もうね。
あっという間ですね!!
半布里さんのインタビューも今回でラストです!!
第三回目ラストとなる今回は、
- インタビューしていたタイミングでtwitterで公開されました新曲のこと
- 題材探しのこと
- 個人的に気になっていた古川祭のこと
などなど単純に聞いてみたいことをインタビューしました!!
新曲「王道」について聞いてみた
新曲「王道」今言える範囲で教えてください!
まずは初披露はいつの予定ですか?
毎年犬山踊芸祭で初披露です。
それでは犬山踊芸祭、新型コロナウイルスの関係で開催されるか否かというのはかなり重要ですね。
他に公開できる範囲内で教えていただくころは可能ですか??
テーマとか!!
※2020年の犬山踊芸祭は新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令に伴い中止となりました。
今まで半布里は高山祭や、「大一番(2018)」の古川祭、「魁(2016)」は信長まつりだったりと、「祭り」の印象が強いのでは、ということがあります。
今回20周年なのでそれらを全部1つにまとめ
「これが半布里の祭り」
というものを表現しようとしています。
具体的には古川祭りに始まり、サビは高山祭、ラストは全部ひっくるめた半布里祭りを表現しようと。
20年という積み重ねの中で作り上げる半布里祭りですね!!
ところで古川祭りってどんな祭り??
ところで古川祭りというのは、、、あのー・・・(無知)
天下の奇祭。
やんちゃ祭りですね。
それをテーマにした「大一番」自体はすごくウケが良かったね。
(Google検索しながら・・・)ユネスコ無形文化遺産(2016年に登録)。
起こし太鼓というのはどのようなものですか??
そう、太鼓に乗って上から叩くっていう。
かなり迫力がありますね!!
やはり高山祭り然りこの古川祭然りこういうお祭りにチームの人は見に行ったり参加したりしますか??
作品つくるために観に行ったりはしますね。
古川祭っていつ頃あるんですか?
4月ですね。
今年やりますかね??
Googleの画像みたけどめっちゃめちゃ濃厚接触だなと思って。
確かに確かに!!
※2020年・2021年と古川祭は2年間中止(神職・関係者による神事のみ)となっており、2022年3年ぶりに開催となりました(規模縮小)。
「天下の奇祭」と呼ばれる所以
ところで古川祭の何が「天下の奇祭」と呼ばれるのですか?
国府宮のはだか祭も天下の奇祭と呼ばれていますが。
起こし太鼓と屋台の引きぞろえですね。
あと竹に乗るのもどう考えても奇妙だよね。
竹に乗るというのは・・・。
それぞれの自治会が持っている竹を持って走って起こし太鼓に近くに行けるかの競い合いで、
一番近くに寄せた方が勝ちみたいな感じなんです。
で、その竹をどこかまで行くとその竹を立てて、そこに人が腹ばいに乗るっていう。
動画の7:35あたりに太鼓が括り付けてある竹を起こし太鼓の方に寄せに行ってます。
また、3:40あたりで各々竹に乗っています。
半布里さんの作品で実際に竹に乗っていたものはこちらから来ていたんですね。
これはでもすごく腹筋に力をが要りますね。
そんな簡単にはできないですよね??
野生児みたいな人が乗ってるからね笑
運動神経が良い人が乗ってます笑
題材の探し方
「古川祭」をテーマに今回「王道」をつくられているということですが、古川祭は岐阜県飛騨市のお祭りです。
ただ半布里さんは岐阜県加茂郡富加町を拠点に活動されていて、演舞前のチーム紹介でも「岐阜県富加町」ていうアナウンスをされているのでみなさんその名前は知っていると思います。
そこでズバリ聞くのですが富加町の名物、名産ってどのようなものがあるんですか??
実際どんな街なんだろうって思って。
これまでに何度も地域性を考えて富加を掘りつくしたんですが、
(題材となるものが)何もなかったっていう結論になったんです。
だから(作品づくりのテーマを)岐阜に広げたんです。
富有樂猩さんみたいに「富有柿」とかがあるわけじゃないので。
だから逆に「富加と言えば半布里」にしていこうっていう感覚になってる。
チーム名の由来になった「半布里戸籍」もありますがあくまで「戸籍」なので作品づくりとしては難しそうですしね。
でもチームの活動地域はあくまで富加町ということで地元ありきということですね。
そうですね。
正直富加町の半布里さんが高山祭りや古川祭、長良川の鵜飼いなど、
富加町を越えて「岐阜県」という枠でやっているところに疑問感じていた時期があったんです。
でもそれはそういうことなんですね。
最初それでいいのかっていう気持ちもありましたけど、
仕方ないねって。
昔信長をテーマに作品を作った時も、ほんの少し富加町が関係してるというだけでやりましたからね笑
必死に調べて作品作りました。
けっこうそういう地域性がないというかめぼしいものがないっていう地域は正直作品づくりにおける題材探しに苦労しているんだろうなって印象があって・・・
絶対そうだと思います。
広げよ笑
そう、広げた方がいいってことですね。
ただイキナリ広げるんじゃなくてあくまで半布里さんのように、
地元をくまなく掘り下げた調べた結果なかった、っていう場合のみですけどね。
安易にひょいと全然違うエリアのものを拾ってくるのは違うかなと思います。
「王道」PV
(実はインタビュー中に「王道」のPVが公開されました)
ちゃんと12時きっかりに上がってる!
そりゃもう、待ってました!ていう。
あげたくてうずうずしてたので。
すごい今twitterのいいね!がリアルタイムでめっちゃめちゃ付いてますね!!
PVかなりこだわってますね。
これはチーム内で撮影、編集したんですか??
動画は元騒屋の半布里メンバーの後輩がやりたいって言ってくれてお願いしました。
え、ちょっと待ってめっちゃかっこいい!
何これ!
ちゃんとした編集ソフトで作ってるみたいです。
1年程前に騒屋のPVがすごいバズったらしくそれと同じ人が作ってくれました。
これ!「二十」から「王」って。
わかりました??
「二十年の道」だから「王道」って。
これはバズりますね。
あと今後この編集者今後動画編集の仕事増えそうですね(笑)
クオリティ高いですよね。
だから今年半布里自体いい感じに行くんじゃないかっていう、体制然りこういうの然りだったんですが、
そんな中コロナにやられて。。。
せっかくいい感じに勢いづいたのにっていう。
まぁこればっかりはしょうがないですけどね。
第3回は以上です!!
インタビュー時は新型コロナウイルス感染症の影響で先行きが不透明な状況でしたがそこから2年を経て・・・
第24回にっぽんど真ん中まつりどまつり大賞誠におめでとうございます!!
今回は2年半前にインタビューさせていただいたものをリライトさせていただきました。
というのも、当時お話していた作品「王道」で今回どまつり大賞を受賞されたということで今回このような形を取らせていただきました。
2年越しの王道
20年越しのどまつり大賞
7月に兵庫県神戸市で開催されたSailingKOBE2022でも大賞を受賞され、チームとしてもとても勢いづいた状態でのどまつりだったのではないでしょうか。
ただもちろんそれはあくまで燃料が投下されたに過ぎず、
20年という節目、そしてそこでどまつり大賞を獲りたいという強い想いがあってこそだと思います。
「これが俺たちの「王道」だ!!」
それをばっちり舞台上で示していただきましたね。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
半布里さんもありがとうございました!!
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