みんな楽しみチームインタビューのコーナーです
(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ
他チームのことって気になりますよね??
- 「あのチームなんであんなカッコいい演舞ができるんだろ??」
- 「あのチームなんでこんな短期間にメンバーがっつり増えたんだろう??」
- 「あのチームなんでtwitterでバズッてばっかりいるんだろう??」
とか。
隣の芝は青いわけです。
もちろん本来の言葉の意味は「青く”見えるだけ”」ですが
他のチームがやってて自分たちのチームがやってないことって絶対あるんですよね。
そういうの、エッセンスだけでも皆さんに共有できたらいいなって思うわけです。
そんなわけで今回インタビューさせていただいたチームはなんと!なんとなんと!!
初のどまつりチーム外、高知のよさこい祭りを本祭とする関西地域で大活躍しているあのチーム。
「隣」どころか大きく西に行っちゃいました≡≡≡ヘ(*–)ノ
かんしゃらさんです!!!!
どまつり圏のチームに所属している皆さまだと演舞はもしかしたら観たことがないかもしれないけれど
その名前はtwitterのタイムライン上でたびたび目にしたことありますよね??
そうです。
よさこい界において
空前絶後の!!
超絶怒涛の!!
ツイ廃!!
です!!
インタビューにお答えいただいたのは
チーム発起人であり現在代表でもあります
みなとさんです。
※画像リンクでtwitterプロフィールに飛びます※
みなとさんインタビューありがとうございますm(_ _)m
今回大きく5つのテーマでお答えいただきました!
- ① チーム情報(2つに分けます)
- ② twitter運用
- ③ よさこい祭りの魅力
- ④ どまつりに思うこと
- ⑤ 自粛期間中のチーム運営とは
前回の緣志さんのインタビュー同様
2週に渡ってお送りします!!
どれも非常に内容が濃く
”芝はめちゃめちゃ青かった(゚ロ゚屮)屮”
内容となっています!!
お楽しみに!!
※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響でZOOMでのインタビューをさせていただきました。
目次
1.よさこいに触れたキッカケ
ーーーまずはじめに、みなとさんがよさこいを始めたのはどのような経緯だったんですか?
みなと:私は元々大学中楽器をやっていて吹奏楽とかジャズとか好きでサックスを吹いていたんですよ。
多分元々団体で何かをするということが好きだったんだと思います。
3回生で引退した後、時間が出来たので新しいことをはじめようとしてました。
高校の吹奏楽部の友人が富山大学でよさこいをやっていて、一度練習を見にいかせてもらったことを思い出して、とても楽しそうな印象があったので「次はよさこいやろっかな」とチーム探しをはじめました。
ーーー友人のチームの練習を見に行ったことがキッカケなんですね。しかも地元じゃなくて富山県で。
よくキッカケとなるのはお祭り行ってそこでチーム観たり最近だとYouTubeでっていう感じですけど違うんですね。
みなと:そうですね。それが2010年の話になります。チーム探しも結構大変でした。
同世代の方はわかると思うんですけど2010年当時はTwitterとかFacebookがまだそこまで活発でなくて、mixiだったんですよ。
懐かしい・・・
みなと:当時まだYouTubeも走りだったこともあり、今みたいにチームの名前を調べたら演舞動画がすぐ見つかるでもなくて。
mixiに確かサークル検索みたいな機能があって、そこで「よさこい連『桜華』さん」っていうチームの情報を見つけました。
見学に行ったらまだ10人もおらず、出来て2〜3ヶ月ぐらいのチームで、走り出しの時期でした。雰囲気もよくてそこに入らせてもらったんです。
参加したあとは、周りはだいたいが社会人で、当時学生だった私はいろんなことに興味があって「やりたいやりたい」って言ったら「どうぞどうぞ」って。
2年くらい在籍していたんですが、振り付けや曲制作、ウェブサイトを作成しての広報もやりましたし、練習指導もチャレンジさせてもらいました。会計以外は全部経験させてもらって。
チームを作る基礎がそこでできたんじゃないかなと思いますね。
2.かんしゃら立ち上げ経緯
ーーーありがとうございます。そこからかんしゃらさんを立ち上げるってなったのはどんな経緯だったんですか?
みなと:チームの方向性と私の考え方にズレができたんですよ。
その内容というのが私は
チームを大きくするには「人を入れなくちゃいけないよね」っていう考え方で、
そのためにはもっと広報・人集めに力を入れないといけないと言ってたんですね。
私もその時まだ若かったこともあり、他のチームとか見て、50人とか60人とか、
大きなところだと100人とかいるわけだから、「大人数で踊りたいな」って思ってた部分があって、広報いっぱいやってどんどん人を呼び込みたいって考えてたんです。
でもチームとしては「踊りをしっかりやっていて、上手い踊りができていたら人は自然と集まってくる」っていう考え方と、
そこまで人数を集めるつもりがなかったという認識。
今いるメンバーで楽しくゆっくりやればいいかって。
代表も「いや、そこまでせんでいい」
「僕らは僕らのやり方でやろうや」って。
そうして大きなチームで踊りたい、と外に飛び出すことになりました。
それで関西の他のチームや、名古屋のgnome、石川県のチームにも参加させてもらいました。
そして4回生の時に、学生チームに入っていた同期の4回生の友達が「龍馬よさこいで踊るチームをやる」という企画を立ち上げて、振付を担当しました。
そこで今の副代表と出会いました。
かんしゃらができたのはそのあとの私の勘違いです(笑)
後日、彼とスノボに行ったんですけど、道中ずっとよさこいについて喋っていて、
「こういうチームがあれば面白いよね」とか「こんなチームを作りたい」と結構盛り上がってしまって。
向こうは本気じゃなかったみたいなんですけど、私それを真に捉えちゃってて。
次の日メールで「チーム作ろっか」って私は送ってしまっていて、向こうは「えっ」と驚いたそうです笑
で、できたのが「かんしゃら」です。
ーーーなるほど。みなとさんが真に捉えちゃったところからかんしゃらさんが生まれたと笑
3.かんしゃらの活動目的
ーーーそうしてできたかんしゃらさんはどのようなことを目的として活動しているんですか?
みなと:一番は「恩返し」ですね。
私たち自体は、関西でよさこいを知って、
お祭りの楽しさや貴重な経験など、たくさんのものを頂いたという認識でいます。
また、いい友達や素敵な先輩方にも出会えて、そういう人の繋がりもよさこいが作ってくれたことに対してありがたい気持ちがすごいあります。
よさこいをやらせてくれてる周りの環境、今だったら職場もそうだし、友達や家族もそう。
そういうことに対して何か、間接的でもいいから何か恩返しがしたいなっていう気持ちがあります。
もう一個はよさこい祭りに対して。
高知のよさこい祭りってものすごく楽しいんですよね。
祭りの感動もしかり、友達との思い出が一番たくさんできるのはやっぱりあの祭りなんですよね。
でそういう私たちが今よさこいを楽しめているのは「よさこいを今まで繋いできてくれた人たちのお陰」っていうのもあると思うんです。
そういうことを考えると、自分本意ではありますが、よさこい祭りに対しての恩返しがしたいなっていう思いが芽生えたんです。
じゃあ私たちに何ができるんだろうと考えた結果、
チームを作って高知に行こう。
そして高知に行く時のメンバーはなるべく関西の学生達をいっぱい募集しようとしたんです。
今はより顕著に感じていますが、
関西の学生の大部分は高知のよさこい祭りにはほとんど興味が持っていない印象で、
鳴子は持たない、曲によさこい節が入っていないチームがほとんどです。
それが良いとか悪いとかはどうでもいいんですけど、やっぱりその辺が私的には少しもったいない、っていう風に思っています。
勝手に上から目線ですけど、
せっかくよさこいに関わっているんだから、源流に触れる、その知識を得ることは大事な学びだと思っています。
ただ、それを私たちが偉そうに
「よさこい祭りってこうなんだよ、ああなんだよ」って喋ったところで多分何も伝わらない。
聞く耳も持ってくれないかもしれない。
だからこそ、連れて行くしかないんだなって。
じゃあ私たちが魅力的なチームになって
「あのチームが本祭にしているお祭り(=高知のよさこい祭り)に行きたい」
っていう気持ちになってもらえるといいですね。
そんな魅力的なチームになりたいなと思っています。
実際、関西はどまつりの流れが強いのでなかなかそうならないので、難しいんですけどね。
でも、そうしてよさこい祭りに関西の学生を連れて行き、直によさこいを体験して
「むっちゃおもろいやん」
ってなってくれたら、結果私みたいな人が増えたら、その線を繋いでくれると思うので。
それが間接的に「高知への恩返し」。
本来のよさこいの良さって言うのを知ってる人が増えてそれがまたよさこいを次に繋いでくれるキッカケになればと思って活動を始めました。
ーーーなるほど。名古屋と全然チーム設立の経緯が違うっていうところがまた面白いなと思いましたね。
みなと:逆に名古屋の方々はどういう目的でよさこいチームを立ち上げるんでしょう?
ーーー名古屋というかどまつり界隈は2つありますね。
1つは社会人チームやファミリーチームに多いんですけど地域を盛り上げるとか地域市民の交流を目的とか。
もう1つは最近の傾向なんですけど賞を獲ることがメインになってるところもありますね。
みなと:なるほど。まぁ賞を獲ることも良いことだと思います。
目標があり、そこを目指してみんなで頑張るという形は素敵じゃないですか。
だからそれも一つの形だと思いますが、よさこい祭りに参加するとそこらへんの概念がすっ飛ぶというか。
ーーーそれすっごいわかります!!
みなと:とても楽なんですよね。誰でも楽しめるっていうのはね。
準備などは膨大なので、その期間はとてもしんどいんですけど、それでも終わったあと、あの三日間のためにまた一年頑張ろうと思えるぐらいなんで。
その魅力はあるんちゃうかな。
~次回に続きます~
次回はチーム名の由来や具体的なチームの話となります。
お楽しみに!!
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