チームインタビュー13チーム目GARANさんの3つ目の記事です!!
第1回はチーム設立に対する想いについて、
第2回はよさこいの原点と東京のよさこい事情についてお話いただきました。
第3回はチーム紹介がメインとなります。
こういうふうに練習やるよ、ここのお祭りに出るよ、新曲はこんな感じだよ、メンバー募集はこういう感じだよ、っていうところです!!
過去2回のインタビュー記事でチームに興味を持たれた
そこのあなた!!
必見です!!
それではよろしくどーぞ!!
目次
1. 練習は週1回で十分
ーーー次に今後のチームの活動スケジュールを教えていただいてもいいですか??
富士山さん : 今月いろいろと説明会をやらせていただいて、
11月の2週の土曜から週1回土曜日に練習をやっていこうかなと。
で、基本的にはもう週1回でいきたいなと。短期集中で。
やっぱりね、僕らも今まで長時間の練習もやったし、平日夜+日曜日とかって練習をやってきたんだけども、結局やっぱり時間を作るのが難しい人が多いなっていうのは印象としてあるので。
で、集中力を持って練習するっていうのをすごく言葉に出していきたいなと。
特に「言葉に出す」っていうのを明確に打ち出していきたい。こっちが思っていることを言うし、みんなが不安に思っていそうなことも声をかけるし。
「なんとなく伝わってるっしょ」っていうモヤモヤっとした雰囲気だけでいくと、やっぱりチームとしてぶれてきちゃうので。
練習の中でも「なんでこの時間でやるのか」「こんだけの時間でやらなきゃいけないのはなぜなのか」っていうのもはっきりと伝えてですね。やっぱりメリハリつけたいですね。
これ、言葉で言うと「みんなそんなのやってるよ」って言うと思うんだけど、ぶっちゃけできない。マジで。どうせグダグダする。練習の開始時間もそうだし、休憩時間もそうだし、撤収時間もそうだし、みんなグダる。
で、最後につめ込む。なんかもう「時間ギリギリだよ!」とか言ってるのに「もう一回!もう一回がんばろう!」って、もうちょっと前からがんばれよっていうのを毎回やるから。
そういうところを一回襟元を正してその辺をしっかりやりたいなと。
絶対集中力なんかもたない。5時間は絶対もう。これはね、練習してて思った。
ーーーわかります。長時間練習は正義とは言えないですよね。
富士山さん : ね。長くやればいいっていうものじゃないし。さっきも言ったけど回数を集まるのもなかなか厳しいので。
あとはまあ、個々人の熱量にお任せする。自主練したかったら協力するけど、こっちから特にこの日、自主練の日だよってあえて組むっていうのは、基本的にはないです。
大きなお祭りの直前であれば、もうちょっとやることはあると思うんですけど基本的には週1回の練習プラス個々人の努力のところでフォローしていこうかなという風には思ってますね。
だからホントに今回GARANはほんとにみなさんのライフスタイルに沿って運営していきたいなと。だけどやっぱり熱量を持っていきたいので。そこはこっちが上手くみなさんの熱量を引き出せるように頑張りたい。なのでみんなは楽しむ気持ちだけ持ってきてくれれば最終的にね、どっかで絶対勝手に盛り上がれるようにはしてきたいなと。
で、気持ちが盛り上がってくればどうせ練習もしたくなると思う。
踊れないとやだし。こんなんでお客さんの前に立つのかな?っていう話もきちっとしてですね、お伝えしていけたらいいんじゃないかなと。
2. お祭りはたくさん出たい
富士山さん : で、お祭りに多く出たいなっていうのが僕ら今回あって。
特にコロナ明けっていうのもあるんですけど、やっぱりエンタメに触れてみんな楽しくなって欲しいなと。お祭り側も多分、ちょっと不安だったりだとか、お客さん集まるかなとか。(出場枠?)来るかなとかってあると思うんだけど、そういったところにやっぱり行って、頑張りましょうと。一緒にいて盛り上げていきましょうって。
そういうところでもGARANの活動っていうのをしていきたいなっていうのが僕の中であるのかなと。
ーーー参加予定のお祭りって東京、関東一帯とソーランみたいな感じですか?
富士山さん : いや結構・・・全国とまではいかないけど、北海道、関東圏、千葉もそうですし、埼玉、あとは茨城とか。
(日本列島)上から下まで。名古屋も行きたいし、福岡とかね。それこそ佐世保とかも出てみたいなっていう気持ちはあるなって。
カイさん : 出たいね。出たいね。
富士山さん : あとはこいや祭りとかも行けたら面白いのかな。ちょっとその辺はね。まあまあみなさん参加者の気持ちも聞きつつやっていけたらなという風に思っていますね。
で、いろんなお祭りに出てから、北海道に行きたいなと。
やっぱり数をこなして、お客さんの前で踊るっていうのが踊り子にとってレベルアップの場になるので。
学生チームあがりの僕らからしたらやっぱり、いっぱいお祭りに出て楽しい、みたいな。
全国いろんなお祭りに行くのが楽しい、みたいなのがあったんだけど、東京に来るとそういう感覚があんまり薄いので。
その点GARANっていうチームは、少人数でお祭りに出ていいんじゃないかな。そういう全員で来ないと見せられないっていう演舞ではない形。少人数でもしっかり見せられる構成っていうのを一応カイさんにはお願いしているので。
いろんなところでいろんなお祭りにみんなで出て。やっぱりお祭りに出ると仲良くなるし。そうするとこの仲間と一緒に何かいいことをしたい、っていう気持ちにもなっていくのかな、という風に思っているので。
3. 新曲-踊る人だけが正義じゃない-
GARAN
First work踊りで個を解放せよ
難しい事に挑戦するからこそ楽しい
踊れた時の達成感
努力はあなたを裏切らない#よさこい#どまつり#YOSAKOIソーラン#東京#ガラン pic.twitter.com/tUV7FkmoNR
— GARAN43/35° (@GARAN4335) September 7, 2020
ーーー11月から練習が始まるっていうことなんですけど、もう新曲というか一作目の作品の振りを、振り入れから始めるっていう形なんですか?
カイさん : まあ多分すごい変わるんですけど曲の第一デモは来ててそれに仮の振り付けをつけてはあるので。
ただ振付師なので、随時振りを改変できるという強みがございますし、そこはまた下畑さんとか佐乃さんっていう心強いお二人がいらっしゃるので、その方たちのプロデュースを受けつつ、こっちも具体的な要求を作って、なおかつ来てくれた人に楽しんでもらう。
「あー、すげー踊ったな」とか、「なんかここの練習に来るとレベルアップできそうだな。知らない動きを教えてくれるんだな」みたいな感じの。単純に動く喜びみたいなものを感じてもらえたらな、っていう感じで練習を構築していこうかなと思うので。
急に「ソーラン大賞向けのこの作品を!じゃあこのワンエイトの動きを3時間やるぞ!」ってことは全くしないという笑
ーーー今チームのTwitterで振り付けを踊ってるじゃないですか?黒スーツというか。これが仮の振り付けってことですか?
カイさん : 多分ね。ただ曲も含めてあれも第一稿なので。変わるんだろうけどあのニュアンスは継承するのかなとは思ってるけど。
パート分けを作って、ああいうゴリゴリ踊る系と、その雰囲気を一緒に作ってポーズを決める。でそれが絵になるとか。この雰囲気に染まりたい人でもできるよ、みたいなパートは作ろうかなとは思っていて。
たくさん踊りたいんだけど、ともに世界観を作りたい人向けみたいな感じ。だからそんな踊りが上手じゃなくても、そういう人でも全然OKです。要は踊る人だけが正義じゃないっていう作品にしたいなと。
かといってじゃああなた大道具やってくださいとかそういうことじゃなくて、ちゃんと同じステージで体を張るんだけれども、やり方はいろんなやり方があるよ、っていうのを提示できるんじゃないかなと思っていて挑戦したいなと。踊るだけが正義じゃない。
ーーーこの振りすごい好きなんですよ。どまつり系じゃ絶対ないんで。こういう手数の多い振り付け。
富士山さん : そうだね。ないよね笑。
カイさん : できるだけダンスとよさこい的なものの中間を狙いたくて。
完全にダンスダンスしてるのもそんな好きじゃないんですよ。やっぱよさこい人が踊るフィジカルなものっていうのを追求したくて。
でもその中にはダンスの技を使ってもいいし、かといってここはよさこいっぽく土臭くした方が、ダンスっぽくするよりも絶対かっこいいなっていうのもあるわけで。
自分自身がよさこいしか知らない状態からダンスの世界に入ったっていう経緯もあって、両方ともすごい好き。
だからどっちが上っていうこともない。実は。両方ともめっちゃよくて。
で、そういうダンスとよさこいをつなぐっていうことも個人的にはライフワークかなって思っていて、できるだけ中間を狙いたいんですよ。そこしっかり取れる存在でありたいといつも気を付けております笑
4. メンバー募集・限定参加
ーーーちなみに県外の人たちに向けての説明会とかってあるんですか。
富士山さん : 今のところは。オンラインでは説明会したいなという風には思ってはいるんですけど。もしガッチリやるっていうのであればぜひ。興味を持っていただけるのであれば全然僕らは対応してきたいし、振り付けを動画で覚えてもらって、例えばどこかのタイミングで来てもらって合わせるのかなんなのかっていうのは、やってみないと分からないですけど。
昨日は初オンライン説明会でした😊
通常とは違い質疑応答メインとなりましたが、予定時間をオーバーしても楽しく色々なお話ができました✨✨
改めてよく聞かれる内容をピックアップしてみました↓
他にも気になる方は是非オンライン説明会にお申し込み下さい( ^ω^ )https://t.co/C41SpAyY3Q pic.twitter.com/cBCvA4wA4o— GARAN43/35° (@GARAN4335) October 22, 2020
「どまつり出たい」って言ってくださる人はスタートのタイミングで結構いて、他の北海道系の方が行きたいですって声はかけてくださった方がいらっしゃるので、今後限定参加の方とか、そういった方に対してどういう風に対応していくのか、っていうのはおいおい考えたいなと。
基本的にまず今、現段階で興味があるっていう方は、ぜひオンラインで一日説明会はやりたいなと。これもやっぱり非常に数を増やしてやりたいなと。「何曜日何時から」みたいな感じでこれから打ち出しをしてやろうかな、っていう風に僕自身は思ってます。対面が難しいので。
(毎週希望者がいればオンライン説明会を開催しているそうです!)
ーーーではとりあえず興味がある方は都内外でも一度TwitterやHPから連絡をしてみてってことですね!
富士山さん : そうですね。
ーーーさっきメンバーの説明会云々の話があったんですけど、名古屋でよくあるというか、他のところでもよくあるかもしれないんですけども、「限定参加」みたいなのっていうのは、どのように考えてます?
富士山さん : 正直まだ全然できあがったばっかりだし、キャパシティがそんなにないので、じゃあ限定参加してくれるっていった時に、通常参加の人とどれだけ差別化できるかっていうのは非常に難しいところだなと思っていてですね。
多分YOSAKOIソーラン、どまつりに出たい、限定でも出たいって言ってくださった方に関しては、衣装の購入はお願いするかなと。あとは入会金だったりだとか、練習にかかる費用っていう部分は、考慮させてもらっていけるかなとは思うんですけど。
それ以降の小さなお祭りに関して、限定でっていう話であればまたちょっとレンタルとかチーム内での衣装の移動ができるような形が取れていれば、普通にできるんじゃないかな、という風には思っていますね。
なかなか大きいチームのように気軽に限定参加、例えば「2、3千円です」みたいなことはできないかなと。今はちょっとある程度の縛りが入ってしまうけど、でも出たいっていう方に関しては、最大のフォローをしたいなっていう風に思っています。
5. こんな人来てよ
カイさん : 今回のGARANっていうのは、組み合わせがすごく新しいんですよね。
下畑さんがプロデュースでいるっていう。東京のチームは初めてだと思うし、佐乃さんもこんだけガッツリいろいろ深く関わりながら作るっていうのは、東京では初めてだと思うし。
僕らも今までのネットワークをあえて使わない。知り合いを誘わない。ある意味Twitter上とか、下畑、佐乃とかで来るような、「なんか面白そうだな」っていう感じで変わったヤツ来ねえかなみたいな。まっさらな気持ちの。
例えばこの今回のどまっぷさんのインタビューも、そういうGARANっていうええかっこしいみたいなイメージが、インタビューを通して親しみやすいな、とか、なんかそういうのが伝わって、
来年どこのチームでやろうかなとか、なんか面白いことしたいなとか思ってる、潜在的なアクティブな踊り子たちを、大手チームにいようがですよ?来年のことなんて変えることは可能だから。
そういった形でTwitterとかブログとかを通して、熱いヤツが集まってこないものか!?
というのが一つあって。実は今回のインタビューもそういった効果がないかなーって期待をいたしております!!
ーーーありがとうございます!どまっぷ頑張ります!!
富士山さん : でもね、珍しいことに、今回カイくんが言った通り、僕らが声をかけて来てよ、っていうメンバーはほぼ一人もいなくて、ホントにSNSほぼオンリーでやってて。で、説明会のメンバーを見るとよさこいにしては珍しく男7割くらいなんですよ。
ーーー珍しい!!でもさっき言ったTwitterで投稿してある、踊ってるやつは全員男性ですもんね。
カイさん : あのイメージが強いだけなのかな。
ーーー多分そうだと思います。女性色が今んとこ。
カイさん : 確かに言われてみればそうだな。
ーーー多分みんなどんな曲なんだろう?どんな振りなんだろう?っていうのが一番気になるところだと思うんで。
カイさん : 男3人がゴリゴリ踊ってるから。そりゃ男来るわ。シンプルな原因だったな。
富士山さん : 問い合わせの人もそうだし。ほぼ女子いない。逆に心配。
やっぱりよさこい好きで、なんかこういうのやってみたいって思う熱量のある人ってのは、やっぱり男の子が多いんだなっていう。女の子はそういう意図をもってる人は少数派。誰々ちゃんがやってるからやろうっていうのが強いのかなと。
カイさん : いおり屋さんみたいな素敵な衣装着たいとか。すごいメイクしたいとか。
富士山さん : あの衣装着たいとかっていうところで、女の子は引っかかってくると思うんですけど。僕らは今のところ、なんか普段とは違う、なんかやばそうなのがやりたいっていう人が問い合わせをしてきてくれているので。
カイさん : どうせ限られた時間を使うんだったらさー、マジで楽しいっていうか、刺激になるとこだけに時間を使った方がいいよね。
結局いい踊りだったらみんな入ってくれるし、練習が面白かったらメインにしてくれるけど、つまんない、刺激がないから他のチームに行くんでしょ!!って思うから。
ーーーそうですね。いい作品だったら関係なく人は集まってきますし、有意義な時間であるとメンバーが思ってくれたら人は残ってくれますよね。
ーーーーー
以上でGARANさんのインタビューは以上です!!
いかがだったでしょうか。
長年よさこいに携わっていてそこで蓄積されたノウハウや考え方。
新規チームなのに安心感を感じます。
そして何よりこの最強の布陣。
今後が楽しみで仕方ありません!!
インタビューでもお話してくださったように
「なんか面白そうなことがしたい!」「なんかやばそうなことがしたい!!」
そのように思われた方は是非一度説明会や練習に参加してみることをおススメします!!
今のチームさんがなーんか物足りないなぁ、とかもっと踊りたいなぁ、みたいに思われている方も是非ご検討ください!!
乗るしかない、このビッグウェーブに!!
数年後ソーランやその他お祭りの大舞台でGARANさんの名前を聞くことは増えてくることでしょう!!
ーーー
さて、GARANさんのインタビューはこの3回で終わりですが、あと1回。
次回番外編ということでテレどまつりで強烈なインパクトを残しファイナル入賞を果たした”あのチーム”さんについてもお話していただきました!!
(・・・なんとなくわかるよね??笑)
そちらもお楽しみにしていてください!!
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