どまつりの感想その②!!
今回はテレどまつり(映像作品)について。
昨年から始まったテレどまつり。
昨年のどまつりを皮切りに全国で映像作品のオンラインお祭りが各所で開催されましたね。
それら全国各所で開催されたオンラインお祭りでの映像作品。
そしてテレどまつりの映像作品。
これらはみなさんもお気づきの通り別物です。
今回はそれについて書きますね。
来年どまつりがテレになるかどうかわかりませんけどもそれの対策になるかも!?
ならないかも(笑)
目次
1. どまつりチームには映像作品が合っている
映像作品には2つの作り方・魅せ方がある
映像作品って大きく2つのつくり方があります。
〇 演舞ベース
→ 踊ってるところをベースにカメラアングルを変えたり場所が変わってたりっていう映像
〇 テーマベース
→ テーマやストーリーやメッセージをベースにイチから作っていったところ
ファイナルに残っているチームは後者のテーマベースが多かったかなと思いました。
つまりいわゆるストーリー仕立ての作品ですね。(厳密にそうじゃなくても括り的に)
どまつりを本祭としている、もしくは本祭に近い熱量で取り組まれているチームにとって”映像”での表現というのはすごく合っているんですね。
というのもこれはもしかしたら賛否あるかもしれませんがどまつりチームの演舞の全体的な傾向って劇場型じゃないですか。
例えが正しいか分かりませんが「コンサート」と「ライブ・フェス」の違い、「映画」と「舞台」の違い、なんじゃないかなって。
・・・ニュアンス伝わります??
どっちが良いとか悪いとかではなくて。
伝えたいことを最も伝えることができる手段
最近twitterのスペースでもお話する機会があったのですが結局自分たちのチームの演舞(今回の場合映像)で「何が伝えたかったのか」ということをまっぴん自身は最も意識しているんですね。
これは「審査について」っていうことで後日ブログでも書くのでここではさらっと書きますけども、
全ての表現には相手がいる、んですよね。
絵でも舞台でも映画でもドラマでも。
なので極論、どまつりチームのその劇場型の作品って本来の表現の目的である
「作品のテーマとかメッセージとかを伝える」
ということから考えると時には踊りだけでは不十分な場合があります。
踊りからみなさん入ってるから踊ることが前提になってはいますが。
それこそシーンの切り替えとか曲の尺の都合とか衣装替えのタイミングとか大道具出すタイミングとかみなさん今まで苦労されてるじゃないですか毎回毎回。
曲という”箱”が既に決まっているからその中になんとかして振り付けと衣装替えと各種道具のタイミングを理路整然になるように詰め込む。だから時には少し妥協しながらつくることもあるあるです。
ほんとはこのタイミングで〇〇したかったけど尺のこともあるししょうがいなよね・・・みたいな。
または「伝える」という前提で考えた時にどうしても「ここは言葉で説明したい」みたいなことも中には出てくるじゃないですか。
それが映像だと全て解決されます。
0.1秒前までそこにいなかった人が瞬時に現れたり
瞬時に衣装替えしたり
各シーンに合わせた背景で踊ることも
曲途中で止めても
突然喋り出しても
踊らなくても
エフェクトも自由にかけ放題
全て思いのまま。
表現の幅がかなり広がるんですね。当たり前なんですけど。
それは映像としての魅力なのでやらなきゃ損ですよね。
舞台では絶対にできないことなんで。
だから映像作品はチームの伝えたいことを最も伝えることができる表現方法なんです。
演舞よりも。
そこをまず理解すべきだと思いました。
どまつり中YouTubeのチャットで「引きの映像がー」とか「全然踊ってないじゃんー」とかあったのですが違うんです。
映像作品は演舞の延長ではないのです。別モノ。
テーマとかメッセージを伝える手段としてそれが映像なのか踊りなのかの違いということです。
感じた違和感
っていう視点でテレどまつりの各チームの作品を観ると、
〇 このシーンの意味は?
〇 すごくいろんなチームが同じような場所で踊ってるなぁ
〇 かっこいんだけど!すごくかっこいんだけど・・・!
みたいな違和感を感じる作品もありました。
ただロケーションが良いいわゆる”映える”スポットで撮ればかっこいいよね、っていうのもなかなかあったと思います。
例えばテレビ塔前、名古屋市科学館のプラネタリウムの前。
特にこの2つはすごく観ました。
また各地の神社仏閣関係も多かったですね。
って思うんですけどそれで感想が
「すごかったー!!」
「かっこよかったー!!」
だけなことが多く感じてしまいました。
こちらに感受性が足りかなかったのかもしれませんが・・・(-_-;)
2. それぞれの魅力
ただだからと言ってどまつりに出る全てのチームが映像作品の方がいいかと言われたらそうではないです。
伝えられることを伝えられる、という映像のメリットはありますがチームのテイストやテーマなどによっては映像よりも生演舞の方が、群舞で踊った方がその熱量が伝わるチームも多くいらっしゃいます。
語弊があるかもしれませんが“お祭りしてるチーム”っていうところでしょうか。
だから今回のテレどまつり。
映像作品だから際立ったチームもあれば
演舞だから際立つチームもある
本質を理解して両方でも際立つチームもある
映像とリアル演舞にはそれぞれの魅力があるので、そこを理解しているチームは純粋にどちらでも強いなーと感じました。
3. とは言え祭りがしたい
だから今後コロナウイルス次第ではありますけど、リアルお祭りが開催してお客さんも自由に観て楽しめる、お祭りできるようになったとしてもテレどまつりは今後も是非続けてほしいなー!と感じました。
まっぴんが考えるのは2つ。
A案 : テレどまつりベースで市街地開催プログラムのチーム数を増やしての開催
B案 : 今年で言う市街地開催プログラムベースで別日か同日かはさておきテレどまつりも合わせての開催
まっぴんはB案です。
以前「劇場版どまつり」っていうのをホールで開催されていたのでそれをテレどまつりにしても面白いのかも!!
演舞ではこういう魅せ方だったけどそれが映像だとどうなるんだろう??っていう今までとは違った映像と演舞両方からの表現が出来るっていうのはチームもお客さんも魅力的だと思いますしね!
今後のどまつり、また秋以降のお祭りにも期待しましょう!!
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今回は以上です!!
次回は毎回恒例のイチ視聴者からのどまつり観戦記です!!
いつもすんごい評判のいい観戦記なのでそれもお楽しみにしててくださいね(^^)/
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