はい!!
やってまいりましたチームインタビューのお時間です(^^ゞ
8チーム目となる今回は名古屋市千種区今池を拠点として活動しているこのチーム!!
歓喜団(かんきだん)さんです!!
少しお話しますね。
ーーー
以前【チームインタビューについて】のブログで
「よさこいにおける走・攻・守」というお話をしましたね!
その3つを
① 作品
② チーム
③ サポーター
としました。
そこで①が成り立つためには②③が整っていないといけない。
チームが整っていて、サポーター(=地元地域)の応援があって初めて①が上手くいく。
なので①についてインタビューすることはほとんどない、とお話しましたね。
ただし!歓喜団さんは違います!
①が特徴的なんです。
全国のよさこいチームの演舞を全て観たことないけども歓喜団さんの演舞スタイルは唯一無二なんじゃないかなって思ってます。
twitterのプロフにも「よさこいチーム」「どまつりチーム」という表記は一切なく、
エンターテイメント集団
なんですよね。
かと言ってエンタメ性に振り切って「どまつり性」をないがしろにしているかと言われたら
全然違います
この3回のインタビューを読んでいただければ地元に愛され必要とされながら自分たちの独自のスタイルで踊っていることがわかります。
第1回となる今回はチームの成り立ち。
何故このチームが生まれたのか。
そこにはあの!!名古屋のお祭りと深い関わりがあったんです!!
今回お話いただいたのはチーム立ち上げにも携わり、現代表でもあります、
まいさんです!!
それではよろしくどーぞ(*^▽^*)
目次
1. 歓喜団さんとにっぽんど真ん中祭り
ーーーものすごく根本的な質問なんですけど歓喜団さんって今年で何年目なんですか??
まい : 今年で19年、来年で20年。
私は立ち上げメンバーの一人なんだけど、(立ち上げメンバーの中で)今残っているのは私だけです。
立ち上げた頃は5年続くかなぁって言ってたのに、気づいたら19年も続いてる。笑
ーーーそれではチーム立ち上げの経緯について教えてください。歓喜団さんはどのような形で立ち上がったんですか??19年となるとかなりにっぽんど真ん中祭りの初期の頃だったんですね。
まい : 元々私含めて6人で作ったチーム。
その6人って、実は元々にっぽんど真ん中祭りの実行委員だったの。
ーーー全員ですか!??
まい : そう。
全員が第1回第2回の実行委員のメンバーで、その中で作ったチームなの。
まだその頃は今のような学生委員会とかではなくて、財団法人もなくて、
単なる「にっぽんど真ん中祭りの実行委員会」っていう組織で。
第1回第2回をやってたメンバーの中で「実行委員を引退したらチームを作ろうか」っていう話になって。それで作ったのが歓喜団なんです。
ーーーうわー全然知らなかったです!!
第1回のにっぽんど真ん中祭りって広小路夏祭りの一環というか併設というかなんでしたっけ??
まい : パレード用の公道をまだにっぽんど真ん中祭りの力だけでは止めることができなくて、広小路夏祭りの一角の時間を借りて。だから夜のパレードがあったの。
第1回第2回が広小路夏祭りをお借りしたパレード。
第2回では大須パレードも加わっているけど。
なので、よさこいを知ったのも歓喜団に入ったのも、にっぽんど真ん中祭りがきっかけです。
1999年2月22日に実行委員ができて、私が入ったのは(その年の)5月なんですよね。
ーーー実行委員をやる前のよさこいっていうのは知っていたんですか?
まい : 名古屋学生チーム「鯱」にYOSAKOIソーラン祭りの参加メンバーとして誘われた事があったから存在は知っていたよ。踊るお祭りっていう。
だけど参加はしなかったからどんなお祭りかイメージが全くついていなかった。
誘われたきっかけは、私が元々大学の時に合同学園祭の実行委員をやっていて。
いろんな大学のサークルの人達が集まって外で外部学園祭っていう・・・今は無き「an キャンパスパラダイス」。それの実行委員だったの。
ーーーキャンパラ!!めちゃめちゃ懐かしいですね!!
まい : その時の同期メンバーだった友達が、こういうことをやるんだけどやらないかって誘ってくれたのがにっぽんど真ん中祭り。
だからキャンパラ繋がりで入ったっていう流れですね。
ーーーなるほどなぁ!!キャンパラいいですよね!すごい印象残ってるんですよね。
どまっぷ実はキャンパラみたいなイベントやりたいなって思ってたんですよね。
まい : 学外同士でいろんな交流も出来るし、企画も楽しいし、とっても楽しいイベントだったよね。でも、企業主催のイベントだったから、私が引退してから数年して、終わっちゃった。
ーーー全然知らなかった。そういう経緯だったんですね。
よさこいってこういうものなんだっていうのはまだ知らない状態で、実行委員とかイベントを作るみたいなことが元々好きだったというのが最初だったんですね。
2. 実は3か月だけあの学生チームにいた
まい : そうそう。でも、実が第1回の実行委員をやった後に自分の中ではすごく悔しくて。
っていうのが、どんなお祭りかを知らずに実行委員になったから。
だから「ここで踊っている人たちは何が楽しくて踊っているのか」がわからないままやっちゃったなと思って。
だから、もっとああできたのかなこうできたのかなっていう頭の回し方がよくわからないまま第1回が終わっちゃったなっていうのがあって。
それが自分の中でなんかもう悔しいくて「もう1回やりたい!!」ってなって。
で、8月ににっぽんど真ん中祭りが終わって残務処理を一か月半ぐらいして、10月ぐらいに、私は当時もう学生じゃなかったんだけど、
名古屋学生チーム「鯱」に3ヶ月だけ入れてもらったんだよね。
参加者の気持ちを知りたくて、踊るってどういうものなんだろうって。
元々体育会系じゃなかったから、体を動かすとか踊るっていうのをしたことがなくて。
とりあえず、同世代の名古屋学生チーム「鯱」で踊ってみようって思ったんだよね。
その時は4代目の鯱。
で、3か月踊ったらまた実行委員に戻って。
それで踊りの楽しさも知っちゃって、4代目~6代目まで3年間それぞれ秋だけ踊るってことで、3か月ずつ踊らせてもらったの。
今で言う、限定さんみたいな。笑
ちょうど第3回の時に完全に実行委員が「学生委員会」になったから、社会人の私は抜けてサポートに回ったんですよね。
で、第4回から歓喜団です。
ーー-当時はそういう、「自分たちでやってみたい」っていう意欲がある方が多かったんですかね?
実行委員をやったけどやっぱり自分たちも踊りたいよねっていう。
まい : そうそう。踊ってるのを見てたらうずいちゃったというか。私は鯱で踊ったのが楽しくて。笑
3. チーム情報
歓喜団さんの練習日時及びメンバー構成についてまとめました!!
気になる方は是非twitterから連絡してみてください!!
練習日 : 基本毎週日曜日
練習時間 : 13~16時
※春夏は17時まで / 水曜日20~22時もあり
練習場所 : 自由ヶ丘小学校体育館他
※水曜日は若宮高架下
チーム人数 : 30人
年齢層 : 小学生~50代
※募集メンバーとしては年代問わず
男女比 : ほぼ1:1
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第1回歓喜団さんのインタビュー、いかがだったでしょうか。
まさかにっぽんど真ん中祭りの実行委員から始まったチームだったんですね!!
ただ実は今回文字にはしていないのですがもう1つ実行委員から出来たチームもあったようです。
当時はやはり参考となるお祭りが県外にしかなかったということもあり手探りでお祭りをつくりあげていく大変さがあったことは間違いないようです。
そして開催し踊っているチームを観て「自分たちもやってみたい!!踊ってみたい!!」という想いが強くチームを立ち上げたということはある意味では必然だったのかもしれませんね。
さて、次回は更に歓喜団さんを深堀りしていきます!
チーム名の由来や何故あのような演舞スタイルなのか、など。
お楽しみにー!!
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