チームインタビュー9チーム目です!!
今回はいつもと少し違います。
チームインタビューをさせていただくチームさんは基本的にはこちらから「インタビューをさせてください!!」ってお願いをさせていただく場合が多いのですが、
今回逆アプローチを受けました♪( ´▽`)
そんなチームさんはこちら・・・
inviteD….(インバイテッド)さんです!!
実はこちらのチームさんは東京を拠点として新たに立ち上げられたばかりということで、チームPRとしてどまっぷを利用したいとご連絡いただいておりました!!
とっても嬉しいです(*´▽`*)
今回代表のキースさん
そして製作ディレクターであるDJさん
の2名にお話を伺いました!!
事前打ち合わせ含め話を聞いていくとみなさんに共有したい、チーム運営に関するとっても大事なことが詰まっていましたのでぜひぜひご覧くださーい(*’▽’)
目次
1. チーム結成のキッカケ
ーーーまずはチームを設立したキッカケからお話しいただければと思います。
キース : きっかけは2つありますね。
1つ目は本当に誰しもがイメージできることではあるんですけども、「東京にどまつりチームが少ない」という現状があったことです。
2つ目はどまつりという「自由度の高さ」があります。
順に説明しますね。
①「東京にどまつりチームが少ない」という現状
キース : 私は元々にっぽんど真ん中祭りやどまつりチームをたくさん観ていて純粋な憧れだったりとか、そっちでたくさん繋がりをいただいた1人なんです。
学生の時に静岡大学よさこいサークル「お茶ノ子祭々」Follow @ochanoko_07というところにいたんですが、そこのチームはにっぽんど真ん中祭りには出ないんですね。(2015年当時)
ただ「豊川おいでん祭り(よさこいinおいでん祭)」に毎年出させていただいてましてそこで必ずどまつりチームを観るキッカケがあるんですよ。
そして「こんなにすごいチームがあるんだ」っていう認識がありながらも、その人たちが目指している本祭には出れないっていうもどかしさがあったんです。
引用:http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/4720
その憧れが強すぎて大学4年生(2017年)の時に半布里さんで限定参加で出させていただきました。
ファイナルにも行って、限定参加なのにこんなにいいステージに立たせていただいていいのかっていうくらいいい経験をさせていただきましたね。
その後就職で東京に行くことになったんですがやはりそこでもよさこいがやりたかったんですがなかなか場所がなかったんですね。
別にどまつりチームじゃなくてもよかったんですけれども、どうせだったら自分がこれまで学んできたことを活かせる場だったらより良いな。誰かの力になれたらなと考えながらチーム選びをしていた。しかしなかなか力になれそうなチームがなかった、という現状があったんです。
そこでもっとこうにっぽんど真ん中祭りがやりたい人たちがいやすい場所っていうのを作らないと、今後名古屋から東京に就職してきて、社会人になるタイミングだからよさこいを離れようかなと。
そういう人たちが出てきちゃったらもったいないなと。それはよさこいという世界にとっても損失だなと。
それが1つ目のきっかけですかね。やっぱり居場所の選択肢を増やしたいっていうはあります。
ーーー今学生から社会人になった時にそこの受け皿がないっていうことで社会人チームが生まれることは聞きますけど、それと同じようなことを東京でやろうと思ったんですねー。
確かに東京はいろんな会社の本社があることが多いしそもそも就職で東京に出てくることもあるので新入社員としても社会人の転勤等でも受け皿としてありだと思います。
また、東京に拠点があって、東京には原宿表参道元氣祭スーパーよさこいとか他にもいろいろお祭りがある中でそこじゃなく何でにっぽんど真ん中祭りなんだろうっていう疑問があったんですけど今の話を聞いて納得しました。
にっぽんど真ん中祭りに対する熱というか想いに溢れているんですね。
キース : また東京でよさこいをやっている人たちも聞いていくと割と「どまつり系をやってみたい」っていう人が結構いるんですよね。
ーーーなるほど。
東京では元々YOSAKOIソーラン祭りとかにっぽんど真ん中祭りをやっていた人からすると求めているのは流し踊りじゃなくてエンターテインメント要素に溢れた、ステージでだん!っていう感じところなのでそことのギャップがやっぱりあるんですね。
②どまつりという「自由度の高さ」
キース : 2つ目の「自由度の高さ」ですが、
よさこいじゃなくて「どまつり」っていう。ある種何でもいいよっていう度量の広さ。
よさこいっていうところの概念にこだわらずに、「何か表現をしたい、他のダンスだってやってみたい」っていう人も集めていけるようなチームができないかなと思ったんです。
ーーーホームページにも書いてありましたけど、いずれ舞台とか交流企画、セミナー的なこともやってみたいって書いてありましたよね。とても面白い取り組みだと思います。
【inviteD….さんのホームページ引用】
引用:https://invited2020.wordpress.com/home/business-contents/
よさこいを1つのエンターテインメントに振り切るならばそういう方向性も面白いかなというか、お祭りに縛られずに自分たちのやりたいことをやるのも全然ありだよなって思います。
キース : 実はメンバーの中でもDJは特に、よさこいにとらわれない総合エンターテインメントを幅広くやりたいって考えてくれているんですよ。ね?DJ?笑
DJ : そうですね。そもそも自分がこのInviteD….に入った理由としては、もともと高校時代にダンスもやっていて、大学では名古屋学生チーム「鯱」Follow @t_syachiに入って振りコーチをやらせていただいていてました。
その中で制作活動っていうのが楽しいなって思ったのと同時に、もっともっとお客さんが感動できるものをにっぽんど真ん中祭り「以外」のところにも広げていきたいっていうのがあって。
なのでよさこいという枠組みに縛られず、舞台とか演劇とかそういったこともこのチームだったらやっていけるなと思って、そこに共感して入ったのが大きいです。
inviteD….はよさこい・どまつり・ダンスもできるチーム、ホームページにも載ってるけど、総合エンターテインメント集団として活躍できる場所。それが自分の中に響いたんですよね。
ーーーブログでも書いたことあるんですけどいろんなチームそうなんですけど、どこまでいっても「お祭りありき」じゃないですか?
お祭りがないと披露する場ってない。だから逆にそれに甘えているところもあると思っていて。
だからそういう風にそこ(お祭り)にとらわれずに自分たちで活躍できる場を自分たちでつくってやっていこうっていうのは、さっきも言いましたけどめっちゃいいっすね。
しかも東京なんてそういう場所いっぱいあるじゃないですか。よさこいだけでなくいろんな刺激を受けられる環境はあると思うし。
どんどんどんどんやっちゃってください。
キース : はい。笑 ありがとうございます。
2. チーム名の由来
ーーー次にInviteD….っていうチーム名の由来のお話を聞かせてもらっていいですか。
キース : チームの構想をメンバーと話している時にどんな名前にしようかなって考えていて、メンバーの成長を促したりとかそこを率先してこっちからどんどんどんどんアプローチしていける、いわば導いていけるようなチームがいいなあというイメージを持っていて、単純に「導く」とか「誘う」とかそういう感じを入れたいなっていうのを。
ーーーそういう意味ですもんね。英語だと。
キース : ただ実は最初、「いざなぎ」っていうチーム名になろうとしていたんです。
なんともよさこいチームっぽい感じに当てていくみたいな。
「誘う」っていう字に加えて「楽しい」っていう心もないといけないなというのをイメージして、遊戯王の戯、で、「誘戯」。
これは裏の意味もあって、イザナギの日本神話の中でイザナギが日本という国を創ってその国に神様を創っていく、というお話があるじゃないですか。
引用:https://ameblo.jp/pelecyphoras/entry-12586438114.html
その話、自分が東京でやろうとしていることと全く似通っているなって。
それこそ生きる人にとっての1つの居場所を、土台を作らなきゃなっていうのと、そこに住む人たち、いわゆるうちのメンバーに入ってくる人たちっていのをどんどん成長させていって、言わば踊りの神にしていくような、成長を促していくっていうところはイザナギ伝説っぽいなって思って。
でももうちょっと他のなんかないかなっていう声もあって。
自分は「誘戯」でそのままいいじゃんと思ってたんですけど、ちょっといったん受け入れて再度みんなでフラットに考え直した結果、現在の英語になった感じです。
英語のチーム名になるなんて全く思ってなかったんですがそれこそメンバーの一言があって、こうやってより想いがこもったチームになったなっていうのがこのチーム名にはありますね。
ーーーこの、「D」が大文字なのは何か理由があるんですか?どまつり?Domatsuri?
キース : じゃないんです。実はDの後の点の数にもヒントがありまして。
ど : 4つありますね。
(Dの後に点が4つありますよね)
キース : そこに意味があって。
まず最初に理念を立てたんですけど、そこを推進していく力っていうのはやっぱりメンバーが夢を追いかける力とか、ここに向かって成長する力だなと感じていて。
チームの表向きの目標とか目指すところには、メンバーひとりひとりの夢って全て映されるわけではないですけど、うちのチームの原動力になっているのはみんなの「夢」に向かうチカラだなっていうのがあって。
なので「D」の後には「Dream」っていう言葉が続いて、それをあえて点で隠したっていうことなんです。
加えて「Invited….」ってよく「過去形?」みたいなことを言われちゃうんですけど、過去形ではなくてどっちかっていうと受動態というか「誘われた」「招待された」の方なんですね。
基本的にはお客さん目線であり続けたいっていう想いもあり、お客さんから見たらお客さんたちは「(われわれに)招待された人たち」だなと。導かれた人たちだなというイメージもあって、視点を表現する意味でもこの受動態という意味付けで表現しています。
ーーーなるほど。Dreamの「D」だったんですね。
これを読んでいるみなさん、inviteD….さんのチームを書く時はDのあとに「….」を忘れないようにしてください!!笑
ーーーーー
第1回目のinviteD….さんのインタビューは以上です。
今回心に残ったフレーズとしては「受け皿」です。
インタビューをしていて感じたことは、
お祭りはお客さんや企業などに対してのよさこいを広め、
チームは踊り子やこれから始めたいという方に対して様々な受け皿を用意してあげること、
これなんだろうなっていうことです。
以前ブログにも書きましたが学生が学生チームや学校を卒業してそのまま辞めてしまうっていうのがほんともったいないなって思っています。もちろんその人の自由なんですけど。
ただ、やりたくてもやれない、続けたくても続けられない、そういう理由でよさこいを辞めざる方がいるのであればそこに対して手を差し伸べてあげられるチームっていうのがinviteD….さんのようにもっと生まれたら、
そしてそういう環境が整えられるチームがもっとあったらよさこいはもっと面白く、もっといろんな世代が楽しめるものになるのではないかなぁと思っています。
さて、次回はチーム運営に対して最も大事なところについてお話いただきました。
次回もお楽しみに!!
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