チームインタビュー11チーム目!!
今回はかんしゃらさんのチームインタビュー以来の関西チーム!!
かつ第21回にっぽんど真ん中祭りにおいて
「どまつり大賞」並びに「内閣総理大臣賞」を受賞!!
そして先日開催された第22回にっぽんど真ん中祭り(テレどまつり)において
「テレどまつり大賞」並びに「内閣総理大臣賞」を受賞!!
された、つまりにっぽんど真ん中祭り2連覇中のこちらのチーム、
みなさんもうわかりますよね。
嘉們-KAMON-さんです!!
・・・いやーどまっぷも遂にどまつり大賞受賞チームにインタビューさせていただくことになりました(≧▽≦)
ありがたいです!!
さて、みなさんの中には
大賞受賞をひとつの目標にされていたり、
むしろそれが目的です、そのために結成しました、
っていうチームさんいらっしゃいますよね。
安心してください。
がっつり聞いてきましたよ!!!!
なので久しぶりの全6回のインタビュー記事公開になります。
ひとつひとつ、ボリュームもさることながら内容も詰まっておりますのでお楽しみにしてくださいね!!!!
また別に受賞を目的目標にしていないチームさんでも、
チームマネジメントのやり方、作品のつくり方・考え方、などは学ぶ点は多いと感じます。
大きな目標を達成するチームさんは”ただ作品が素晴らしい”だけではありません。
まぐれでも運が良かったでもありません。ちゃんとした理由があります。
今回のインタビュー記事を通してそこの部分を感じ取っていただけたら嬉しいです!!
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・・・前置きが長くなってしまいました。
今回インタビューを受けてくださった方をご紹介します。(順不同)
ざっくさん(結成メンバー・初代団長)
中山さん(現団長)
そういちろうさん(元作成班長)
椿さん(現副団長)
の4名です。濃いです。大変感謝です。
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また、今回の各記事で掲載されている素敵な写真をご提供いただいたカメラマンの方も合わせてご紹介いたします。
【カメラマンさん】
とーるさん
りーさん
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さて、第1回となる今回は恒例のチーム結成のキッカケやその名前の由来など結成の頃のお話です。
ファンにはたまらんお話。
よろしくどうぞ!!
目次
※以降のインタビューでの個人名は敬称略で記載しています。
1. 嘉們さんどまっぷ読んでるって!!
ーーーよろしくお願いします!
ところで僕らどまっぷっていうよさこいのメディアをやっているんですけどもご覧になられたことあります??
そういちろう : 読んでますよ。どまっぷさん面白くて。Twitterで更新を見たら、見なきゃ見なきゃと思って、僕は読んでます仕事の合間に。
ーーーまじですか!?ありがとうございます!!
ざっく : 読んでます。
ーーー嬉しいいいいいぃぃぃぃぃー!!
椿 : 情報量は圧倒的に多いですよね。
ざっく : だから読んでて楽しいんですよね~。
椿 : 面白いですよね。
・・・そんな嘉們の幹部の方々も読んでいただいている「どまっぷ」!!
みなさんもたくさん読みましょう!!笑笑
2. チーム結成のお話
ーーーそれでは毎度恒例にはなりますがチーム結成のキッカケからお願いします。
ざっく : 学生チームでの「経験」とそこで出会った「仲間」がキッカケです。
僕は関西の学生チームに所属し、そこでお祭りと踊りに出会い、多くの仲間と充実感のある時間を得ることができました。
そして自分が4回生で就職活動が終わり、社会人までのカウントダウンとなったときに、
「学生の時に得た感情とか体験って社会人になってから得られないんじゃないか」
って思ったんですね。
そりゃ当然なんですけど、考えた時にめっちゃ悲しくなったんですよね。これって学生チームで夢中にやっていた子はわかると思うんですけど。
当時、関西では学生チームOBOGで構成された、にっぽんど真ん中祭りやYOSAKOIソーラン祭りでの受賞を目標に活動するチームは少ないように感じていました。
そんな中、一人悶々としている僕に沢山の人達が後押ししてくれて、もうチーム作っちゃえ!って一歩踏み出しました。
ただチームを作るって言っても全然イメージが湧かなかったんですけど、そんな時に具体的にイメージさせてくれたのが結成メンバーだったんです。
結成メンバーは全員学生チーム出身者の5名で、同じチームの出身者と、別のチームでライバルとして競い合っていた同期でした。
「こいつらと一緒だったらもっと面白いこと出来るんじゃないかな」
「新しい作品とか作れるんじゃないかな」
って個人的に思ってましたし、たまに祭りで会った時にもそういうことを冗談めいて話してたんですよ。「一緒のチームだったらなぁ!」って。
それを思い出して、「あいつらとなら見たことない景色が見れる!」っていう謎の自信が湧いてきて、社会人になる直前の3月くらいにグループLINE作ってみたらすぐに賛同してくれました。
これが始まりです。
学生チームで経験した踊りや祭りを通じて、大切な仲間や、お金では買えない価値に気づくことができて、それが嘉們に繋がっているので、改めて学生の頃に一生懸命になっていて良かったなって心から思います。
3. 「嘉們-KAMON-」の由来とは
ーーーでは次に嘉們-KAMON-っていうチーム名の由来について教えてください。
ざっく : まず、嘉們(KAMON)は頭文字なんです。結成メンバーの。
K(神﨑)・A(青山)・M(松谷)・O(奥村)・N(中井)で頭文字を合わせた、KAT-TUNと一緒の方式です笑
ーーーKAT-TUN!!笑
名前としては5人の頭文字で「KAMON」っていうことなんですけど『嘉們』っていうその言葉自体や漢字には意味が含まれているんですか?
ざっく : 含まれているんですよ。
そもそもチーム名を決める会議では、語呂の良さとチームカラーを重視していました。
チームカラーと言っても当時はざっくりとしたもので、明るいイメージというか、みんなで楽しめて、人の勢いや格好良さを持ったチームがいいねってくらいでしたけど。(それがカタチになったのが、嘉們のチームのコンセプトにもなっている、「勢い・楽しさ・心意気~感動し続け感動させる団体へ~」です。)
そういう理想を表現しつつ語呂の良いチーム名を沢山考えてみたんですが、なかなか納得のいくものが出ず、苦戦したことを覚えています。
ある日、結成メンバーの一人が自分たちの頭文字を並べた「KAMON(嘉們)」という案を持ってきたんです。漢字の意味は
「嘉」が「おめでたい」・「們」が「集団、やつら」
っていう意味なんです。合わせたら「おめでたいやつら」みたいな意味になるんですよ。
また、英語の「Come on!」にもかかってます。
語呂の良さと、斜に構えながらも明るく親近感のある印象を持つその言葉と意味で、全員納得の即決でした。
※ちなみにその案を持ってきたメンバーの彼女さんが考えてくれたらしいです笑
あとは嘉們が漢字だと読みづらいかなという意見もあって、後ろに-KAMON-をつけて正式なチーム名が決まりました。
ーーー確かに「們」の字が普通に変換してもなかなか出てこなかったりしますもんね。
ふつうに変換すると「嘉門」にんべんのない門になりますので変換に苦労してました笑
中山 : 中国語なんですよ。們の字が。
英語だと「~s」みたいな名称の複数形の意味があるんです。たしか笑
ーーーなるほど。並び変えてKAMONになったっていうところも、偶然かわからないですけど結果すごい色々と意味が感じられますね。
4. 結成メンバーにまつわるエモい話
ーーー当時のそのK・A・M・O・Nの結成メンバーの方は今でもチームにいらっしゃるんですか??
ざっく : 所属はしていますね。1名結成してすぐ諸事情があって抜けたんですけど最近戻ってきたので今は全員所属しています。
ーーーじゃあ結成当時5人が揃ってお祭りに出たことはあったんですか??
ざっく : それがないんですよ笑
ーーーじゃあチーム結成メンバー5人が数年越しに再び揃ったんですね!!
ざっく : ・・・あ!!でもあったか!あったんか。こいや祭り!!ありましたわ!!
椿 : 一昨年じゃないですか?2018年のこいや祭りで大賞を頂いたとき。
「大阪ナニワーズハイ!!」の時ですよね。
(YouTubeのスクショなんですけどこのセンターのふたりがこぶし合わせるのエモい)
そういちろう : そう!「エモい」ってやつですかね。
ざっく : そうだ。ありましたありました。それはけっこう感動でしたね。
僕たちもそうですけどそこまで絡みのない若いコ達も「嘉們の頭文字が揃った!」って写真パシャパシャ撮ってましたね笑
数年ぶりに結成メンバーが集まった第19回こいや祭り大賞を受賞。
ーーーすごいストーリー!!
エモいです。映画みたい笑笑
ざっく : やってる最中はあんまりそこは意識してませんでしたけどね笑
5. 団長が決まったのは”じゃんけん”
そういちろう : 運でやってるようなもんちゃいますか、嘉們なんてもう。
ざっくさんだって団長決まったのじゃんけんやったじゃないですか。
ーーーじゃんけん!?
ざっく : そうなんですよ。じゃんけんなんですよ。
5人で居酒屋で集まって誰が代表をする?って話題になった時に、みんなそれぞれ、
自分は絶対いや!おまえの方が絶対向いてる!
って言いながら、謙遜し合ってなかなか決まらなかったんです。ほんとはみんな自分がやりたかったんですけどね。
で、キリが無いからじゃんけんしようってなりました。
そうしたら一発で僕がグーで勝っちゃってたんです。
じゃんけんぽん!勝った!はい、ざっく!ってな感じで決まりました。笑
中山 : でも今話を聞いていて、じゃんけんでざっくさんがグーで一発で勝ったって、みんなそういうことだったんじゃないのかなって思いますけどね。なんとなく。
そういちろう : 全部そういうことやと思うよ本当に。そういうこと。
ーーーそもそも一番最初に声をかけたのがざっくさんだったんですよね?やろうぜって。
だからそこからつながってた、決まっていたのかもしれませんね。
ざっく : 確かに、一緒にチームやろうよっていうのは僕だけじゃなくて他のやつらも言ってたんですけど、グループLINE作ったのは僕ですね。
そういちろう : すごいじゃん。えらいじゃん。
ざっく : そうなんです。えらいんです。
ーーー笑笑
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第1回は以上です!!
学生チーム所属の踊り子さんがチーム卒業とともによさこい自体を引退されてしまうことは往々にしてある中で、いい意味で同世代の各地の諦めの悪い男たちが集まって嘉們さんが誕生した、
じゃんけんで一発で団長が決まる、
結成メンバーの頭文字の並び替えで結果とっても意味を含んだ名前になった、
結成メンバーが数年ぶりに集まって初めて揃って踊ったこいや祭りでこいや祭り大賞を受賞。
このストーリーはもちろん計算されたものではないと思いますけど、
なにか運命づけられたものを感じました。エモい。
後の記事でも出てきますけどざっくさんの愛読書は「ワンピース」だそうです。
なんとなく納得です。
ということで第2回は更にチーム情報について深堀りしました!!
お楽しみに!!
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