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まっぴん
よさこい応援団長
よさこい界の道しるべとなることを夢見るかわいい一つ目モンスター♡その正体はマップピンの妖精だっぴん。
よさこいをたくさん見るために、大きな目を持っているっぴーん!
(v・ω・)vどまっぷ3周年!!いつもありがとうございまっぴん!!v(・ω・v)

【インタビュー】踊り侍さん④~シン・祭1:今、心に灯火を~

チームインタビュー17チーム目!!

踊り侍さんの4つ目の記事です!!

 

 

折り返し。

今週も踊り侍さんのインタビュー記事です。

今週は以前から連絡している通りシン・祭の話ですがここで大事なことがあります。

 

学生チームのみなさん。

 

同じことはみなさんにもありましたよね。

年内の様々なお祭りの中止、大学側からの練習自粛要請、練習場所の使用禁止。

そして新曲製作はするも動画でしか披露する場がなく、

ダメ押しに毎年指定している引退のお祭りも中止。引退式ができない。

なので泣く泣く例年とは違うカタチでの引退でした。

 

踊り侍さんは同じ状況の中シン・祭というお祭りを開催しました。

イベント運営の経験があったわけではありません。

クラウドファンディングの経験があったわけではありません。

 

そこにはどのような違いがあるのでしょうか。

 

シン・祭をこういうふうなキッカケでこういうふうにやりましたよ、

っていう流れを知るのはこれ読むだけなので簡単です。

ですが大事なことは何故それが出来たのか、です。

なので行間を読むというか、自分たちの境遇に置き換えながら読み進めていただけると何か気づきがあるかと思います。

 

まっぴん
まっぴん
それではいってみよー!!

 

目次

 



 

1. キッカケ-今年は絶対に諦められない-

 

 

ーーー続いていよいよシン・祭のお話に突入します!

まずは発案者・統括ってことで、キッカケ、もちろんコロナっていうのがキッカケとしてあると思うんですけどもそのあたりのエピソードを教えてください。

基本的にはクラウドファンディングのページ公式サイトで、こういう想いでやられてますよとかシン・祭りのシンてこういう意味ですよっていうのは書いてあるんですけど、改めてお聞かせいただければと思います。

 

ちんちこ : 結論から言うとキッカケは「逆境に燃えた」っていうところですね。

2020年を諦めずに足掻いてやろう!!という。

 

 

経緯としては、緊急事態宣言と活動休止ってのを同時に食らいまして、各地の祭りが日に日になくなっていき、僕ら幹部代としての1年に一同絶望したんです。

そして「このまま引退してもいいかな」とか「もうなんもやりたくないや」っていう風に踊り侍というチームがどうでも良くなった時期がありました。

それはもちろん学生チームには来年がないからです。でもだからと言って自分に何かできることを探すわけでもなく、ただただ毎日自粛期間を絶望の中で過ごしていました。

そんな中でひとつきっかけとなったのは、代表の取材だったかなって思ってるんですけど。

 

ーーー取材というと??

 

ちんちこ : 「2020年の青春」っていう早稲田のパフォーマンスサークルがにいた子が立ち上げたメディア(note)があるんですがそこから取材を受けました。

 

 

そして「学生チームには来年がないんです」「僕たちすごく今足掻いています」っていう話を代表が話してたんですね。

先にも言ったように同期とかも今絶望しててどうでもよくなっている中、うちの代表だけはコロナと戦っているんだなって思って。そんなチームの為に諦めずに戦ってる姿を観て、チームのために動いてくれる人がいるんだってすごい思った時に、僕代表のその言葉に火を灯されたんですよね。

 

※全5回連載となっており踊り侍さんと東京花火さんのインタビュー記事となっております。

 

 

 

 

シン・祭りのコンセプトが「今、心に灯火を」なんですけど、僕それを見たときに、

 

諦めたくない!

この一年だけは譲れない!

不幸な代で絶対終わらせたくない!

 

っていう、メラメラとした想いがぶわーって湧いてきて今年は絶対に諦められないわって想いになったのかなって思います。

それで今年がこんなに不幸だ不幸だって言われてるぐらいだったら、

「今年にしかできないことやってやろう」という思考になって、自分の中に沸々とした想いが湧いてきましたね。

出来ることをやるっていうだけじゃ面白くないなって思って。出来る範囲でやるんじゃなくて今年しか出来ないこと今年だからこそできるっていうその発想が自分の中でばぁっと出てきて、それがキッカケだったかなって思います。

 



 

2. 踊り侍の使命とは・・・

 

 

ちんちこ : それで考えたことは「踊り侍の使命はなんだろうな」ってところ。どんなときも変わらずに持ち続けていくべきもの、っていうのは

 

全国の見ている人に元気や感動を届けることだと。

 

僕はそれを踊り侍の存在意義として定義したんですね。

今年にしかできないことをやることで人々に元気や感動を届けて、勇気づけたい、ムーブメントを起こしたいっていう想いが沸いてきましたし、もちろんそれは同期、チームメイトに対しても。自分が何かすることでこの現状を変えたいなって強く思いました。

 

 

でもこの時点ではまだ「何か」なんですよ。何か今年すごいことをしでかしてやろうと思ってただけなんです。

自分の中で「やってやろうぜ2020」という言葉が2020年のコンセプトだったんですがこれは実は「ガルル」のコンセプトでもあるんですね。っていうので何か企画してやろうと。やってやろうと。

これがキッカケです。

 



 

3. シン・祭発案時の反応-それぞれの思惑-

 

 

ーーーそんなわけでシン・祭にたいして動き出したわけですけども、シン・祭の構想ができてそれをメンバーに話したときの反応はどうでしたか??

 

ちんちこ : めちゃくちゃ目をキラキラしてる人もいましたし、例年だと早稲田祭で引退するんですがそこに重きを置いてる人もいたのでシン・祭に対して肯定的ではなかった人もいたと思います。

私はやりたいと思わないと本音で言ってくれた人もいました。

160人もいたらそれぞれの意見ありますしあくまで最初はもちろんチームの為にっていうところは自分の中で思ってたところはあるんですが、1人で何か言ってるなと感じていた人も最初はあったかなって思います。

 

ーーーじゃあその賛同しなかったメンバーは出演していないんですか?

 

ちんちこ : いや、全員出ています。

これがまた組織運営って面白いなって思いましたし踊り侍って素敵なチームだなって思いました。仲間の想いに応えるっていうところにすごいみんな想いを持ってる素敵なチームだと思いました。

もちろん最初は自分の損得や価値観や賛成・反対という意見を持つひともいたんですが、でもやっぱり仲間の想いに答えたい、頑張ってる姿に感化されて自分も頑張ろう、そういう環境が踊り侍にはあるので、誇りを持てるいいチームだと僕は思います。

 

引用:https://note.com/our2020/n/n4922f38f7166

 

ーーー出演チームや大学内の他のパフォーマンスサークルにも声をかけていったと思うんですけど、その中でも意見って分かれたんですか?

 

ちんちこ : 分かれてたと思います。それぞれの利害が絡んでくるので。

反対する意見の中のひとは、単独で公演をやりたいっていう人もいて。

早稲田のパフォーマンスサークルってけっこう単独公演をやるチームがいるんですね。

「よさこいチームと早稲田のパフォーマンスサークルをかけ合わせたお祭り」という構想があったので「これはどっちのお祭りなの?」とか「なんなのこれ?」みたいな意見もありましたし、他のチームでも引退を懸けてたチームもあったんですね。

引退として(シン・祭)を選んでくれたチームもありましたね。

 

ーーーそれはありがたいことですね。自分たちには自分たちの思惑とかやりたいこと(単独公演など)があったはずなのにシン・祭に、踊り侍さんに協力していただけるってことは常日頃からの関係性とかも影響しているかもしれませんね。

踊り侍さんの言うことなら、とか、協力してやってもいいかな、みたいな。

 

ーーーーー

 

今回は以上です!!

シン・祭はそのテーマでもある「今、心に灯を」灯された結果生まれたもの。

 

〇 このご時世だからしょうがないよね

〇 お祭りが中止になってるから引退式もできないね

〇 他のチームも同じような状況だから僕らも我慢しよう

 

と多くのチームが諦める中踊り侍さんは行動を起こしました。

このコロナ禍で行動を起こすことが正しいか正しくないかということはみなさん意見はあると思います。

ですが一生に一度。

全く対策もせずに開催するのはリスクを伴いますがキチンとそこは対策をした上で開催をしました。

次回はその対策について。そしてクラウドファンディングについてお話を伺いました。

 

今回伝えたかったことは、

このご時世になんとかもがいて、あがいて、諦めたくない!!という想いで行動を起こした踊り侍さんを評価(というとかなり上から目線になってしまうのですが)というかその熱量に素直に賞賛を感じた、ということです。

 

学生チームのみなさんこれを読んで何か感じるものがあれば嬉しいです。

 

終わり!!
まっぴん
まっぴん

 

 



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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