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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【練習】音ハメとは。(※追記したよ)

※2020年8月14日少し書き加えたよ。

 

以前ウォーミングアップのブログでも書きました音ハメ。

今日はこれに特化して書いていきます。

 

音ハメって何?っていうところからかっこよく音ハメするには、

というところまでなるべくわかりやすく解説しますね。

 

 

目次

 

1.よさこいの振り付けの変遷

 

今でこそメジャーになってきた音ハメですがひと昔前まではそのようなことをしているチームはほとんどいませんでした。

ひと昔前と言うのは10年とかかな。

 

地元が名古屋なのでにっぽんど真ん中祭りをずっと見てきて振り付けのスタイルがざっくり下記のような変遷になってきていると感じています。

 

  1. ① メロディ云々というかカウントで振り付けをし、カウントで踊っていた。
  2. ② 徐々にメロディの流れ、うねりに振り付けも連動してくるようになってきた。
  3. ③ ②に加えて要所要所のキャッチーな分かりやすい音に音ハメを入れるスタイルが出てきた。

 

今後もこのスタイルが主流というか、

④ 音ハメが主流になる

ってことは多分ありません。

ダンスではストリートの場合だと音ハメはよくありますがよさこいではあくまでネタとして入れる方が分かりやすいですし音ハメがメインになるってことは出来る人が限られてきますのでそれはそもそも群舞では極めて難しいので。

 

2.音ハメとは??

 

音ハメとは実はとっても奥が深いのですがすっごく雑に言うと「音に動きをハメる」っていう言葉通りのそのままのことなんですがよさこい的な解釈を踏まえて言うと、

 

曲中のキャッチーな部分、分かりやすい部分に分かりやすい振りをハメること

 

です。

ポイントは「分かりやすい振り」ということです。

え?この振りこの音でハメていたの??って聞かなきゃわからないようなところは音ハメであったとしてもお客さんに気が付いてもらえなければ意味がないのでそこは意識しましょう。

 

ーーー追記ーーー

 

また逆の音ハメもあり得ます。

逆とは音がないところ、また音があっても敢えて、というところで「踊らない・待つ」という音ハメのことです。

 

嘉們さんの昨年にっぽんど真ん中祭りで大賞を受賞された「Wow!SAKA!MoooveMent!!」がまさにそうだったんですけど。

 

「2:52」

 

ここの「Wow!SAKA!MoooveMent!!」のところ敢えて振り付けをほとんど入れてないじゃないですか。

曲中に何度も出てくるフレーズでとってもキャッチーなので本来であればそこにキャッチーな振り付けをハメる、っていうのが定石なんです。

 

でもですね、

「そこの部分だけ」を切り取ればそうなんですけどここってこの作品においてとっても大事な部分なんです。

キャッチーである以前に。

ここって言ってしまえば「嵐の前の静けさ」もしくは「台風の目」的な部分じゃないですか。

ここにキャッチーな振り付けをがっつり入れてしまうのか、それとも敢えて踊らないのかの選択ってチームによって差が出るところです。

普通なら踊っちゃいます。

 

そういう「抜き」の音ハメ。「引き算」の音ハメ。

みなさんのチームは出来ますか??

 

ーーー追記ここまでーーー

 

3.音ハメの練習方法

 

音ハメの練習方法、カッコよく音ハメが出来るようになるポイントについてです。

ウォーミングアップの記事の中でリズムトレーニングにコツを書きました。

 

  • ・止め
  • ・ノリ

 

だと。

今回はそれを少し掘り下げていきますね。

 

この2つのうちどっちが大事かと言われたら「止め」ですが

音ハメはただ止めればいいというわけではないです。

 

僕らはロボットではありませんし、

大前提ハメる音は必ず曲の中にありますが曲は終わるまで流れています。

そしてその音は一瞬で過ぎ去っていきます。

だから音ハメは流れているその音にドンピシャで振り付けをハメていかないといけないんです。

 

やったことある方のみしか分かりませんが

太鼓の達人、ダンスダンスレボリューション、ビートマニアみたいなものです。

赤いドンと青いカッとか矢印とか鍵盤とかスクラッチとかです。

 

ただし違う点が1つ。

踊りの中にはそのような「このタイミングで叩くんだドン!」

と分かりやすいバーはありません。

 

引用:https://www.jp.playstation.com/blog/detail/2756/20160407-taiko.html

 

なので「ノリ」も非常に重要です。

曲にノることでその曲と一体になります。その方がハメやすくなります。

 

この感じわかりますかね?

 

曲にノっていない音ハメと曲にノっている音ハメは

見た目全然違うんですよ!!

 

ということでポイントを3つ。

 

ーーー追記ーーー


【ポイント0:曲を聴きまくる】

ポイント1・ポイント2の前に大前提、曲を聴きまくることは言うまでもありませんね。

どのくらい聴けばいいのかっていう回数では言えませんが頭の中で聴こえる音を完全再現できるまでっていうところでしょうか。

 

ちなみに病気レベルまで聴き込むと

 

「1(ズン!)・2(ズン!)・3(ズン!)・4(ズン!)・5(ズン!)・6(ズン!)・7(ズン!)・8(ズン!)」

 

っていうオンカウントでダウンするようなベーシックなリズムとは違って、

勝手に曲の中で自分の好きなところに合わせたノリ方になってしまいます。無駄にエンドで取ってみたりハネたりします。

すると他の人と同じ振り付けをしていてもノリがズレてしまうことがあり揃わなくなるんで聴きすぎも注意です笑笑


【ポイント1:歩くor走る】

曲を十分聴き込んだ後にやることは踊りの練習ではありません。

まずは歩くこと、走ることです。

 

皆さん普段音楽は聴きますか??

通勤通学はもちろん、休日に街中を歩き時とかけっこう聴きませんか??

もしくは健康のために、ダイエットのためにウォーキングやランニングしませんか??

 

その普段に聴いている音楽が何かはわかりませんが、

まずはその曲のカウントに歩幅を合わせてみましょう。

ゆっくりのカウントならゆっくり、速い曲なら速く歩く(走る)ということです。

 

これを継続してやることによってまずはカウントに音ハメするという基本的なことを体に覚えさせることができます。

ちなみに慣れたら今度がエンドカウントでやってみます。

途端に出来なくなりますよ笑笑

 


【ポイント2:日常動作の一部】

次は歩くor走るから日常動作に音ハメを落とし込んでいきましょう。

と言ってもポイント1みたいにカウント全てに日常動作はハメられませんが、

例えば「1・2・3・4・5・6・7・8」と8カウントあったら4とか8とかキリの良いカウントとか、

もしくはカウントではなくて何かわかりやすい決まった音とか、

そういうところに日常動作の何か一動作をハメてみます。

 

中の人が良くやっていたのは、

電車に乗っていて、降りる駅に着いて扉が開きます。

その1歩目からカウントにハメて歩きます。そこからmanacaを取り出し改札にピッとやるまでを全部ハメます、とか。

 

最早病気です。

 

別に全ての人にこれをやれって言っているわけではありませんが、

要は踊りの練習時間「だけ」で音ハメは出来るようにはならないということです。

曲にノってないなんちゃってでいいなら別ですが。

 

ぎこちなく音ハメするくらいなら踊ってる本人も気持ちよく音ハメした方が余裕も生まれるし、

見た目もかっこいいです。

 

ーーー追記ここまでーーー

 

ーーーーー

 

踊りのテクニック的な面での上達は、

アイソレーション然りリズムトレーニング・音ハメ然り、

踊りの練習以外のところで何をどれだけやってきたか、っていうところなんですね。

筋トレやストレッチと同じです。

 

そういう踊りの基礎体力・基礎スキル的な部分で地道に頑張れる人が多ければ多いほどそのチームの作品にはグルーブ感が生まれ、観ている人もノリやすい、ノリやすいってことは手拍子などで参加しやすくなり会場を巻き込む演舞になるわけです。

 

継続は力なりです!!

頑張りましょう!!

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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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