チームインタビュー!!
2022年9月に三重県松阪市を拠点とし活動されている
どまつりチーム一絆一結さん
のインタビュー第2回です。
(いっきいちゆうと読みます)
第1回ではチームの成り立ちということで、
地元松阪市をよさこいを使って盛り上げたい!!
という代表のたばてぃさんの想いを語っていただきました。
第2回となる今回は、
よさこいを始めたキッカケ
メンバー募集の告知
です。
今回インタビューを受けていただいた一絆一結さんのさちさん(写真左)、ななさん(写真右)は
よさこい未経験者です。
どまっぷのチームインタビューは代表副代表などスタッフの方にお話をお聞きすることがメインのため、
「数か月前まで未経験者でした」
という方にインタビューを行う機会はとても貴重です。
(FLYDAY!さん以来かな)
今回未経験者であるお2人には、
〇 何故このチームに決めたのか
〇 よさこいはどこで知ったのか
〇 どのようにコンタクトを取ったのか
などお聞きしました。
そこから同じように「よさこいをやってみたいけど未経験だから・・・」という方の背中を押すことができれば嬉しいなと思いますし、
逆に「未経験の方がどのようによさこいを知り、感じ、どのような条件でどのようなチームを選んだのか」ということはチームのみなさんにとっても貴重な意見ではないかと思います。
それでは行ってみましょー!!
よさこいを始めたキッカケ
よさこいを始めたキッカケ、チームに入ったキッカケというところに移りたいと思います。
まずは一絆一結でよさこい人生をスタートさせたさちさんとななさんにお伺いします。
さちさんのキッカケ
友人がよさこいをしていて、それを観にお祭りにはずっと行っていたんです。
そこで次第に自分も踊ってみたいなと思い始めてきたんです。
でもなかなか勇気が出なくて。。。
そんな中今回松阪でチームができるというのをtwitterで見て、思い切ってやってみようと思い体験に行きました。
さちさんは松阪市在住です。
やってみたかったけど地元に気軽に練習に参加できるようなチームがなかったってことですね。
そうですね。
やっぱり初心者っていうのがあってなかなか勇気が出なかったというのが大きかったんです。
新規に立ち上がるチームなので、そこで一緒に頑張ろう!っていうところですよね。
twitterのDMを送って、「体験行かせてください!」というアプローチですか?
そうです。
DMを送りました。
ちなみにお祭りをずっと観に行っていたということですが好きなチームはありますか?
ずっと四季舞さんや天狗ぅさんを観ていました。
でも最近は代表、副代表の影響もあって常笑さんが好きになりました。
自分が踊るようになって、色々なチームを観るようになって、他のチームを見てこんな振りかっこいいな、って感じです。
元々スポーツ歴・ダンス歴などはあったんですか?
ダンス歴は全くなくスポーツはちょっとです。
では元々体を動かすことには、特に抵抗がなかった感じですかね?
そうですね。体を動かすのは。
なるほど、ありがとうございます。
本当に初めての方でもウェルカムなチームなんですね!
うん、そうですね。
経験者ももちろん来ていただくとありがたいんですが経験者って結局パイの取り合いになってしまう部分もあり新しい人を掘り起こしてよさこいの楽しさとかお祭りの楽しさとかを知ってもらえるといいなという部分で、
全く初めての人でも気軽に始められるチーム
っていうのを僕は方針として掲げたいですね。
ありがとうございます。
次にななさんお願いします。
ななさんのキッカケ
10月の津祭りでよさこいを初めて見たんですけどそこで自分自身すごく感動したというのが一番大きいです。
そういう風に自分も人に感動を与えたいなって、よさこいをしてみたいなって思ったのがキッカケです。
自分も初心者なのでなかなかそういうチームに行く勇気が出なかったんですが、
この一絆一結さんは8月にチームができたばっかりっていうのをSNSで見て。
初心者でも親身になって教えていただけるのかなと思って体験に行ったら皆さんが優しく教えてくださったのもあって、ここに入ろうかなと思い始めました。
安濃津に行かれたとのことですがこのチームよかったなみたいなのってあります?
被るんですけど、四季舞さんがかっこいいなって思いました。
四季舞さん人気ですね!!
ジェイさんのキッカケ
僕が最初に始めたのが三重情熱組です。
元々一昔前にすごい大勢で踊られているよさこいを観て、そこで自分もいつか踊りたいなと思ったんです。
でも当時自分はスポーツをしていたのでよさこいは出来なかったんですね。
それが少し落ち着いた頃、まだ大学生になってからなんですけど、三重情熱組の方に温かく迎えていただいて、「よさこいを踊ってるうちに自分の好きなチームが絶対見つかるから、そのチームが見つかったら温かく送り出すから、今は軽い気持ちでもいいからよさこいをやってみよう」って言ってもらいました。
そのことがよさこいを始めたキッカケになりましたね。
チームに最初に足を運ぶっていうところももちろんそうなんですけど、いざそのチームで受け入れてもらえたというか。
やっぱりそういうチームの輪というか取っつきやすさっていうところは本当に、特に始めたばかりの方にとってはすごく大事になってくると思います。
皆さんいいキッカケでよさこいを始められたんですね。
その経験があったからこそ、今できてるかなって感じますね。
やっぱりそれを味わってもらいたいというか。
苦しい気持ちとか寂しい気持ちとかよりも、
あったかい気持ちでよさこいを知って欲しい
っていう気持ちが一番強いですね。
たばてぃさんのキッカケ
僕のよさこいを始めたキッカケは、
当時知り合いに飲み会に行こうと誘われどまつり合宿に連れていかれたんですよ。
確か他にも代表さん達がいろいろいらっしゃった部屋に。
な、、、なんか嫌な予感。。。
そこで会った夜宵の代表の方に「これウェルカムドリンクだから」ってお酒渡されて飲んだら
「君、今日から夜宵ね」って。
多分それってどまつり合宿後の交流会ですかね。
昔そういう勧誘めちゃめちゃ多かったですよね(笑)
騙されて練習に連れてこられるとか(笑)
しかもそれがどまつり合宿ってヤバすぎる!!
当時そういうノリでしたね。
それまでよさこいを本当に知らなかったですし、むしろ後でどういうものかっていうのを知った感じですね。
これまでのお三方のなんかいい感じのストーリーとはまた全然違いますね(笑)
今はコンプライアンス的にアウトですね(笑)
でもキッカケはそういう感じでしたけど、皆さんよくしていただきましたね。
チーム情報
※画像リンクあり
今回は以上です!!
今回感じたことはまず
「新しい人によさこいの楽しさやお祭りの楽しさを知ってもらいたい」
というたばてぃさんの想いです。
昨今は「チーム数の増加」と「よさこいを新しく始める人のバランス」が釣り合っていないというか、
他チームの経験者が元いたチームを辞めて新規チームに移動するということがよくあります。
別にそれは悪いことではないのですが、いわゆるチーム側が「即戦力」を求めるような傾向にあると思います。
特に社会人チームに見られる傾向です。
結果新しくよさこいを始める人が増える(パイの拡大)のではなく、たばてぃさんの言うようにパイの取り合いになってしまい、よさこいという大きな輪の中で踊り子がチーム間をぐるぐる移動するだけ、という状況です。
(もちろん全てではなく、その比率が極めて高いということです)
そうなると未経験者の方からすると益々敷居が高くなり、練習に行ってもなかなか馴染みにくい雰囲気になるのかなと思いました。
チーム側の受け入れ体制(仕組み的な意味ではなく雰囲気という意味です)が「新しくよさこいを始める人向け」ではなく「経験者向け」になっているとなかなか馴染みにくいですよね(;^_^A
一絆一結さんは賞を追い求めるチームではないですし、そもそも代表のたばてぃさんがよさこいのパイを広げたいというお考えのチームですのでこれから新しくよさこいを始めたいという方にとってはとても始めやすいチームなのかなと感じました。
次に「活動拠点」。
例えばどまつりがある名古屋市、YOSAKOIソーラン祭りがある札幌市、その他大規模な祭りが開催される主要都市では非常に多くのチームがあり、チームに所属している方は必ずしもチームの活動拠点が生活圏内というわけではありません。
それは区が異なっても、市が異なっても練習に行ける、という都合の良さがあるからです。
しかしそのような主要都市から離れた地域では「魅力的なチームは他市区町村にあるけれども場所の都合でなかなか通うことができないからそのチームに入ることができない」ということで諦めざるを得ない方がいらっしゃると思います。
経験者の方は生活拠点など関係なく地区町村が生活圏内にあろうがなかろうが、何なら都道府県が異なってもお構いなしです。
ですがこれから始めようとする方にとって活動拠点が生活圏内にあるかどうか、ということは重要なのです。
そういう意味で幅広い地域にチームがある、もしくは作る、ということは、そのような「よさこいをやってみたいけど近くにチームがない」から断念している方をすくい上げることになりますよね。(ボリュームはわかりませんが)
実際一絆一結さんは松阪市内で活動されているので松阪市在住のさちさん、
松阪市在住ではないものの生活圏内であるジェイさん、ななさん、
にとってはとても始めやすいチームでした。
もちろんあらゆるエリアをカバーすることは難しいですが、チームを立ち上げたいと思った方は是非主要都市ではなく、自分の地元で立ち上げるというのもひとつパイを広げるという意味でよいのかもしれません。
第3回は演舞についてです!!
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