みなさんお待たせしました。
寄稿です!!
第23回にっぽんど真ん中祭りを純粋にイチ視聴者として楽しんだ、
最早どまっぷブログの観戦記ブロガーと言っても過言ではない、Sさんに今回もお祭りの感想を書いていただきました。
まっぴん中の人はさ、
実際どまつりも出ているし今はどまつりに出ているチームの振り付けもしているしお知り合いもたくさんいるので若干そういう意味ではそちら側の人間なのでどうしても偏った観方になってしまいいます。
でもSさんは純粋にイチよさこいが好きな視聴者なのでそんな目線から観戦記を書いていただいてそれが好評なのです!!
今回どのような観方をして、どのような感想だったのか、みなさん自身の感想もよかったら教えてくださいね!!
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今年も第23回にっぽんど真ん中祭りが大盛況のうちに幕を閉じました。
去年は「このオンライン形式は今年だけの特別なもの」と思って見ていましたが、まさか今年もオンラインを主軸にした開催になってしまうとは予想外でした。
お祭りのオンライン化も定着して1年が経ち、(オンラインの)観客としても目が肥えてきました。
そんな自分がまた今年も、
気持ちはみんなと、物理的にはひとりでどまつりをどのように楽しんだのか?
紹介していきたいと思います。
目次
0日目:準備編
・テレどま飯
昨年、演舞以外で強く印象に残ったのは、飲食物の大切さです。
ありがたいことに家族が差し入れてくれたり、自分でお湯を注いだりして用意しましたが、演舞に見とれ食べる機会を逃して放置してしまい、その結果砂を嚙むような気持ちで咀嚼した記憶があります。
ひとりでこもって延々と動画を見ている時に口にするものがまずいとテンションが下がります。
なので今年はその点にも留意して、味の劣化しにくい食べ物をあれこれ買い込みました。
冷めてもおいしいテレどま飯
・タイムテーブル
逆に肝心のタイムテーブルについては、今年はほぼノーチェックでした。
何度見返しても、
どうせ全部見るんだから
という気にしかなりません。
久屋大通会場が無観客と発表になる前は、どのように観覧しようかと思案していたものですが、その必要もなくなってしまいました。(ちなみに栄のネットカフェを拠点に、生演舞を見に行ったり戻って配信を見たりしようと考えていました。ひとりで。笑)
昨年の失敗談として、
「(自分の嗜好的に)ここは見なくても大丈夫」
と目を離した時に限って、コメントがバズっていたというものがあります。自分の見る目のなさにめまいがしました。
ひとりで見ているので盛り上がりについていけないと寂しいです。
・SNS
どの公式アカウントも開催前から趣向を凝らした紹介をしていて、それを見るだけで段々とお祭り気分になってきます。
去年の事前告知でどれほど多くのチームに興味が沸いたでしょう。
今年も同様に、「こんなかっこいいチームあるんだ!見なくては!」とまんまと戦略にはまりました。
そういえば去年は「いいね」ひとつ推すのにタイミングをはかっていたものですが、1年の間にすっかりツイ廃になり、全く気にしなくなってしまいました。笑
1日目:8月26日(木)
今年は少し気持ちの距離をおいてドライに観覧しようと思っていましたが、
グループAからいきなりの大熱戦で一気に引き込まれました。
前のめりにパソコンを凝視したり、笑いをこらえて腹筋が痙攣したりと大忙しで、興奮するとともに
これが4日も続くの!?
と先行きが少々不安になりました。
「未発表動画であること」というルールもあるし、今年はある程度想定してみなさん早くから準備をされていたのでしょう。凝った動画ばかりで感心しきりでした。
しかし、冒頭にも書きましたが、この1年いろいろなオンライン祭りを見て、少々目が肥えてきました。
昨年はどれを見ても新鮮な感動がありましたが、今年は割と早い段階から動画を見るということに、少しお腹いっぱいになってきました。
それでたまに離席していたのですが、戻ると今どのあたりなのか追いつけなくなりますよね?
なので動画の下に透過でブロック・演舞名・チーム名などがあるといいなと思いました。
誰もが張り付きで見るわけではないので、これがあるととても親切だと思います。大変だと思いますが、これはぜひ主催に統一したものを入れて欲しいです。
なおそれを見越して作品に入れてくださっているチームさんはもちろん、どのシーンにも衣装や道具のどこかからチーム名が見えるように工夫しているチームさんは、オンラインのなんたるかを知り尽くしていてすごいなと感心しました。
2日目:8月27日(金)
タイムテーブルのチェックをしていないと言いましたが、事前予想ではこの日が一番見たいチームの多い日です。
きれいにバラけているので、「ちょっと離席」はできてもたくさんはできないようです。
そしてふたを開けてみると、しかしというかやはりというか、ほとんど張り付きになってしまいました。
そしてまたティッシュの出番です。(ドライに観戦とは)
推しチームが尊かったらそりゃあ泣けます!!(開き直り)
もう、このチームを見たら泣く。
そこに生きて立っていてくれるだけで泣く。
演舞に関しては揺るぎない信頼があるので、今年も素晴らしい作品で感動を与えてくれた、それで泣いてしまいます。
いつかめでたくリアル開催された時、もしパレードで目の前のお客さんが目をうるませていたとしても、虫歯かなとでも思ってスルーしてください。
こらえきれる自信がありません。
3日目:8月28日(土)
すでに2日間、仕事よりも長い時間座ってパソコンに向かっていたので、身体がガッチガチで、全身の痛みとともに8時半ギリギリに起床しました。
どまつりは楽しみなのですが、パソコンに向かうのを気が重く感じてきました。
しかし今日は、「祭REBOOOT!!」で好きになった関東のチームさんがたくさん予定されています。
痛む腰を抱えてパソコンの電源を入れます。
いや、関東勢だけじゃないよね!?
おかしい。昨日より座りっぱなしです。
演舞順が完全抽選なのは知っていますが、土日だから目玉チームが集中しているのではと勘違いしてしまいます。(木・金のチームさんすみません。)
この期間はとてもお天気に恵まれましたね。
「この天気なら洗濯が3セットはいける」と思いながら外の快晴を眺めていました。
大変申し訳ないことに、去年は企画の時間に所用を済ませていましたが、今年はすっかり祭nine.さんの虜になってしまったので、企画も余すところなく見続けていました。
そんな中、すき間を見つけて四日間この記事を書いていました。
それに加えて順次更新するどまっぷさんのファイナリスト画像も作成させていただきましたが、この日が一番時間が取れませんでした。
1日目に「少しお腹いっぱい」と思ったのは、2日目が見たいチームが一番多い予定だったのは、一体なんだったのでしょう。
スピードが命のファイナリスト画像。楽しんでいただけましたか?
4日目:8月29日(日)
5時半に起きて自分がびっくりです。
出場するのかと。笑
みなさんもそうだと思いますが、生演舞の中継はやはり別格でしたね。
推しとか前評判とかは全く関係なく、これは必ず見ました。
もう本当に、どれだけ生演舞に飢えているのか、リアル開催を欲しているのか。
出演するチームの人数が以前より少し減っていれば復活を期待して応援し、
2年ぶりでも遜色のない演舞を披露してくれればよくぞ戻ってきてくれた!という気持ちで盛り上がりました。
演舞前の「よろしくお願いします!」、
フィナーレの雄叫び、演舞後の「ありがとうございました!」全て聞こえました。
惜しみない拍手もし、気持ちは最前列でした。
そしてもちろん、出場を辞退されたチームについても最善の判断だと思います。
祭nine.さんをはじめいろんな方々がおっしゃっている通り、出場に是非はないです。
そのチームが出られると思ったタイミングでぜひご披露ください。
その日を心待ちにしています。
さて、無観客でも相当な感染対策が施されていたようですね。
それを忠実に守った出演者と観客の
「市街地開催を絶対に成功させよう」と一丸となる気持ち。
これまで継承してきたどまつりの歴史に、確かに新たに加えられる美点となるでしょう。
実は、現地に行けばゆるく入れるのではと思っていましたが、中継を見ている感じでは全くそんなことはないようで、その徹底ぶりはさすがだと感心しました。
この成功を糧に、全国の様々なイベントのモデルケースになればと思いますし、来年もしまだ状況があまり改善していなかったとしても、今年よりさらに多角化した形式になるといいなと思いました。
364日目:来年へ
2年目のテレどまつり、みなさんはどのように感じましたか?
どのような作品が気に入りましたか?
来年以降は通常開催になるはずだから、その分析は必要ないですか?
2年目にして自分が思ったのは、動画でも生演舞でも、チームの方向性は変わらないなというものです。
ふんだんに予算をつぎ込めるチーム、代わりにふんだんに時間をかけられるチーム、斬新なアイデアを次々に披露するチーム、原点である踊りに重点をおき練習に熱量を注ぎこむチーム……。
優劣も王道もないと思いました。
どのチームも真摯によさこいと、どまつりと向き合って特色を活かした表現をしており、
観客はそれをまっすぐに受け止めていましたね。
オンラインを主軸にした開催は本意ではなかったかもしれませんが、全てのチームの熱意は必ず伝わったと思います。
来年はどのような形式になるのでしょうか?
「あの2年間は特別だった」となるのでしょうか?
いずれにせよ、どのチームも変わらずまた持てる最高の演舞を披露してほしいと今から期待をしています。
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以上です!!
いかがでしたか??
みなさんのテレどまつり感想もぜひ聞いてみたいですねー!!
今回改めて気付かされたのは、
先日ブログに映像作品の特色として、「伝えたいことを演舞以上に伝えられる」ということを書きました。
でもそれは言ってしまえばチーム側の話であり、どまつりを楽しみにしているお客さんからすればもちろんそこも大事ではあるんですけどそれよりも
実際に、生で、目の前で、汗をほとばしらせながら踊る様が観たい
チームや踊り子と同じようにお客さんも映像ではなくリアルお祭りを楽しみたいんですね。
ってか踊り子は撮影のために少しの期間でも実際に集まって踊る機会がありましたがお客さんはずっとお預け状態なので尚更です。
(Sさんのように飛び回っていれば話は別ですが笑)
まだ緊急事態宣言とかまん防とか、日々の感染者数とか、油断はできませんが、10月以降徐々にリアル開催(観客の有無問わず)のお祭りやイベントが予定されています。
今回の市街地開催プログラムのようにお祭り側、チーム、そしてお客さん、みなさんで一致団結して感染対策を行いながらそれぞれのお祭りの成功に向けて協力し、徐々にいい流れにつないでいければいいですね!
最後に、
Sさんは今回はファイナルまとめ画像の製作や、大賞を受賞された夜宵さんの画像も製作していただきとても助かっています!!
(改めて夜宵のみなさん大賞おめでとうございまっぴん!!)
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