの始まりとも言えますね。

 

3.チームの方針~岐阜という地域柄~

 

ーーーありがとうございます!!

次にチームの方針について教えてください。

若者が集まるキッカケを作りたい、との想いで始まり23年が経ちました。

その方針は今でも変わりませんか??

 

てん : そうですね。

一番は瑞浪を盛り上げるっていうのが大前提にあるので。

ここ最近どまつりを中心としたチームが多いんですけどうちは一番大事なお祭りは

100%美濃源氏七夕祭りですね。ここは何年経っても揺るがないです。

他にもバサラカーニバルとか鬼岩福鬼祭りとか瑞浪市で開催される祭りがそうですね。

 

ーーー先日半布里(はぶり)さんをインタビューさせていただいた時に、

半布里さんも結成の理由が「大人も子どもも世代を問わずできる」っていうことで

地域の世代間のコミュニケーションを目的としていて、

 

【インタビュー】半布里①ー半布里が半布里と呼ばれる所以ー

 

なんか同じ岐阜県で似ているところがあるなぁって思いました。

 

てん : そういう色が強いのかもしれないですね。

岐阜県ってアクセスも良くないですし。

瑞浪市も富加町もそうなんですけどアクセスが悪いので人口が減ってってるんですよね。

 

前の代表が言ってたんですけど、

前の代表って長崎出身なんですね。長崎が故郷なんです。

仕事で瑞浪市に来て右も左も分からない中仕事の上司にMAIYAに誘われて入って奥さん見つけて今瑞浪に住んでいるんですけど、

MAIYAをキッカケに「故郷が増える」っていうのがやっている意味なんですね。

別に瑞浪市在住の方って限定はしてないですけど人ぞれぞれ故郷ってあると思うんですよね。

馴染みのある場所、風景とか。

その中のひとつに瑞浪があったら勝ちだなって言ってるんですよ。

 

 

ーーー物理的ではなく精神的なものってことですよね。

実際多くのよさこいに関わる人にとって瑞浪市というのは心の故郷みたいになってると思います。

 

てん : 美濃源氏七夕祭りの風景だったりバサラカーニバルだったり何でもいいんですけど、

思い返した時に故郷のひとつに瑞浪市の風景があったらっていうところで活動しているので、

アクセスが悪いに繋がるかどうかわからないですけど、

田舎の良さといったところで町おこしがチームの醍醐味というか大目標になってますね。

 

どまつりの「ど(=土)」ってやっぱりそこじゃないですか。

もちろん他のチームひとつひとつに存在する意味があると思うんですけど、

僕らは瑞浪市のど(土)を大事にしているっていうところを誇りにしていますね。

 

ただ僕らも「有名になりたい」「名前を知られたい」っていうのはあるんですよね。

というのも

美濃源氏七夕祭りやバサラカーニバルをホストチームとして運営しているのが

MAIYAっていうのを知らない人がすごく多くて。。。

別に感謝されたいっていうわけではないんですけど、

美濃源氏七夕祭りとかバサラカーニバルで大トリ踊らせて頂いてますが

それは運営を頑張ったからご褒美っていう意味ではなくて、

「瑞浪といえばバサラ瑞浪とMAIYAだろ」っていう、

地域名を聞いたらチーム名が出てくるチームになりたいんですよ。

 

 

実はMAIYAに入って1年後にkagura(かぐら)さんに移籍したんですよ。

それでMAIYAを知らない人がけっこう多いことに気づかされて。。。

でそのまま初めてMAIYA以外(のチーム)で瑞浪のお祭りに参加したら

やっぱりMAIYAで過ごしたお祭りの雰囲気と違ったんですよね。

 

その時に、離れたからこそ祭りを運営していることの大切さ」をすごい分かってきて、

やっぱそういったところも含めて良さがあるっていうところも知ってもらいたいなって思いますね。

 

4.チーム名の由来

 

ーーー次にチーム名の由来について教えてください。

 

てん : 祭りって「●●屋」ってあるじゃないですか。テキ屋とか。

それの中で「踊り屋」→「舞う屋」→「舞い屋」となったんですね。

でも漢字表記ではなくチーム名はアルファベット表記なんですが、

何故アルファベットに変わったかっていうと、

例えばのぼりに「MAIYA」って書いてあると

アルファベットだと前から見ても後ろから見てもMAIYAなんですよね。左右対称なんです。

漢字にすると裏から見るとわけわからないですけどアルファベットだったら前から見ても後ろから見てもMAIYAなんですよ。

 

ーーー全然知らなかった・・・。そういう由来なんですね。

またMAIYAさんのチームロゴに書いてある

 

「DREAM/FRIEND/POWER」

 

ってどのような意味が込められているんですか??

 

 

てん : 正確には 「FRIEND/POWER/DREAM」で 創設からのチームコンセプトに掲げてます。

瑞浪(地元)に友を

瑞浪(地元)に元気を

瑞浪(地元)に夢を

MAIYAにいる事で、 瑞浪にいる事で 『友』ができ『元気』を貰い『夢』を持つ

そういう意味があります。

 

5.テレどまつり

 

ーーーテレどまつりは出ますか??

 

てん : テレどまつりは参加することにしました。

一応7月から撮影やります。

昨年お披露目した曲で出ます。

 

ーーー動画編集どうされます??

 

てん : 僕はそういう知識はないので出来るコにお任せしますね。

それ以外のことはやるから動画編集お願いしますって笑

 

ーーーチーム結成の理由や今までお話を伺っていてやっぱり地元ありきのチームなので

チーム演舞に加えて瑞浪市の魅力が思う存分伝わるような動画を楽しみにしています!!

 

6.チーム情報

 

ーーー次にチームの基本情報についてまとめます!!

 

練習日 : 木曜日 + 土曜or日曜 の週2回

練習時間 : 木曜日は19:30~21:30 / 土曜or日曜は19:00~21:30

練習場所 : 市内の小中学校

メンバー数 : 46名

年齢層 : 高校生10人程度 / 20代が20人程度 / 30~40代越えが10人程度

男女比 : 4:6で女性が多い

 

ーーーMAIYAさんで初めてよさこい始めましたって方は多いですか??

 

そうですね基本初心者の方が多いですね。

 

ーーー他のエリア、チームから来る方はいないですか??

 

てん : よっぽどないですね。

友達づてで集めるのでそうして初心者の方が集まる感じですね。

それもけっこう好きなんですよ。

経験者の方が来ていただくの全然問題ないんですけどゼロからイチになる感じが好きなんですよね。

瑞浪市の中で踊り子を増やしていくっていうのも目的のひとつなのでゼロからイチが無限にこれから続いていったらいいなぁって。

それも市民チームならではですよね。

 

ーーー今新型コロナウイルスで自粛になってたものが徐々に解禁の流れになってきています。

MAIYAさんは既に練習は始められていますか??

 

てん : 一応7月から再開予定ですけど1か月は様子見ですね。

週1回で人数制限掛けながら身体を慣らすところから始めようかなと。ストレッチとか。

練習場所もまだ市の許可がおりないので広い公園を使ってやる予定ですね。

 

ーーーーー

 

第一回目は以上です!!

どまつりの「観客動員数ゼロ」は美濃源氏七夕祭りでの総踊り大乱舞で見た光景が元になっているって長年どまつりに携わっていて全く知りませんでした。

 

みんなテストに出るよ!!

 

またインタビューでも質問させていただきましたが

よさこいを「踊りのチーム」として携わっている、というよりかは

「地域の人とのコミュニティ」として活用しているところ。

賞が獲りたい、有名になりたい、表現がしたい、・・・など各チームそれぞれに活動の目的がありどれも正解なのですが、

そこの目的にも地域差があるなとこれまでインタビューをしてきて感じます。

 

さて、次回のインタビューはみなさん気になっているであろうバサラカーニバルについてお伺いしました。

次回もお楽しみに!!



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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