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まっぴん
よさこい応援団長
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【インタビュー】嘉們-KAMON-さん⑤~テレどまつり800件のLINE~

チームインタビュー11チーム目、嘉們-KAMON-さんの5つ目の記事です!!

 

 

前回は第21回にっぽんど真ん中祭り大賞の時の作品のつくり方やチーム事情、そしてにっぽんど真ん中祭りが嘉們さんに与えた「レペゼン大阪」という地元に対する気づきについてお話いただきました。

今回は今年、第22回にっぽんど真ん中祭り(テレどまつり)でのお話です。

テレどまつり大賞(内閣総理大臣賞)を受賞されたことはみなさんご存じのことだと思いますが、こちらも前回のインタビュー記事同様作品づくりに対する考え方として学びのあるものです。

 

そしてタイトルにもあります「800件のLINE」とは・・・。

それではいってみましょー(*^▽^*)

 



 

目次

 

1. 大賞後電話がなかなかつながらなかった件

 

引用:https://www.domatsuri.com/blog/index?c=58

 

ーーーでは次の話なんですけど、恐らく日本中のテレどまつり視聴者が気になっているところなんですけどもテレどまつり大賞発表のときに電話がなかなか繋がらなかったじゃないですか。

あれって・・・何かあったんですか??その辺りの真相をお聞かせください!!

 

中山 : その時のお話しなんですけどまず大前提として

僕らはにっぽんど真ん中祭りさんを一切責める気も一切話を掘り返す気はありません!!

ただせっかく機会を頂いたので事実だけ述べさせて頂きます。

 

経緯としてはテレビの画面を僕は見てて携帯を握りしめている状況で、「今、電話をかけますので少々お待ち下さい」ってアナウンスが流れたのですが、電話がかかってこなかったんです。

 

「あれ?あれ?どうしよう?電話きてないのに電話かけてるってテレビの画面で言ってる!」

 

っていう状況になって、画面のテロップを見たら

 

「中山寝てる?」

「起きろー!!」

 

ってコメントがブワ〜って流れてて、、笑

 

一同 : 爆笑

 

中山 : 「ぼく、画面見ながら震えて待ってるんだけど〜泣」って思いながら待ってたら、ついに電話がかかってきて「繋がりました!」って。

ただ、その時に僕はテレビ画面越しの音声は聞き取れてるんですけど、携帯からは全然声が聞こえなくて・・・。

テレビから聞こえる司会さんの声と会話しようとしたら時差がすごいから僕だけしゃべってるような状況になってしまって。僕もテンパりまくって、何回か「聞こえます!」って言ってしまったんですけど、

よく考えたら携帯から聞こえてたんじゃなくてテレビの画面から聞こえてた声に対して「聞こえます!」って反応してて全然意味ないじゃん!

(本当にすみませんでした泣)

 

で、最後は直で電話してくださったんで普通に会話ができたっていう経緯です。

 

ーーーそういう経緯だったんですね笑

 

中山 : はい。

僕はあの時本当に寝てたんじゃないんです!

震えてたんです!

 

ざっく : あの時LINE何件来たんだっけ?

 

中山 : あの時LINE800件来ました。

起きろって言って(笑)

 

ーーー800件!!いろんなチームのメンバーとか他チームからもっていうことですよね?

 

中山 : ですね。また嘉們全体のグループLINEがあって、複数名が一気に話しても5,6通くらいしか動かないんですが、その時70件くらいLINEが動いて笑

 

ざっく : 結成以来一番チームLINEが動きましたね。

 

ーーーおもしろいなあ~笑笑

800件のスクショとか撮ってないんですか?

 

中山 : いやもう震えてて笑、「ぼくは起きてる!」って弁明したい気持ちと、「まずはきちんと通話できるようになんとかしなくちゃ!」という気持ちがごちゃまぜになって、ただ震えていました笑

 

ーーーなるほど笑

これはちゃんと弁明しないといけないですね笑

 

中山 : 弁明はしたいんですが、さっきも言いましたけど、大前提僕たちはどまつりさんを一切責める気も一切話を掘り返す気はありませんので!!そこだけ強調して頂きたいです笑

 

ーーー責めてないんですけど、そういうことがありましたっていう。

 

中山 : そうですそうです。経緯をお話しすると、そういった事がありました。

けど全てが初挑戦のテレどまつりですので!いい思い出です!ありがとうございました!笑

 

ーーーこの記事を見た人はみんな解決しましたね。この話で。ありがとうございます。

 

2. テレどまつり作品のポイント

 

ーーー続きまして、テレどまつり大賞を受賞されたわけなんですが、

 

①動画の撮影について気を付けたポイント

②映像作品を作るにあたって意識したポイント工夫しましたというポイント

 

について教えてください。

 

①動画の撮影について気を付けたポイント

椿 : 気を付けたポイントとして、

例えば練習前に体温を測定するとか、集合時や一定時間ごとのアルコール消毒であるとか、休憩中はマスク着用するとか、一定のソーシャルディスタンスとって練習するとか。

嘉們として特別なことを実施したというよりは、世間で一般的に行われていることをベースに練習を進めていったという感じです。

 

②映像作品を作るにあたって意識したポイント工夫しましたというポイント

そういちろう : 今回テレどまつりで公開させて頂いた作品が、去年大賞を頂戴した

「Wow!SAKA!MoooveMent!!」を2020年バージョンでやらせてもらった形になるんで、

 

  • 〇コテコテの大阪感、
  • 〇地元であったり今住んでる地域への誇り、
  • 〇全員巻き込むタオルムーブメント

っていうこの3つは今年も変わらずもちろんお伝えしたい部分でした。

 

テレどまつりならではっていうところでいきますと、2つあって、

 

  • ①オンラインだからこそ実現できる遠方の方々とのつながり。
  • ②新しい生活様式における「おうち時間」の過ごし方の表現。

 

この2つについては意識して取り入れるようにしました。

例えばMCの文章の中に「世界」っていう言葉をけっこう使わせて頂いてたりとか、海外の出演者を出したいなとか。世界中から気軽に参加とか、視聴ができるお祭りなんだよっていうことを意識して入れてます。

それから、DJが出てくるシーン。

 

 

自宅でライブ配信を見て楽しむ様子をニコニコ動画風の映像表したり、それぞれの人間がそれぞれの視聴方法をおうちであったりとか外で携帯とかテレビとかパソコンとかで見てるっていうのを、コマ割りで映して、「テレ」っていうのを意識的に表現しましたね。

 

よく褒めて頂けるのが、最初と最後。

最初みやこさんがスーツでテクテク歩いていて道頓堀のところでふっと振り返って作品が始まって、最後には仕事終わりな感じでテクテクって家に帰ってきてただいま~って言って、「テレどま見てる?」みたいな問いかけがあったりっていうストーリーは、

僕たちの日々はコロナにおいても変わらず絶対進んでいくじゃないですか。そんな日常の中で開催方法が例年と変わったどまつりがあって。開催方法変わったけど、やっぱりみんなどまつり楽しんでますよね?みたいなのを作品観て、今自分がテレどまつり見てる側になったときに、あ、そういえば私・僕、テレどまつり楽しんでるわぁっていうのを、メタ的に感じて取ってもらえたらいいな~と思ってああいうスタイルにさせて頂きました。

 

ーーーお客さんの視点にちゃんと立って作品づくりをされてるんだなって今お話を聞いて思いましたね。けっこう「これが言いたいんだ!」っていう一方通行な表現をするようなチームってあるもんですから、お客さんの立場でこういう風に見てるんじゃないかとか、そこを想定しながら作品をつくるっていうのは多分とっても参考になると思います。

 

そういちろう : さっきの話と同じになっちゃいますけど審査で勝ちたいんやったら、

「審査要項」「観ててどう思うか」の2点。

観ててどう思うかの主体は「〇〇の審査員さん」という意識も大切かもしれません。お祭り、演舞形式、1次2次とかで大きく変わってくるので。

僕はそういうスタイルで作品をつくっちゃうタイプなんであくまで自分たちがやりたいことは一応このへんにあるよ~くらいです。それを審査項目に沿って表現させてもらってますみたいな。そんな感じで作品づくりしてます。

 

今回は特に感情移入もしてもらいたかったですね。

観てる側として入り込めるかどうか。映画でも本でもなんでも感情移入できない作品っておもしろく感じれへんっていうか、どんだけストーリーとか構成が練られててもなんかこの主人公あんま好きになられへんわ。って思ったら僕そこでやめちゃうんですよ。

そっち側に立てたら、多少ストーリーとか表現がぎこちなくてもすごい入り込めるっていうか、応援したくなるっていうか、楽しめると思うんですよね。そこはすごい作品も意識してますし、SNSとか、嘉們がチームとしてどう思われていたいかっていうのは意識して、色んな発信とかも行ったりしていますね。

 

ーーーーー

 

第5回は以上です!

前回のどまつり大賞のお話と通ずる部分がありますが、審査要項を把握すること。

そして「テレどまつり」という例年とは違ったお祭りのスタイル。

その両方に共通するのは「お客さん目線」「お客さんも楽しめるように」という意識。

 

会社で言えば「商品志向」ではなく徹底した「顧客志向」の考え方が嘉們さんの作品づくりの根底にあるのではないか、ということでした。

その顧客志向と商品(自分たちがやりたいこと伝えたいこと)志向のバランスが上手いなぁーってお話を聞いていて思いました。

 

さて、いよいよ次回がラストです!!

これまで5回のインタビュー記事を総括するような、嘉們さんを支えるチームマネジメントについてのお話です。

 



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この記事を書いた人

どまっぷブログ編集マン。大学生の時によさこいを一目見て「これだ!」と思い大学生活を捧げる。その後ダンスや舞台経験を経て振付師として活動しつつどまっぷ記事書いています。

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